禁断(きんだん) [編集]

以下の5つの意味がある。

  1. 禁断(クリーチャー名)→《禁断》
  2. 禁断(名称カテゴリ)
  3. 禁断(特殊タイプ)
  4. 禁断(種族)
  5. 禁断(種族カテゴリ)

名称カテゴリとしての禁断 [編集]

カード名に「禁断」を含むクリーチャーの名称群。DMR-23で登場した《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》により名称カテゴリとなった。

属するクリーチャーの大半は種族ソニック・コマンドイニシャルズ(あるいはその両方)を持つ。また《ドキンダム》関連のクリーチャー及び《禁断機関 VV-8》は種族を持たない無種族である。

命名ルールの関係上、《原罪の悪魔龍 グルデムボウ》能力《禁断》を宣言するとカード名に禁断と名の付くほぼ全てのカード手札に加えることが出来る。

「禁断」とあるクリーチャー

クリーチャー

進化クリーチャー

スター進化クリーチャー

進化サイキック・クリーチャー

禁断クリーチャー

最終禁断クリーチャー

「禁断」とある鼓動
「禁断」とあるD2フィールド
「禁断」とある禁断フィールド
「禁断」とある呪文
この名称に関連するカード
※全て《禁断》とある自分のクリーチャーのみを参照する。

特殊タイプとしての禁断 [編集]

DMR-19で登場した特殊タイプ
封印に関するギミックを持つのが特徴。

両面のものと片面のものの両方が存在する。
両面のものは、両方の面で禁断の特殊タイプを持つ。片面が非クリーチャー封印をつけて出、封印が全てなくなると、もう一方のクリーチャーの面に裏返すことができるのが特徴。
片面のものは基本的にクリーチャーがほとんど。出る時に封印を置き、それらをすべて外すことで攻撃できるようになる。

ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカードの一部がこれに属す。それ以外のものは、たとえ両面カードであってもデッキの40枚の1つとしてカウントされる。
当然、両面カードがゲーム開始時に山札にあってはゲーム進行に大きな弊害が生じるため、鼓動面に「ゲーム開始時に山札以外のどのゾーンに設置すればよいのか」ということが明記されている。

片面・両面共に、自身に封印を置く能力を持った面には、カードの枠に封印を置く目印として禁断文字の入った石板のような部分がある。そのため名前が2行になる場合もある。禁断解放後の面はカード枠に禁断文字がびっしり刻まれている。

カードタイプの枠は鼓動クリーチャーフィールドに拘らず共通のものが使われており、両端が二重の矢印のように三角に角ばっている。

  • 第三世代枠以降は他のものと変わらない仕様になった。

この項では主に両面を持つ禁断について解説する。

禁断〜封印されしX〜 禁断LC 火文明 (マナコストなし)
禁断の鼓動
この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。
この鼓動はバトルゾーンを離れない。
禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。
禁断解放後⇒《伝説の禁断 ドキンダムX》
ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード[1]
禁断〜目醒めの刻〜 P 火文明 (4)
禁断の鼓動
このカードは、ゲーム開始時の5枚の手札に含める。
この鼓動は、封印を4つ付けてバトルゾーンに出す。
禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。
禁断解放後⇒《禁断のドキンダム》

禁断を持つカードはバトルゾーンでは片面のみを参照し、バトルゾーン以外のゾーンでは両面を参照する。したがって、初期位置がバトルゾーンである《禁断〜封印されしX〜》クリーチャー面を参照するには6つの封印をすべて外し、禁断解放する必要がある。

伝説の禁断 ドキンダムX KDL 火文明 (99)
禁断クリーチャー:(種族なし) 99999
T・ブレイカー
このクリーチャーが禁断解放した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印をひとつ付ける。
コスト4以下の呪文によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。
禁断解放前⇒《禁断〜封印されしX〜》

初期位置が手札の5枚のうちの1枚である《禁断〜目醒めの刻〜》の場合は、そのままコスト9のクリーチャーとして《禁断のドキンダム》召喚しても構わない。しかし割に合わないので、コスト4を払い、封印を4つ付けて出すのが普通だろう。

禁断のドキンダム P 火文明 (9)
禁断クリーチャー:(種族なし) 9999
W・ブレイカー
このクリーチャーが禁断解放した時、相手のパワー6666以下のクリーチャーを1体破壊する。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分のシールドをひとつ相手に選ばせ、墓地に置く。
このカードがバトルゾーン、自分の墓地、または自分の手札以外のゾーンにあれば、墓地に置く
禁断解放前⇒《禁断〜目醒めの刻〜》

種族としての禁断 [編集]

DMSP-02より登場した種族。

伝説の禁断 ドキンダムX GS P 火文明 (99)
クリーチャー:禁断 99999
G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
このクリーチャーの召喚コストを90少なくする。
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、このターン、相手のクリーチャーすべての能力を無視する。
コスト4以下の呪文の効果によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。

元々は《伝説の禁断 ドキンダムX GS》無種族でデザインしていたが、後に登場させたかった《禁時混成王 ドキンダンテXXII》が、「ディスペクター/エンジェル・コマンド・ドラゴン/(無種族だった場所)」では収まりが悪いため誕生させたと語られた(デュエチューブより)。

禁断勢力について、主な展開が終わった後から登場した種族であり、そのためか「種族としての禁断」をサポートするカードは現状存在しない。

種族カテゴリとしての禁断(種族カテゴリ) [編集]

禁断とある種族

参考 [編集]

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[1] 1つのデッキに投入できるのはいずれか1セットまで