《フューチャー・ブレイン》 [編集]

フューチャー・ブレイン UC 水文明 (3)
呪文
カードを3枚引く。
相手はコスト3以下の呪文を1枚、自身の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしなければ、相手はカードを1枚引く。

DMEX-18で登場した呪文

《T・T・T》と同じく3マナで3ドローできるが、単色で唱えやすい反面、相手にはコスト3以下の呪文コスト踏み倒しか1ドローを許してしまう。

相手が踏み倒せるコスト3以下の呪文には《フェアリー・ミラクル》《T・T・T》といった錚々たる面々が揃っている。そのため、なるべくフルクリーチャーかほぼクリーチャーのデッキ相手に使うと良い。登場直前では【我我我ブランド】のようなフルクリーチャーデッキが環境の中心の1つとなっているため、自軍が被るデメリットをなるべく少なくする使い方は期待しやすい。

単色ドローソースを重用する【ライベルモットループ】のようなデッキに適していると言える。

ルール [編集]

環境において [編集]

DMEX-18期にこれを1枚入れた白青型の【ナウ・オア・ネバーループ】アドバンスチャンピオンシップで4位入賞した。そちらのデッキはメインデッキ1枚積みのカードが16枚、《ロジック・キューブ》とその相互互換が合計7枚という、銀の弾丸による対応力を極限まで高めた型であった。先に《ファイナル・ストップ》呪文ロックを行えば、このカードを純粋なフィニッシュループ用のライブラリアウト手段として利用することができる。

比較対象 [編集]

カードイラストについて [編集]

背景ストーリーにおいて [編集]

  • 川崎大輔氏により、当カードのフレーバーテキストで描写されている世界は「既知の世界」であることが明言されている[2]
    この情報の提示を受けてファンコミュニティ内で「ドラゴン・サーガ革命ファイナルで描かれた世界線 (いわゆるDS世界) なのでは?」という推測が広まった際には、同氏は「直接的にはDS世界の描写ではありません」と述べ、12のプログラムが存在しない、というよりは機能していない世界であると補足した[3](なおこの際、そもそもDS世界に12のプログラムが存在していたのかどうかという問題については保留している)。

サイクル [編集]

DMEX-18のフューチャー呪文サイクル。いずれも未来フレームかつ、DMRP-06でフィーチャーされた呪文名称カテゴリに所属している。
フレーバーテキストでは、「もしも各文明のアイデンティティ形成の根幹に関わる要素が欠けていたら」というif世界線の様子が描かれる。

自然には存在しないが、《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》が未来フレームかつこれらと似たフレーバーテキストを持つ。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 2つ目の能力について

Q.相手の《偽Re:の王 ナンバーナイン》がバトルゾーンにいる状況で、相手は《フューチャー・ブレイン》を唱えてカードを3枚引きました。自分は呪文を唱えられない状況ですが、手札にコスト3以下の呪文があれば、それを唱えようとして、カードを引かないことを選べますか?
A.いいえ、今回の場合、必ずカードを1枚引くことになります。カードの使用が禁止されている場合、使用するカードを選ぶこともできません。
引用元(2022.02.18)

Q.相手は《フューチャー・ブレイン》を唱えてカードを3枚引きました。その効果で、自分が《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》の呪文側を唱えた場合、自分はその効果で、相手が唱えている《フューチャー・ブレイン》を相手の山札に加えてシャッフルできますか?
A.いいえ、《フューチャー・ブレイン》は山札に加えられません。唱えた《フューチャー・ブレイン》はどこでもないゾーンにある状態で《お清めシャラップ》の効果が解決されますので、山札に加えられません。

+  (総合ルール 409.1a)

引用元(2022.02.18)


[1] デッキにドラゴンを一枚も採用しないことが条件
[2] 参考: 2022年2月21日付ツイート
[3] 参考: 2022年2月22日付ツイートおよび同ツイートのツリー