進化(しんか)クロスギア [編集]

クロスギアの上に重ねて場に出すカードの種類。DM-17での登場以降姿を見せなかったが、DMC-45で再登場した。
《グランドクロス・カタストロフィー》《ツナミ・カタストロフィー》などが有名。

ツナミ・カタストロフィー VR 水/闇文明 (4)
進化クロスギア
進化−自分の水または闇のクロスギア1枚の上に置く。
これをクロスしたクリーチャーのパワーは+2000される。
これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、カードを2枚まで引く。その後、相手は自分自身の手札を2枚選び、捨てる。

現在、進化クロスギアはすべてレインボーカードで、DM-17収録のカードは全て進化元がそれぞれの進化クロスギアが持つ文明のクロスギアである。

2枚のカードが消費されるため、通常のクロスギアより強力な能力を持つが、破壊されたときのディスアドバンテージは大きい。しかし、クロスギアを対象とした除去は環境では使われない上、単体を相手にしたカード指定除去を受けても進化元は残る。

  • 下にあるクロスギアの能力はすべて失われる。クロスするときには上にある進化クロスギアの方のコストを支払い、下にあるカードのコストを足す必要はない。
  • クリーチャーにクロスしてあるクロスギアから進化させるときは、そのクリーチャーにクロスされた状態でバトルゾーンに出る。
  • 進化元がパンプアップさせるクロスギアの場合、進化させることで逆にクロス先のパワー低下を引き起こすことがある。プレイングには注意。

背景ストーリーでの活躍 [編集]

謎の大爆発により発生した五大文明の大戦。光と闇の激突。サバイバーの侵攻。古の龍の復活。融合文明と単色文明の対立。仙界から復活した王の圧政。そして、存在しない「第六の王」の奇跡から200年。

古来の英雄が転生する中、戦士たちは魔導機械への畏敬を忘れ、その性能はとどまることを知らずに発展し続けた。
各文明はクロスギアの開発と対策に迫られたが、古代兵器を元に造られたクロスギアには未知の部分があまりにも多く難航。
混迷する戦いへのストレスが頂点に達した頃、五つの魔導機械は発掘された。

各文明は競ってその魔導機械を戦場に投入したが、あまりに強力すぎた力はとても制御できるものではなく、これらの暴走によって大地が焼け海は荒れた。
コントロールできない力に生命の危機を感じた各文明ではクロスギアの処分が相次いだ。

遂には暴走を続けるクロスギアが衝突。その膨大なエネルギーによって時空の裂け目『ユニバース』が出現。
あらゆるものをブラックホールのように飲み込むユニバースによって世界は『フィオナの涙』や『アカシック7』など僅かな名残を残して消滅することになる。
ユニバース出現の引き金となった五つの魔導機械も同様に飲み込まれ破壊された。

かろうじて生き残った者たちは僅かな希望に縋って禁忌とされた東方血土への移住を決断。

それから一万年の時が過ぎ、ユニバースからの侵略者『フェニックス』が現れ、次世代の戦争が始まることとなる。

その他 [編集]

  • 進化クロスギアには『クロスギア:』で始まる使い方のテキストが書かれていない。
    • クロスする際のコストやバトルゾーンに残る点など、進化して出す事以外は進化元であるクロスギアと特に変わらない。その上、大抵の場合は進化元に使い方が記載してあるのであまり気になる点ではない。

進化クロスギア一覧 [編集]

背景ストーリーのラスボス [編集]

参考 [編集]


[1] 《巧みなアリスティー》のフレーバーテキスト参照。
[2] 《海郷 エマジェン-1》のフレーバーテキスト参照。