パンドラ・スペース [編集]

背景ストーリーに登場する場所。エピソード1背景ストーリーで登場した。

TCG版での概要 [編集]

超次元の穴の奥に潜む、時空の歪み。エイリアンが生息していた。彼らは「パンドラ一族」あるいは「パンドラ王家」と呼ばれる王家に統治され、平和な生活を送っていた。

覚醒編エピソード1背景ストーリーにおいて [編集]

覚醒編までの背景ストーリーで舞台となった世界 (以下、「こちら側の世界」) とは別の世界。

覚醒の力が存在する。覚醒編でこちら側の世界のクリーチャー達が得た覚醒の力は、実はこのパンドラ・スペースからもたらされていた。
またこちら側の世界と同じく5文明も存在するが、それらを融合させる力が存在する。

こちら側の世界で、最も初めにパンドラ・スペースに到達していたのはΖだった。この到達は覚醒編開始前後の頃のことであり、この際エイリアンと接触したことが覚醒編でのΖの行動に繋がっていく。

エピソード1背景ストーリーでは、序盤はこちら側の世界に攻め入るエイリアンの拠点として、中盤以降はアンノウンの陰謀とそれに抗するエイリアンハンターの戦いの場として描かれた。
そして終盤、《偽りの名 13》によって星を落とされ、壊滅した[1]

ドラゴン・サーガ背景ストーリーにおいて [編集]

ドラゴン・サーガ背景ストーリーでは、パンドラ・スペースはエピソード1の世界だけでなく、ドラゴン・サーガ世界とも繋がっていたことが明かされた。2つの世界はパンドラ・スペースを介して繋がっている間はほぼ同じ歴史を辿っていたが、エピソード1でパンドラ・スペースが破壊されたことで、全く異なる歴史を辿るようになる。

王来篇背景ストーリーにおいて [編集]

王来篇背景ストーリーでは水文明を襲撃した《覚醒連結 XXDDZ》の潜伏場所として久々に登場。

XXDDZは自身の実体をパンドラ・スペースに移すことで、一切攻撃を加えられることなく一方的な攻勢を敷いていた。しかし最終的にはマニフェストアアルカイトに見破られた。XXDDZは、パンドラ・スペースに一斉砲撃を浴びせられたことで消滅した。

後年の補足 [編集]

デュエル・マスターズでは過去に扱ったテーマ、コンセプトキャラクターなどをリバイバルしている。特に王来篇が展開された2021年やその少し前から、過去の背景ストーリーで舞台となった場所、活躍したクリーチャーたちについて、長らく掘り下げられなかった詳細な設定が開示、あるいは追加されている。
パンドラ・スペースもその一環でフィーチャーされている。覚醒編でクリーチャー世界と接触する以前の成立史や、エピソード1末期にて崩壊した後がそれぞれ明かされつつある。

パンドラ・スペースの成立史 [編集]

覚醒編Ζ等と接触する前から、実はクリーチャー世界と関わっていたという。

遅くとも戦国編の時点で怒流牙一族の秘伝書に謎の世界「ぱんどら」として存在が記録されていたようである[2]シノビはこちら側の世界とは異なる世界から現れた存在なので「異界に追放する術」、ひいては「異界」たるパンドラ・スペースも知っていたとされる。
そればかりでなく、パンドラ・スペースを統治していた「パンドラ王家」の始祖も、元はシノビの「異界に追放する術」により流れてきた者だったという。

また、パンドラ・スペースでは戦国編の頃からクリーチャー世界への侵攻が進められていた。
こちら側の世界とパンドラ・スペースの接点である超次元の穴は《超銀河弾 HELL》で空けられたとされていたが、実際にはこの弾にはそれほどの威力はなかった。にもかかわらず超次元の穴が開いたのは、パンドラ・スペース側からも超獣世界につながる穴を空けていた最中だったためであった[3]

パンドラ・スペースの遺産 [編集]

エピソード1末期に滅亡したと思われたパンドラ・スペースであったが、実は《ファーザー》と《マザー》により「パンドラの力のコア」たる《王家の秘宝》」を死守していた。父母と故地を失った《プリン》もまた、パンドラ・スペースの再興を諦めてはいなかった[4]

「王家の秘宝」にはエイリアンたちによる、エイリアンのためアンノウンと戦ってくれたハンターたちへの感謝が蓄積されていた[5]。時系列は不明だが、いずれかのタイミングで《プリン》はこの感謝の記憶を開放。その結果新たなゼニスが誕生した[6]

デュエル・マスターズ プレイスでの概要 [編集]

DMPP-16ティザームービーが初出。なおこのエキスパンションの収録内容はTCG版のエピソード1前半が元となっている。

TCG版と同様、エイリアンの拠点として描かれている。
デュエル・マスターズ プレイス背景ストーリーはTCGと部分的に差異があることが知られているが、パンドラ・スペースのあり方についてはTCG版と大きな差はないようである。

その他 [編集]

《レグルス・ギル・ドラゴン》《緑神龍バルガザルムス》
《アルタイル・セブ・クロウラー》《デス・スモーク》
《武者の超人》《ボルメテウス・武者・ドラゴン》
《ザビメテウス・武者・BLACK》
《一つ目鋼人ガガ・ナオス》《アイズ・カノープス》
《ヤミノザビメガパー》《ファイナル・ドラグアーマー》
《爆裂マーズ・ギル・ヒドラ》《凶星王ダーク・ヒドラ》
《凶星王ザビ・ヒドラ》
《ジオ・ブロンズ・ミラクル》《青銅の鎧》
《ジオ・ブロンズ・マジック》
《緑銅の鎧》
《悟りの精霊ガガ・シャウラ》《念仏エルフィン》
《知力の求道者ガガ・シータ》《エナジー・ライト》
《セブ・サルガス・ボウズ》《クエイク・スタッフ》
《火銃秘宝ザビ・グリーゼ》《火炎流星弾》
《ギル・アルビレオ・ドラクーン》《騒乱の影ウエスタン・バレル》
《西部人形ザビ・バレル》
《鋼の緑爪ギル・ルイテン》《エメラルド・クロー》
《大食い妖精ジオ・デネブ》《護聖妖精トビ・ゴンゴン》
《ジオ・コーヒーボーイ》《マグマティラノス》
《予言者ガガ・クルトン》《予言者クルト》
《腐敗電脳ディス・メルニア》《腐敗電脳メルニア》
《レッド・ABYTHEN・カイザー》《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》
《聖隷王ガガ・アルカディアス》《聖霊王アルカディアス》
《エンペラー・セブ・マルコ X》《エンペラー・マルコ》
《ボルシャック・ギルクロス・NEX》《ボルシャック・クロス・NEX》
《ブラック・WILLOW・カイザー》《超神星 DEATH・ドラゲリオン》
《超銀河竜 GILL》《超銀河弾 HELL》
《時空のガガ・シリウス》《天海の精霊シリウス》
《時空のセブ・ランサー》《クリスタル・ランサー》
《魔刻の剣士ザビ・オルゼキア》《魔刻の斬将オルゼキア》
《封魔妖ザビ・クズトレイン》《封魔妖スーパー・クズトレイン》
《光鬼ガガ・ペトローバ》《光器ペトローバ》
《ガガ・ピカリャン》《クゥリャン》
《セブ・コアクマン》《アクアン》
《闇戦士ザビ・クロー》《凶戦士ブレイズ・クロー》
《斬斬人形コダマンマ》《福腹人形コダマンマ》
《躍動するジオ・ホーン》《鳴動するギガ・ホーン》
《コッコ・ギルピア》《コッコ・ルピア》
《自爆屋ギル・メイワク》《クリムゾン・ハンマー》
《襲撃者ディス・ドライブ》《襲撃者エグゼドライブ》
《奪い去る者ザビフライ》《飛行男》
《復活の祈祷師ザビ・ミラ》《邪眼の祈祷師ザビ・ミラIV世》
《捕縛専機ガガ・コロリン》
(ゲームオリジナルカード)
《転倒専機コロビナー》
(ゲームオリジナルカード)
《セブ・ディオーネ》
(ゲームオリジナルカード)
《ディオーネ》

参考 [編集]