《サファイア・ウィズダム》 [編集]
DMX-24で登場した光/水の進化エンジェル・コマンド/スターノイド。 クリーチャーの召喚及び呪文に反応する置きドロー能力と、相手に対し自分の手札の枚数以下のコストのクリーチャーの召喚及び呪文を封じるロック能力を持つ。長年謎のベールに包まれていたサファイア・ウィズダムが満を持してカード化。 相手がクリーチャーや呪文を唱えるたびにドローができるというのは、規律を持たず知識のみを欲するという水文明らしい性質を表したものだろう。背景ストーリーで語られていた知識欲旺盛な性格が、豪快な置きドローとして表現されている。また、その増やした知識、つまりは手札の枚数によって相手をロックするという光文明らしい能力も併せ持つ。 しかし、決して軽くないこのクリーチャーを出す過程で相当量の手札を消費している可能性が高く、手札依存の拘束力はやや不安定。しかも光の重量級システムクリーチャーには定番の《聖霊王アルファディオス》を始め、コスト踏み倒し手段を備えている《超九極 チュートピア》や《聖霊王アルファリオン》など対抗馬も多い。能力は個性的だが、フィニッシャーとして差別化が強いられることも少なくない。 変わったところでは《マーシャル・クイーン》のフィニッシャーとしても一考に加えることができる、《マーシャル・クイーン》の効果により《ヘブンズ・ゲート》、《転生スイッチ》、《深海の伝道師 アトランティス》の三枚を踏み倒すことにより《ヘブンズ・ゲート》の効果で《知識の精霊ロードリエス》を含むブロッカー二体を踏み倒し、《転生スイッチ》の効果でコスト10の《アトランティス》を手札に戻して《サファイア・ウィズダム》をバトルゾーンに出す。次に《アトランティス》の効果で《サファイア・ウィズダム》以外のクリーチャーを全て手札に戻す、最後に《ロードリエス》の効果でドローを行うことで布陣が完成する。この布陣が完成した場合相手のマナより自身の手札が二枚以上多ければほぼ勝ちとなる。 自己完結したドロー能力とそれに伴うロックシステムは独特の使い勝手があり、大量の手札で相手を固める過程には他のカードにはない面白さがある。場に出すことに成功した際には、思いきり能力をぶん回してやりたい。 ルール [編集]
環境において [編集]効果自体は後に登場した強豪にも通用しうる制圧力があるものの、運用性を踏まえると永らく環境レベルには至っていなかった。 それでも、DMEX-04期にはこれを1枚投入した【白青黒超次元】がチャンピオンシップ2位入賞を果たしている。そのプレイヤーのデッキにおけるロック用の手札の供給は2枚投入した《時の秘術師 ミラクルスター》で行っていた模様。《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》の登場を機にメインデッキのクリーチャーでの1ショットキルすら稀でなくなった【白青黒超次元】らしい結果と言える。 DMEX-08発売直前にチャンピオンシップ4位以内入賞が相次いだ【白緑ファイブスター】における《鬼の轟き 参角》によって4ターン目に早出しできるフィニッシャーとして出世した。大量の手札が用意できるそちらのデッキとの相性は抜群である。 他のカード・デッキとの相性 [編集]
背景ストーリー・フレーバーテキストにおいて [編集]聖拳編の《バイバイ・アメーバ》、《ルナ・レーザーコブラ》、《俊速の使徒ナイアル》のフレーバーテキストに登場していた、上位存在。 規律を持たず知識のみを欲しており[1]、その欲求を満たすために各文明を支援、あるいは利用していた[2]。 アルカディアス家には、目的こそ不明ながら自身の知識を提供しており、《聖霊王アルファリオン》のパワーアップに一役買っている[3]。ここから始まる悪魔神との決着は「アルカディアス・バイブル」の失われた第7章に記されているようであり[4]、これをアルカディアス家側から支援したことになる。 DMX-24において同名の《サファイア・ウィズダム》として満を持してカード化。
その他 [編集]
関連カード [編集]
フレーバーテキスト [編集]収録セット [編集]
参考 [編集]タグ:
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