切札勝舞はマジック:ザ・ギャザリングを使いつづける [編集]コロコロアニキ2018年秋号から2021年春号まで連載された漫画。作者はコーヘー氏で、Wizards of the Coast社が監修・協力として携わっている。 当初の原作は『Magic:The Gathering』(以下MtG)を扱った漫画だったが、神殿編における白凰との最終戦からデュエル・マスターズ(以下DM)カードを使用した漫画へとシフトした。 しかし本作では、主人公の切札 勝舞がDMに転向せずにMtGを続ける事を選んでおり、原作とは異なる世界線のストーリーが展開されている。 原作は連載が進むにつれシリアスな漫画になっていったが、本作は純粋なギャグ漫画になっている。「生死を賭けた戦い」という要素を強めた、かつてのラスボスのザキラですら例外ではなく、「マジック:ザ・ギャザリング」を「マジンガー・ギャルソン」と言うボケをかましている。 DMというカードゲームの概念はたびたび出てくるが、勝舞がMtGをやり続けたことによって、ほとんど誰も遊ばなくなるほど廃れてしまっている。そのため、最初は原作通りDMを続けていた白凰も結局MtGに戻ってきており、ザキラもMtGで世界を征服することにしている。 ギャグ漫画ではあるものの、かつてのMtGの有名プレイヤーである、Wizards of the Coast社の社員の金子真実氏がアドバイザーに付いているため、デュエルの内容はしっかりしたものになっている。 カードプールは原作の時代のものではなく、本作の連載時点のものに刷新している。デュエル描写はわかりやすさを重視しており、複雑なコンボなどは省いているので、MtGのルールをほとんど知らない読者でも安心して楽しむことができる。 DMEX-08でMtGのコラボカードとして登場した《溶岩コイル》は、本作に対するコラボカードでもある。 参考 [編集]タグ:
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