エピソード1(ワン)背景(はいけい)ストーリー [編集]

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該当弾 [編集]

DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」
DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」
DMR-03 「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」
DMR-04 「エピソード1 ライジング・ホープ」
以下は後年、新たに設定が明かされた弾。

概要 [編集]

覚醒編から地続きのストーリーとなっており、別次元からの侵略者という点では神化編や不死鳥編と共通するが、その侵略者であるエイリアンには情状酌量の余地のある要素があり、主人公サイドのハンターと当初の敵方のエイリアンがやがて別の侵略者である第三勢力と対決する構造となっている。

後半で超次元の衰退を描いており、エピソード2以降で新規サイキックを積極的に登場させない口実を作った。

DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」 [編集]

文明が力を合わせ、《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》を打ち倒し、再び平和を取り戻したと思われた世界。だが、その平和は長くは続かなかった。

超次元の奥には、エイリアンが住む世界パンドラ・スペースがあった。ある日《熱血ボス!バルス・カイザー》は「Ζ一族は自分たちが裏で操っていた」と語る異形者、エイリアンによる襲撃を受けた。彼らは覚醒を大きく超えた「覚醒リンク」を使い、「地獄の断頭台」から生まれた悪魔の竜《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》を筆頭に侵略を始めた。その圧倒的な力で手始めに白騎士及び白騎士城ピラー・オブ・フェザーを壊滅させた。

エイリアンからの襲撃で傷を負ったクリーチャーは、どういうわけか傷が治らず、傷口は光を発し、その傷口によって新たな力を得たものもいた。これらのクリーチャーは壊滅した超獣世界を前にエイリアンへの反撃を誓い、ハンターと呼ばれるようになった。

ハンターの傷口からは光る武器が生まれ、ハンターたちはその武器を手に取り、エイリアンに戦いを挑んでいく。またエイリアンの基地を調査した《ガイアール・カイザー》は「覚醒リンク」の制御装置を発見。死と隣り合わせの挑戦を繰り返し、ついにハンターの王である《激竜王ガイアール・オウドラゴン》が誕生した。

DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」 [編集]

戦況を良く思わないハンター陣営は、《光器シャン・ベル》《アクア・ジェット》《狼虎サンダー・ブレード》《永遠のリュウセイ・カイザー》《若頭 鬼流院 刃》らをハンター5戦士として、パンドラ・スペースに送り込み、エイリアンの生態、弱点を調査させた。

そこでハンター5戦士は《マザー・エイリアン》と名乗るエイリアンに出会う。《マザー・エイリアン》は瀕死状態で、「アンノウン」という存在に娘諸共暗殺されそうになり、逃げてきたという。ハンターでもエイリアンでもない更なる強大な敵の存在を知った5戦士は、この戦争に裏があることに気付く。

同じ頃、Ζの失敗を許せない《横綱 義留の富士》は、Ζが拠点にした闇文明を襲撃。《雲龍 ディス・イズ・大横綱》となり、闇文明の大半を瞬時に消滅させた。若大将である《ヴォルグ・サンダー》《サンダー・ティーガー》の奮戦も虚しく、誰もが死を覚悟したとき、その怒りのパワーで両雄は《雷獣ヴォルグ・ティーガー》へとリンクした。復讐に燃える彼らは、エイリアンへの反撃を始めた。

DMR-03 「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」 [編集]

《マザー・エイリアン》から戦争の真実を聞いたハンター5戦士は、「娘をハンターに殺された」と思いこんでいる《エイリアン・ファーザー》の誤解を解くため、フィオナの森へ逃がしたファーザーの娘である《永遠のプリンプリン》を探し出そうとする。

5戦士から代表してフィオナの森へ向かった《流星のフォーエバー・カイザー》とお供の《ウコン・ピッピー》《サコン・ピッピー》エイリアンの姫である《永遠のプリンプリン》を発見した。姫を連れていく途中、の5人からの襲撃を受けたが、近くにいた姫の召使である「リヒャルト」の仲裁で事なきを得た。《若頭 鬼流院 刃》から話を聞いていたリヒャルトは、ハンター軍への協力を申し出た。

平和の象徴であるフィオナの森へ、《悪魔神ザビ・リブラ》率いるエイリアンたちが降り立ち、森が焼かれていく。《流星のフォーエバー・カイザー》が目を離した一瞬の隙に、リヒャルトの凶刃がプリンの肩を貫いた。ついに本性を現したリヒャルト、もとい《偽りの名 ゾルゲ》は、エイリアンハンターをいがみ合わせ、両軍の世界を奪い取る野望を語った。しかしそのとき、プリンの涙によって《流星のフォーエバー・カイザー》が怒りの覚醒リンクを達成。これにはゾルゲも予想外だったようで、打つ手を無くしたゾルゲは、そのまま《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》に倒された。

だが社会のダニを一匹消しただけでは、深い悲しみが消えることは無かった。そのとき、《永遠のプリンプリン》の体が光り出し、ハンターエイリアン両軍の傷が癒えていった。姫の中に眠る王家の力が覚醒したのである。王家の力を得た《永遠のプリンプリン》は、戦争の終結と連合軍の結成を宣言した。

DMR-04 「エピソード1 ライジング・ホープ」 [編集]

《永遠のプリンプリン》の救出によりエイリアンハンター両軍の誤解が解ける。
そして女王の帰還と両軍の和平を祝いエイリアン城で開かれた。その宴にて双子の王子の誕生が発表され、「新たな希望の光」を祝福した。
その裏でゾルゲの失敗に業を煮やした《偽りの名 13》パンドラ・スペースに星を落とす新たな計画を立てていた。

宴の真っただ中、偽りの名 13により、パンドラ・スペース惑星は落とされた。パンドラ・スペースを守るため王と女王が双子の王子と民をクリーチャー世界に逃がし、パンドラの力を使い落ちてきた星を受け止める。が、パンドラ・スペースは壊滅してしまい、王と女王も命を落としてしまった。

《永遠のプリンプリン》は亡きの仇を討ち、世界を守るため命を懸けることを決意。その思いに賛同したリュウセイ・カイザーガイアール・カイザーV覚醒リンクを果たした。エイリアン側も女王の仇を討つためパンドラの力が新たなサイキック・スーパー・クリーチャー《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》を生み出した。しかし、そんな彼らの前に立ちはだかったのは……「虚無のアンノウン偽りの名 シャーロックだった……
偽りの名 シャーロック。彼は次元の狭間に追われし者たちが生き残るために生み出した「超次元」の力をゼロ化し、《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》の2体を解体してしまう。
覚醒リンクを断ち切ると連合軍のリーダーであったガイアール・カイザーを一撃で倒し、その魂を別世界へと飛ばしたのだった。
亡きパンドラの女王はこうなることを予想していたのか、双子の王子と、パンドラの力によりハンターエイリアンが融合された5人の希望の守り手達を残していた。守り手たちは双子の王子が成長し、アンノウンを討つまで命がけで彼らを守ることを決意した。
ハンターエイリアン連合軍とアンノウンの激戦の中、希望の双子も戦おうと構えたが、守り手たちは希望を残すべく次元の穴へと吸い込んだのだった。
守り手たちが希望の双子を逃がす中、アンノウンたちが狙ったのは、パンドラ王家の姫であるプリンプリンだった。姫を守るべく、戦うリュウセイ。その時、奇跡が起きた。別世界すべてのリュウセイの可能性が特異点であるパンドラ・スペースに集まり、リュウセイ・ザ・ファイナルとなったのだ。
シャーロックリュウセイが戦う中、アクア・三兄弟鬼流院 刃は、偽りの名 13と戦う。「根絶やしのアンノウン」である13の力はあまりにも強大で、彼らは相打ちに持ち込むのがやっとだった。
英雄、リュウセイ・カイザーのすべての可能性が詰まったリュウセイ・ザ・ファイナルの一撃はシャーロックを貫く。だが、アンノウンは一人では死なない。シャーロックも相打ちで魂を別次元に飛ばす一撃を放っていた。しかし、それはリュウセイに届かなかった。リュウセイとプリンプリンの未来の可能性にかけたガロウズがその身を犠牲に二人を護ったのだった。
すべての可能性を重ね合わせる奇跡を起こしたリュウセイ・ザ・ファイナル。その代償として生きてきた軌跡である記憶を失い、超獣世界を放浪することとなった。
パンドラ・スペースを襲撃したアンノウンたちは、ハンターエイリアン連合軍が刺し違える形で全滅させた。しかし、アンノウン、そしてその背後にいるゼニスとの戦いは始まったばかりだ。希望は、次世代の若者たちに託された。

リュウセイ、彼は歴史を超え、記憶を取り戻し世界を救うことになるのだが、それはまた別のお話
ガイアール、その次元を超え、ある世界を救うことになるのだが、それもまた別のお話

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参考 [編集]