DM-12 「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合」 [編集]
聖拳編3つ目のエキスパンション。2004年12月25日発売。1パック5枚入りで価格は150円(税抜)。全60種類。現在は絶版。
パッケージイラストは《暗黒王デス・フェニックス》。
今回は漫画版で敵役のキャラクター、ザキラも登場している。勝舞以外のキャラも描かれるのは非常に珍しい。
新たな進化システムとして、2体のクリーチャーを融合させる進化Vが登場。
それによって召喚できる5体の進化Vクリーチャーのサイクルが、このエキスパンションの目玉である。
それらは総じて派手で豪快な効果を持つインパクトのあるカードばかりだったが、スペック的にやや実用性に欠ける面も。
また、進化Vとは別に、多色の通常進化クリーチャーであるデュアル進化5体が登場している。こちらはやや小型でビートダウン向きのものが多い。
有名なカードとして、
などがある。
収録されている非進化クリーチャーはすべて、このエキスパンションに収録された10枚の進化V、デュアル進化クリーチャーのいずれかの進化元になれる種族である。
それらは各文明の主力というより日陰だった種族が多く、このエキスパンションで枚数が増えて一気に顔ぶれが充実したものも。
ウェーブストライカーも前弾に続いて収録されており、中でも《星雲の精霊キルスティン》と《爆輪男》はウェーブストライカーの要となるクリーチャーである。
全体的に特徴ある能力を持ったカードが多く、120枚の基本的セットとはかけ離れた、まさに拡張エキスパンションといった内容になっている。コンボ向きのカードも多い上に、《フィーバー・ナッツ》や《処罰の精霊ウラルス》のように長い時を経て評価を得るに至ったカードもあり、どちらかと言えば玄人向きのセットか。このようなコンボ向けのカードが多い傾向は転生編まで続いた。
だからといって初心者向けの分かりやすいカードが全く駄目であったわけではなく、《レベリオン・クワキリ》のような癖のないビートダウン向けのカードもあった。
収録カード [編集]
参考 [編集]