D(ディー)機関(きかん) オール・フォー・ワン》 [編集]

Dの機関 オール・フォー・ワン R 水文明 (5)
D2フィールド
自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体、破壊してもよい。そうしたら、そのクリーチャーよりコストが最大2大きい、水の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札から出す。
(他のD2フィールドが出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
Dスイッチ:自分のクリーチャーが出て、その能力がトリガーする時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、その能力は1度のかわりに2度トリガーする。

DMR-22で登場したD2フィールド

自分のターン終了時にクリーチャー1体を犠牲にすることで手札からそれより2コスト大きい非進化獣をコスト踏み倒しする能力と、クリーチャーが場に出た時にcipを2回発動させるDスイッチを持つ。

コストとなるクリーチャーが必要とは言え、毎ターン自分のクリーチャーコスト踏み倒しできるのは強力。タイミングの関係上、最低1回でも能力を使用できるのは張り替えの怖いD2フィールドにとっては強みである。
例えばコスト4のクリーチャーから繋げれば、コスト6のクリーチャーを一足早く呼び出す事ができる。コスト6にはこのフィールドデザイナーズコンボを形成するパワーカード《禁断機関 VV-8》、双方の能力を合わせ合計最大4体のコスト踏み倒しができる《電脳大河バタフライ・ブランデ》ドラグナー《龍覇 メタルアベンジャー》《龍覇 M・A・S》などが控える。

また、Dスイッチは自分のクリーチャーcip効果を2倍にするという斬新な能力
こちらは《D2W ワイルド・スピード》とのデザイナーズコンボでもあり、2体のクリーチャーをコマンド化しながらコスト踏み倒しする事で《禁断機関 VV-8》の3枚の封印を一気に外すというものである。
他にも、《サイバー・G・ホーガン》《クイーン・アマテラス》といった強力なcip持ちに使うだけでも多大なアドバンテージに繋げる事ができる。

こちらは対象となるクリーチャー文明を問わない。前述の《龍覇 メタルアベンジャー》《龍覇 M・A・S》に限らず、あらゆるドラグナーを2刀流に変えることができる。わずか5コストcipを2倍にできるという能力がいかに凶悪かを堪能できるだろう。

また、十王編にてギャラクシールドが登場。ギャラクシールド4からこのフィールドを使うことで早いターンから大型獣を踏み倒せるようになった。

王来篇にてEXライフが登場。上手く行けば水のEXライフ持ちを恒常的に出すこともできるようになった。

ルール [編集]

Dスイッチの対象は「バトルゾーンに出たそのクリーチャーcip能力」であるため、バトルゾーンに出た事に反応する他のカード能力や、コマンドを出した際の封印の取り外しを2度行う事はできない。

環境において [編集]

関東の一部プレイヤーがこれを採用した【オボロティガウォック】を使用しており、チャンピオンシップ(オリジナル)3位を記録している。ブレイク後に《絶海の虎将 ティガウォック》をコストに《ニコル・ボーラス》を呼び出すことで相手に手札を与えずにターンを返すことができ、Dスイッチによるcip増加で幅広い戦術を行うことが可能。コスト踏み倒し先には《禁時混成王 ドキンダンテXXII》も存在する。マッドネスで出た《斬隠蒼頭龍バイケン》をコストにするという手もある。

【白青ギャラクシールド】のコスト踏み倒し戦術として組み込まれることもあり、【青魔導具】《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》を踏み台としてクリーチャー呼び出す運用で使われることも。

【青黒魔導具】《水上第九院 シャコガイル》を呼び出す目的で使われる場合もある。

2024年9月の中頃には、《族長の魂友 ワチャゴナ》で呼び出してから《族長の魂友 ワチャゴナ》を砕いて《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》《終末の監視者 ジ・ウォッチ》を高速展開する、【5色ギュカウツ】の派生形である【5色オール・フォー・ワン】なる型が43人参加のオリジナルのチャンピオンシップで優勝。

背景ストーリーでは [編集]

その他 [編集]

  • 「オール・フォーワン」とは「One for all, All for one(一人は皆の為に、皆は一人の為に)」のフレーズの後半部分。使用者のNo.2の心情から鑑みるに『全てはバサラの為に』と言った所か。

サイクル [編集]

DMR-22単色D2フィールド

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.自分の《Dの機関 オール・フォー・ワン》がバトルゾーンにある状況で、自分は「バズレンダ」の追加コストを4支払った《ウマキン☆プロジェクト》を出しました。《Dの機関 オール・フォー・ワン》の「Dスイッチ」を使った場合《ウマキン☆プロジェクト》のアイコン能力は6回使えますか?
類似例:《ソニック・IV・ワン》《凶鬼90号 ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」》の呪文側
A.はい、6回使えます。「能力を合計3回使う」状態の「バズレンダ」が2度トリガーするためです。
引用元(2021.12.17)

Q.自分は《Dの機関 オール・フォー・ワン》の「Dスイッチ」を使い、《アクア・サーファー》の「出た時」の能力を1度のかわりに2度トリガーさせました。
この時、《アクア・サーファー》の「出た時」の能力は置換されたイベントになりますか?
例えば、2度トリガーさせた《アクア・サーファー》の効果で《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》のような「離れるかわりにとどまる」置換効果を持つクリーチャーを手札に戻せますか?
A.いいえ、《Dの機関 オール・フォー・ワン》の「Dスイッチ」で2度トリガーさせた能力の効果は、置換されたイベントではありません。
例の状況で《支配の精霊ペルフェクト》を選んで手札に戻そうとしたとしても、手札に戻るかわりにバトルゾーンにとどまります。
置換されたイベントをさらに置換することはできません。ただし、《Dの機関 オール・フォー・ワン》の効果が置換するのは2度トリガーさせるところまでで、待機した効果自体は置換されたイベントではありません。
引用元(2023.11.17)