公式Q&A 2023年4月10日更新版 [編集]
Q.《STARSCREAM -ALT MODE-》で攻撃する時《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》の「侵略」の使用宣言をして、先に「ガチンコ・ジャッジ」して《STARSCREAM -BOT MODE-》に裏返した後《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》を重ねました。その「攻撃の終わりに」の能力でアンタップし、一番上のカードを破壊して《STARSCREAM -BOT MODE-》がバトルゾーンに残ったのですが、この《STARSCREAM -BOT MODE-》は召喚酔いしていますか?
A.はい、召喚酔いしています。サイキック・クリーチャーは「覚醒」で裏返った場合のみ召喚酔いの影響を受けません。《STARSCREAM -ALT MODE-》は「覚醒」で裏返るわけではないので、《STARSCREAM -BOT MODE-》は召喚酔いで攻撃できません。
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| | (総合ルール 804.6.)
| - 804.6.
- 覚醒したサイキック・クリーチャーは召喚酔いに影響されません。
- 804.6a
- 一度覚醒したサイキック・クリーチャーが覚醒以外の効果によって再度裏返っても、それがターンのはじめからバトルゾーンにある自分のにあったのであれば新たに召喚酔いに影響されません。
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引用元
Q.相手の《若き大長老 アプル》がバトルゾーンにいる状況です。
自分の《コッコ・武・ルピア》の「出た時または攻撃する時」の能力で自分の墓地のカードを2枚選び、山札の下に戻そうとして、結果的にそれらは《若き大長老 アプル》の効果で墓地にとどまりましたが、この場合でも相手のコスト2以下のクリーチャーを破壊できますか?
類似例:《封鎖の誓い 玄渦》
A.はい、選んだカードが墓地を離れなかったとしても、相手のコスト2以下のクリーチャーを破壊できます。
引用元
Q.カードの下に置かれている《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》が、《イデア・パラドックス》のようなカードを指定する効果によって破壊された場合、「このカードが離れた時」の能力はトリガーしますか?
類似例:《ディダノス <デスフェニ.Star>》
A.いいえ、トリガーしません。《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》の「離れる時」[1]の能力のように、その能力を持つカード自身が離れることによってトリガーする能力は、そのカードが離れる直前の状態を見て能力がトリガーするかどうか決定します。離れる直前に《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》はカードの下に置かれていて、特性が無視されていたので、「離れた時」の能力はトリガーしません。
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| | (総合ルール 200.3a,603.5c)
| - 200.3a
- 進化などによってカードの下に置かれているカードは通常のゲーム中は特性が無視されています。ただし、カードを指定する場合、特性は参照されます。カード以外を指定する場合は参照されません。
例:光と水文明を持つクリーチャーの上に進化した水のクリーチャーは水のクリーチャーであり、パワーも種族も下のカードから影響されません。ただし、《テック団の波壊 Go!》の効果を受けた場合、下のカードもコストを参照し、適正であれば効果を受けます。 例:《卍月 ガ・リュザーク 卍》の無月の門・絶は魔導具を参照しているため、《卍 デ・スザーク 卍》の下にあるカードは参照できません。
- 603.2c
- 「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。
例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。
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引用元
Q.自分の《空間型無限収納ストラトバッグ》と、相手の《卍 新世壊 卍》、その下に《卍堕呪 ゾグジグス》と《堕呪 ゾメンザン》がある状況です。
自分が《テック団の波壊Go!》を唱えて、「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す」を選択した場合、《空間型無限収納ストラトバッグ》の置換効果で相手のカード3枚をすべてマナゾーンに置けますか?
A.はい、置けます。まず《卍 新世壊 卍》と《堕呪 ゾメンザン》を手札に戻す際、かわりにマナゾーンに置けます。バトルゾーンに残った《卍堕呪 ゾグジグス》は呪文であり、単独ではバトルゾーンに残せませんので、状況起因処理によって墓地に置かれ、その際に置換効果を適用してマナゾーンに置けます。
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| | (総合ルール 703.4i)
| - 703.4i
- バトルゾーンにある適正なタイプを持たない表向きのカードは墓地に置かれる。
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引用元
Q.《龍素記号wD サイクルペディア》の「出た時」の能力で墓地から《蝕王の晩餐》を唱えて、《龍素記号wD サイクルペディア》を破壊しました。唱えた《蝕王の晩餐》は破壊した《龍素記号wD サイクルペディア》の能力で、山札の下に置かれますか?
類似例:《卍 新世壊 卍》《ブロッケン・ヴォーン》
A.いいえ、墓地に残ります。《龍素記号wD サイクルペディア》の5つ目の能力は置換効果ですので、《蝕王の晩餐》を唱えた後、墓地に置こうとした際に適用されます。《蝕王の晩餐》を唱え終えたタイミングで《龍素記号wD サイクルペディア》はバトルゾーンにいませんので、置換効果は適用されません。
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| | (総合ルール 604.2)
| - 604.2.
- 常在型能力は、継続的効果を発生します。その中の一部は置換効果であり得ます。これらの効果は、常在型能力を持つカードが特定のゾーンにあってその能力を持っている間持続します。
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引用元
Q.自分のクリーチャーは1体もなく、相手の《アルカディアス・モモキング》がバトルゾーンにいる状況です。
自分は《アルカディアス・モモキング》の効果により、《邪龍 ジャブラッド》をタップ状態で召喚しました。《邪龍 ジャブラッド》はタマシード状態で出ますが、この次に自分が出すクリーチャーはタップ状態で出ますか?
A.いいえ、アンタップ状態で出ます。《アルカディアス・モモキング》の最後の能力のような状態定義効果は、出る前のクリーチャーの状態を見て効果を適用します。そのため、1体目に出すタマシード/クリーチャーはバトルゾーンの状況に関わらずタップ状態で出ますし、それがタマシード状態だったとしても、2体目のクリーチャーはアンタップ状態で出ます。
引用元
Q.《「無月」の頂 $スザーク$》の「召喚によって出た時」の能力でクリーチャーを破壊するのと手札を捨てさせるのは同時ですか?
A.いいえ、テキストに書かれている順番に行うため、まず相手のクリーチャーを1体破壊してから、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせます。
引用元
Q.相手の《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》の「出た時」の能力で、自分の《アビスベル=ジャシン帝》と手札1枚が選ばれた状況です。
《アビスベル=ジャシン帝》の「このクリーチャーが離れる時」の置換効果で自分の手札を2枚選ぶ際、《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》の効果で選ばれた1枚も捨てるカードとして選べますか?
A.はい、選べます。《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》の能力で墓地に置くカードは、すべて同時に墓地に置かれます。そのため、《アビスベル=ジャシン帝》が墓地に置かれる際に、置換効果で同時に捨てられようとしている手札を捨てることができます。
引用元
Q.《カレイコの黒像》がバトルゾーンにある状況で《百鬼の邪王門》を唱えた場合、効果で墓地からクリーチャーを出せますか?
A.はい、出せます。《カレイコの黒像》の効果は、カードが山札から墓地に置かれる時にも適用されます。ただし、置換効果は効果の発生源を変更しません。墓地に置かれた4枚のカードは《百鬼の邪王門》の効果によって墓地に置かれたことになります。
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| | (総合ルール 110.5)
| - 110.5.
- 効果の発生源は、それを生成した能力を持つカードです。待機状態にある誘発効果の発生源は、誘発型能力を持つカードです。
- 110.5a
- いったん誘発したら、効果はその発生源とは独立して待機状態の効果となります。その後、その効果の発生源となる能力を持つカードが別のゾーンに移動しても、効果がなくなることはありません。ただし、いくつかの効果はその効果が直接何かをするのではなく、その効果の発生源に何かをさせることに注意してください。チェックする時点で発生源が既に元あったゾーンにない場合でも、発生源がその処理を行ないます。
例: 相手のクリーチャーの合計パワーを効果の発生源であるクリーチャーのパワー以下になるように選ぶ場合、発生源であるクリーチャーがすでにバトルゾーンにいない場合は、そのカードがバトルゾーンからいなくなる直前のパワーを参照します。
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引用元
Q.自分の山札が残り2枚の状況です。
カードを1枚引く時に《蒼神龍ヴェール・バビロニア》の置換効果でかわりに2枚引く場合、自分は《水上第九院 シャコガイル》の「自分の山札の最後の1枚を引いたことによってゲームに負ける時、かわりに勝つ」によってゲームに勝てますか?
類似例:《日曜日よりの使者 メーテル》《蒼黒神龍バビロン・ヴェイル》
A.いいえ、勝てません。置換効果は連鎖しません。《蒼神龍ヴェール・バビロニア》の置換効果を適用したので、《水上第九院 シャコガイル》の置換効果は適用できず、自分は山札が0枚になったことでゲームに負けます。
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| | (総合ルール 101.5)
| - 101.5. 置換効果はひとつのイベントに対して1回のみ行う
- 同一のイベントにおいて適用される置換効果は1つだけです。イベントとは、ゲーム中に起こりうるすべての出来事を指します。あるイベントがすでに置換されている場合、それ以上置換することはできません。
- 101.5a
- 置換効果が句点で区切られる文章の一部を変更したとき、その句点で区切られる範囲の文章はそれ以上置換されることはありません。同じ能力内でも「そうした場合、」などで表される別の句点で区切られる文章であればそれは別のイベントとみなし、その部分は置換されているものとして扱いません。もともとの効果は置換された箇所を含めてひとつの効果として処理します。
- 101.5b
- 複数の置換効果が同時に存在するとき、通常の効果処理と同様にターン・プレイヤーの置換効果を優先して適用します。同一プレイヤーが複数の置換効果を持つ場合、どの置換効果を適用するか選ぶことができます。
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引用元
Q.相手が《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「メテオバーン」で自分のシールドをすべてブレイクした際に、自分は《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を「S・トリガー」で召喚し、「出た時」の能力で《百鬼の邪王門》を山札から手札に加えました。
《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の攻撃中なので、これによって手札に加えた《百鬼の邪王門》の「鬼エンド」を使えますか?
類似能力:「革命0トリガー」「ニンジャ・ストライク」
A.いいえ、使えません。ターン・プレイヤーの待機状態の効果を解決した後、まず非ターン・プレイヤーが使用宣言が必要な能力の宣言を行い、その後で非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を解決します。
《百鬼の邪王門》の「鬼エンド」は使用宣言が必要な能力ですので、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》の「出た時」の能力を解決する前に宣言を行わなければ使えません。そのため、「出た時」の能力で手札に加えた《百鬼の邪王門》は使えません。
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| | (総合ルール 506.3)
| - 506.3.
- 次に、攻撃クリーチャーが指定されたことによって誘発する能力が誘発し、効果が待機状態となります。
- 506.3a
- クリーチャーが攻撃すること、またはクリーチャーに攻撃されることに対して誘発する能力は、クリーチャーが攻撃クリーチャーに指定された時点でのみ誘発します。クリーチャーが攻撃に参加した後で、そのクリーチャーの特性がその能力の誘発条件に合致するように変化しても誘発しません。
- 506.3b
- 誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。使用する場合、まずターン・プレイヤー側が使用するものをすべて宣言します。使用宣言が必要な誘発型能力とは、ニンジャ・ストライクや革命チェンジなど、非公開ゾーンで誘発する能力を指します。(参考603.2e)
- 506.3c
- その後、ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。
- 506.3d
- 非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。
- 506.3e
- その後、非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。この過程でターン・プレイヤー側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理し、その後非ターン・プレイヤー側の処理に戻ります。
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引用元
Q.相手が《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「メテオバーン」で自分のシールドをすべてブレイクした際に、自分は《ドンドン吸い込むナウ》を「S・トリガー」で唱えて、効果で《百鬼の邪王門》を山札から手札に加え、攻撃中の《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》を手札に戻しました。
《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「相手がこのクリーチャーを選んだ時」の能力でマナゾーンのカードを墓地に置かれた後も自分のマナゾーンに闇と火のカードがあるのですが、この時、手札に加えた《百鬼の邪王門》の「鬼エンド」を使えますか?
類似能力:「革命0トリガー」「ニンジャ・ストライク」
A.いいえ、使えません。攻撃中のクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、その後、非ターン・プレイヤーが能力の使用宣言を行えるタイミングはありません。《百鬼の邪王門》の「鬼エンド」は使用宣言が必要な能力ですので、攻撃クリーチャーを手札に戻した場合は宣言できず、使えません。
なお、《ドンドン吸い込むナウ》で《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》以外のクリーチャーを手札に戻した場合は、その処理が終わった後、攻撃が継続しているので《百鬼の邪王門》の使用宣言ができます。
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| | (総合ルール 505.6a)
| - 505.6a
- 一旦クリーチャーが攻撃クリーチャーかブロッククリーチャーとして指定されたなら、そのクリーチャーが攻撃やブロックに参加することを禁止する能力がその後で発動したとしても、そのクリーチャーを現在行われている攻撃やブロックから取り除くことはありません。ただし、何らかの効果によって攻撃クリーチャーまたは攻撃先のクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれた場合、その攻撃は即座に終了し、攻撃終了ステップへ移行します。この時、すでに解決待ちの効果は解決されますが、(506.3dで定義される)非ターン・プレイヤーの任意で使用を宣言できる能力を新たに追加することはできません。
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引用元
Q.相手が《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「メテオバーン」で自分のシールドをすべてブレイクした際に、自分は《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》を「S・トリガー」で展開しました。自分は《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》の「Dスイッチ」を使えますか?
類似例:《ガロウズ・セブ・カイザー》の「相手のクリーチャーが攻撃する時」の能力
A.いいえ、使えません。《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》が攻撃した時点で、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》がバトルゾーンに無いため、「Dスイッチ」がトリガーしていません。
公開ゾーンでトリガーする能力は、トリガーする時点で公開ゾーンになければトリガーしません。
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| | (総合ルール 603.2)
| - 603.2.
- 誘発型能力は、誘発条件を満たすたび自動的に誘発します。誘発した効果は一度待機状態となり、解決を待ちます。
- 603.2a
- ステップの開始時に、「はじめに」誘発する能力がすべて誘発します。
- 603.2b
- 誘発型能力は、その誘発条件を満たすたびに一度だけ誘発します。しかし、そのイベントが複数の出来事を含んでいる場合、複数回誘発することもあり得ます。
例: 「いずれかのクリーチャーが破壊されるたび」という誘発条件の能力を持つクリーチャーがいるときに、複数のクリーチャーが同時に破壊された場合、その能力は破壊されたクリーチャーと同じ数だけ誘発します。
- 603.2c
- 「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。
例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。
- 603.2d
- 能力は、その誘発イベントが実際に発生したときにのみ誘発します。置換されて行われなかったイベントによって誘発することはありません。
例: クリーチャーが墓地に置かれることによって誘発する能力は、クリーチャーを墓地に置く代わりに他のゾーンに置いた場合には誘発しません。
- 603.2e
- 誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。「ニンジャ・ストライク」や「革命チェンジ」、「無月の門」など、非公開ゾーンで誘発する誘発型能力は、すべて使用宣言が必要な誘発型能力です。これらの能力は、墓地やマナゾーンなど、公開ゾーンから使用する場合にも、使用宣言を行う必要があります。
- 603.2f
- 誘発型能力の使用宣言は、カードの使用宣言とは異なります。誘発型能力の使用宣言とは、その誘発型能力を持つカードの持ち主であるプレイヤーだけがその能力の誘発を確認できる状況において(手札にある場合など)、そのプレイヤーがそのカードを見せて宣言することです。宣言されてはじめてその誘発型能力が誘発します。これは603.2の例外です。
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引用元
Q.バトルゾーンに自分の水と闇のクリーチャーがいる状態で《ブレイン・スラッシュ》を唱えました。
その時点では、墓地に出したくないクリーチャーしかいなかったのですが、3枚引いて1枚捨てる効果を解決した後で、墓地からクリーチャーを出すかどうか選べますか?
類似例:《デーモン・スパーク》《怨念スクラッパー》《フェアリーの闇の子祭》
A.いいえ、上の効果を使った後で下の効果を使うかどうか決めることはできません。水と闇のクリーチャーやタマシードがある場合、選択肢の効果を解決しはじめる前に1つ使うか両方使うか決める必要があります。
両方の効果を使いたい場合は、カードを3枚引く前に、両方の効果を使うと相手に伝えるようにしてください。
引用元
Q.相手の《空間型無限収納ストラトバッグ》がバトルゾーンにある状況です。
自分の《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「メテオバーン」で墓地に置くカードがかわりにマナゾーンに置かれたのですが、この場合でも相手のシールドをブレイクできますか?
類似例:《超神星DOOM・ドラゲリオン》
A.はい、その場合でも相手のシールドをすべてブレイクします。
《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「メテオバーン」でカードを墓地に置こうとした結果、それが置換効果によって墓地に置かれなくても「そうしたら」以降の効果を解決します。
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| | (総合ルール 101.3a)
| - 101.3a
- 効果の発動に「~した場合」というような条件がある場合、その条件となる行為を試みたことで発動し、その行為が結果的にどうなったかを問いません。
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引用元
Q.自分の手札が0枚の状況で自分のシールドが2つブレイクされ、《B.F.F. モーメント》と《デーモン・ハンド》の「S・トリガー」を宣言しました。先に《B.F.F. モーメント》を唱える場合、何コスト以下の相手クリーチャーを手札に戻せますか?
A.相手のコスト2以下のクリーチャーをすべて手札に戻します。
「S・トリガー」の使用宣言をして、まだ唱えてない《デーモン・ハンド》は手札にあるカードとして扱います。《B.F.F. モーメント》の効果で引いた1枚と《デーモン・ハンド》の合計2枚が手札のカードですので、相手のコスト2以下のクリーチャーをすべて手札に戻します。
なお、解決中の《B.F.F. モーメント》は、手札の枚数としては数えません。
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| | (総合ルール 409.1b,409.1c)
| - 409.1b
- 呪文は唱えてから効果を解決し終えるまでの間、保留状態になります。解決が終わった後、唱えていた呪文は墓地に置かれます。
- 409.1c
- カードが保留状態になっている間、そのカードは元々置かれているゾーンに属していますが、そのゾーンにあるカードの枚数としては数えません。
例 : 《紅神龍オグリストヴァル》がいる状況で、手札にある残り1枚の《エナジー・ライト》を唱えた場合、カードを引く効果を解決する前に、《紅神龍オグリストヴァル》のパワーは0になり、破壊されます。 例2: 手札から唱えた《エマージェンシー・タイフーン》の効果で手札のカードを捨てる場合、その唱えた《エマージェンシー・タイフーン》自身を捨てることはできません。 例3: 自分のマナゾーンにカードが4枚あり、バトルゾーンに相手の《獣軍隊 ヤドック》がいる状況で、マナゾーンから《虹速 ザ・ヴェルデ》を召喚する際、《虹速 ザ・ヴェルデ》が保留状態になることでマナゾーンのカードの枚数が3枚になるので、《獣軍隊 ヤドック》の置換効果が適用されます。
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引用元
Q.《ジョーカーズの心絵》の「出た時」の能力で、ドラグハート・ウエポンの付いた自分のクリーチャーや、オーラの付いた自分のクリーチャーを山札に加えた場合、自分は山札の上から何枚シールド化できますか?
参照:《無敵剣 プロト・ギガハート》《*/零幻チュパカル/*》
A.オーラとドラグハートは数えず、クリーチャーが山札に加わった分だけシールド化します。ドラグハート・ウエポンが付いたクリーチャー1体が山札に加わったのなら、シールド化するのは1枚です。
《ジョーカーズの心絵》の能力は、結果的にこの効果で山札に加わった枚数分だけシールドを増やします。ドラグハート・ウエポンはクリーチャーが離れた後、バトルゾーンから超次元ゾーンに置かれます。オーラは、クリーチャーが離れた際にオーラのルールでクリーチャーと同じゾーンに移動します。どちらも《ジョーカーズの心絵》の能力で山札に加わるわけではないため、その分のシールド化はできません。
引用元
Q.自分のクリーチャーが攻撃する時、「侵略」を使用宣言しました。
「侵略」のテキストには「重ねてもよい」とありますが、一度使用を宣言した後、実際に解決する時にやっぱり重ねないこともできますか?
参照:《轟く侵略 レッドゾーン》
A.いいえ、できません。使用宣言が必要な誘発型能力は、その使用宣言をした場合には必ず使う必要があります。
「侵略」はすでに使用宣言をしているので、後から使わないことはできません。
引用元
Q.「無月の門」や「夢幻無月の門」のテキストには「召喚してもよい」とありますが、一度これらの能力の使用宣言をした後、他の効果処理の結果などを見て、召喚をやめることはできますか?
類似例:《卍 デ・スザーク 卍》《ガル・ラガンザーク》
A.いいえ、できません。使用宣言が必要な誘発型能力は、その使用宣言をした場合には必ず使う必要があります。
一度能力の使用宣言をしてしまったら、後からやめることはできません。
例えば、《堕呪 ゴンパドゥ》を唱えて「夢幻無月の門」を使いたい場合、《堕呪 ゴンパドゥ》の効果を解決する前に能力の使用宣言を行う必要がありますが、《堕呪 ゴンパドゥ》で山札の上3枚を見た後で「夢幻無月の門」の使用をやめることはできません。
引用元
Q.相手の《飛ベル津バサ「曲通風」》がバトルゾーンにいる状況です。自分は《ガチャンコ ガチロボ》を出し、「出た時」の能力で山札の上から3枚を表向きにするかわりに1枚表向きにしました。それがクリーチャーだった場合、バトルゾーンに出せますか?
類似例:《キング・ザ・スロットン7/7777777》
A.はい、出せます。
引用元
Q.墓地にカードが1枚も無い状況でも、ターンの終わりに《「無月」の頂 $スザーク$》の「無月の門・絶」の使用宣言はできますか?
類似例:《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》
A.はい、できます。例えば自分のターンの終わりに「無月の門・絶」の使用宣言だけしておき、《堕∞魔 ヴォゲンム》や《堕魔 ドゥリンリ》のような墓地にカードを増やせる「ターンの終わりに」の能力を先に解決することができます。
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| | (総合ルール 511.1)
| - 511.1.
- 「ターンの終わりに」という誘発条件を持つ誘発型能力が誘発します。それぞれの誘発およびその使用は以下の手順で行われます。
- 511.1a
- 使用宣言が必要ない誘発型能力がすべて誘発します。
- 511.1b
- 使用宣言が必要な誘発型能力の使用宣言をターン・プレイヤーが行います。
- 511.1c
- ターン・プレイヤーの待機状態の効果を処理します。
- 511.1d
- ターン・プレイヤーの待機状態の効果がすべてなくなったら、使用宣言が必要な誘発型能力の使用宣言を非ターン・プレイヤーが行います。
- 511.1e
- 非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。この過程でターン・プレイヤー側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理し、その後非ターン・プレイヤー側の処理に戻ります。
|
引用元
Q.自分の《空間型無限収納ストラトバッグ》と《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》、相手の《若き大長老 アプル》がバトルゾーンにいる状況です。
自分は《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》の「自分のターン中、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい」の効果でマナゾーンからクリーチャーを召喚しましたが、《若き大長老 アプル》の効果で離れず、マナゾーンに残りました。この時、《空間型無限収納ストラトバッグ》の「各ターンはじめて、カードが自分のマナゾーンを離れた時」の能力はトリガーしますか?
類似能力:「スペース・チャージ」
A.いいえ、トリガーしません。「カードはマナゾーンを離れない」という効果がある時にもマナゾーンからクリーチャーを召喚しようとすることはできますが、召喚したクリーチャーはマナゾーンを離れたことにも、マナゾーンに置かれたことにもなりません。
+
| | (総合ルール 409.2a)
| - 409.2a
- 保留状態になっているカードが元々置かれているゾーンに再度置かれた場合、そのゾーンにカードが置かれたことにはなりません。カードが置かれたことで誘発する能力は誘発せず、また、そのカードの位相は変化しません。
例 : 《Wave ウェイブ》の「出た時」の能力で墓地から呪文を唱えた際、唱えた呪文は解決した結果、再度墓地に置かれますが、それによってカードが墓地に置かれた時に誘発する能力は誘発しません。 例2: マナゾーンにタップ状態で置かれている《陰陽の舞》を召喚した際に、《獣軍隊 ヤドック》の置換効果を適用した場合、置換効果の適用後も《陰陽の舞》はタップ状態のままマナゾーンに置かれます。
|
引用元
Q.《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》の「出た時」の能力で《流星のガイアッシュ・カイザー》を指定している場合、相手の手札にある《流星のガイアッシュ・カイザー》の最初の能力はどうなりますか?
類似例:《「無月」の頂 $スザーク$》
A.その場合でも、《流星のガイアッシュ・カイザー》の最初の能力は無視されません。《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》の能力で無視できるのは、バトルゾーンのクリーチャーの能力のみです。
引用元
Q.相手のターンの終わりに、相手が《手札の儀》でGR召喚しました。この際、自分は《流星のガイアッシュ・カイザー》を「相手のターンの終わりに」の能力で召喚できますか?
参照:《「無月」の頂 $スザーク$》《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》
A.はい、召喚できます。まずターン・プレイヤーの待機状態の効果を解決し終わった後、非ターン・プレイヤーが使用宣言が必要な能力の宣言を行い、その後非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を解決します。《流星のガイアッシュ・カイザー》の能力の使用宣言をして、効果を解決するのは《手札の儀》の解決が終わった後です。
+
| | (総合ルール 511)
| 511. ターン終了ステップ
- 511.1.
- 「ターンの終わりに」という誘発条件を持つ誘発型能力が誘発します。それぞれの誘発およびその使用は以下の手順で行われます。
- 511.1a
- 使用宣言が必要ない誘発型能力がすべて誘発します。
- 511.1b
- 使用宣言が必要な誘発型能力の使用宣言をターン・プレイヤーが行います。
- 511.1c
- ターン・プレイヤーの待機状態の効果を処理します。
- 511.1d
- ターン・プレイヤーの待機状態の効果がすべてなくなったら、使用宣言が必要な誘発型能力の使用宣言を非ターン・プレイヤーが行います。
- 511.1e
- 非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。この過程でターン・プレイヤー側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理し、その後非ターン・プレイヤー側の処理に戻ります。
- 511.2.
- 「そのターン中」、「ターンの終わりまで」の効果が同時に消滅します。
|
引用元
Q.自分のターン中、相手の《星空に浮かぶニンギョ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は「チャージャー」を持つ呪文を唱えました。唱えた後マナゾーンに置きますか?
参照:《ボーンおどり・チャージャー》
A.はい、マナゾーンに置きます。チャージャーは唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く置換効果です。置換効果は連鎖しないので、相手の《星空に浮かぶニンギョ》の「相手のターン中、相手が自身の手札以外からマナゾーンにカードを置く時、かわりに墓地に置く」の置換効果は適用できません。
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| | (総合ルール 101.5)
| - 101.5. 置換効果はひとつのイベントに対して1回のみ行う
- 同一のイベントにおいて適用される置換効果は1つだけです。イベントとは、ゲーム中に起こりうるすべての出来事を指します。あるイベントがすでに置換されている場合、それ以上置換することはできません。
- 101.5a
- 置換効果が句点で区切られる文章の一部を変更したとき、その句点で区切られる範囲の文章はそれ以上置換されることはありません。同じ能力内でも「そうした場合、」などで表される別の句点で区切られる文章であればそれは別のイベントとみなし、その部分は置換されているものとして扱いません。もともとの効果は置換された箇所を含めてひとつの効果として処理します。
- 101.5b
- 複数の置換効果が同時に存在するとき、通常の効果処理と同様にターン・プレイヤーの置換効果を優先して適用します。同一プレイヤーが複数の置換効果を持つ場合、どの置換効果を適用するか選ぶことができます。
|
引用元
Q.自分が《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》で相手を攻撃した際、相手は「S・トリガー」で《龍脈術 落城の計》を唱えて、攻撃中の《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》を手札に戻しました。その攻撃の終わりに、残った進化元のクリーチャーは《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》の「各ターン、このクリーチャーの最初の攻撃の終わりに」の能力でアンタップし、破壊されますか?
A.いいえ、進化元のクリーチャーはタップ状態でバトルゾーンに残ります。「このクリーチャーの(最初の)攻撃の終わりに」という能力は、それを持つクリーチャーが攻撃の終わりまでバトルゾーンにいる必要があります。《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》がバトルゾーンを離れた場合はトリガーしません。
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| | (総合ルール 510)
| 510. 攻撃終了ステップ
- 510.1.
- すべての「攻撃の終わりに」誘発する能力が誘発します。誘発した効果はターン・プレイヤーから順に処理します。
- 510.2.
- 次に「攻撃中」、「ブロック中」の効果が消滅します。
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引用元
Q.自分のシールドが1つもなく、《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》を含む闇のクリーチャーが4体いる状況です。
《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》が攻撃した時《百鬼の邪王門》を「鬼エンド」で唱えて闇のクリーチャーを1体出した場合、《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》の「シビルカウント」は解決できますか?
A.はい、「シビルカウント」で相手の手札を捨てさせられます。
待機している自分の効果は好きな順番で解決できるので、《百鬼の邪王門》の後で「シビルカウント」を解決すれば、条件を満たしているので相手の手札を捨てさせられます。また、先に「シビルカウント」を解決して、相手の手札を捨てないこともできます。
引用元
Q.自分のターン中に、自分が《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》を出しました。そのターンに自分が追加ターンを得た場合、追加ターン中に相手は呪文を唱えられますか?
参照:《神の試練》
A.いいえ、その場合、追加ターン中も相手は呪文を唱えられません。
自分が連続してターンを行う場合、相手のターンが終わったことにはなりません。
引用元
Q.相手の封印が付いた《禁断〜封印されしX〜》がバトルゾーンにある状況です。
相手のターン中、自分のシールドがブレイクされた際に、《テック団の波壊Go!》と《ヴィオラの黒像》の「S・トリガー」を同時に宣言しました。先に《テック団の波壊Go!》を唱えて「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す」効果で《禁断〜封印されしX〜》の封印をすべて手札に戻してから《ヴィオラの黒像》を出して、その「出た時」の能力で「禁断解放」した《伝説の禁断 ドキンダムX》を破壊できますか?
A.はい、破壊できます。
効果は「S・トリガー」から処理します。まず《テック団の波壊Go!》を唱えた後、《ヴィオラの黒像》が使われてバトルゾーンに出て、その後で残りの効果を解決します。「S・トリガー」以外の待機状態の効果はターン・プレイヤーのものから解決されるので、まず相手の「禁断解放」で《伝説の禁断 ドキンダムX》に裏返った後、自分の《ヴィオラの黒像》の「出た時」の能力が解決されます。
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| | (総合ルール 101.4)
| - 101.4. 効果の処理はS・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う
- 複数の効果が同時に存在する場合、常にS・トリガーの効果を優先して処理します。また、ターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの効果が同時に存在する場合、ターン・プレイヤーの効果を先に処理します。ひとつの効果の処理が完全に終わった後でそのほかの効果処理に移ります。
- 101.4a
- 複数の効果が同時に発生した場合、まずS・トリガーの効果をターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。その後、残る効果のうちターン・プレイヤーから自分のカードの持つ効果を好きな順番で解決します。ひとつの効果処理中に他の効果が発生してもそれは一度待機状態となり、現在解決中の効果の処理を優先して行います。その後残っている効果を同様に好きな順番で処理していきます。ターン・プレイヤーの効果処理が全て終わった後に、非ターン・プレイヤーの効果を処理します。
- 101.4b
- S・バックとG・ストライク、サバキZは、S・トリガーと同様のタイミングで処理します。これらも、複数の効果が同時に発生した場合、ターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。
- 101.4c
- 非ターン・プレイヤーの効果を処理する過程で、ターン・プレイヤー側の効果が発生した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理します。
- 101.4d
- 効果の処理中に置換効果以外の他の効果を割り込ませることはできません。ただし、その効果の指示で他の呪文などの効果を使うとされている場合、処理の一環として解決します。
- 101.4e
- 能力や呪文の効果によって発生したバトルは、そのバトルの終わりまで能力や呪文の効果の一部とする。
- 101.4f
- バトルする時に誘発する能力は、能力や呪文の効果で発生したバトルに置いても即座に効果を発揮する。
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Q.相手の封印が付いた《禁断〜封印されしX〜》がバトルゾーンにある状況です。
相手のターン中、自分のシールドがブレイクされた際に、《テック団の波壊Go!》と《オリオティス・ジャッジ》の「S・トリガー」を同時に宣言しました。先に《テック団の波壊Go!》を唱えて「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す」効果で《禁断〜封印されしX〜》の封印をすべて手札に戻してから《オリオティス・ジャッジ》を唱えて、「禁断解放」した《伝説の禁断 ドキンダムX》を山札の下に置けますか?
A.いいえ、山札の下に置けません。
効果は「S・トリガー」から処理するため、宣言した2枚の「S・トリガー」を唱え終わってから、相手の《禁断〜封印されしX〜》が「禁断解放」します。《オリオティス・ジャッジ》を唱えた時点でバトルゾーンにあるのは封印の付いていない《禁断〜封印されしX〜》なので、山札の下には置けません。
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| | (総合ルール 101.4)
| - 101.4. 効果の処理はS・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う
- 複数の効果が同時に存在する場合、常にS・トリガーの効果を優先して処理します。また、ターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの効果が同時に存在する場合、ターン・プレイヤーの効果を先に処理します。ひとつの効果の処理が完全に終わった後でそのほかの効果処理に移ります。
- 101.4a
- 複数の効果が同時に発生した場合、まずS・トリガーの効果をターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。その後、残る効果のうちターン・プレイヤーから自分のカードの持つ効果を好きな順番で解決します。ひとつの効果処理中に他の効果が発生してもそれは一度待機状態となり、現在解決中の効果の処理を優先して行います。その後残っている効果を同様に好きな順番で処理していきます。ターン・プレイヤーの効果処理が全て終わった後に、非ターン・プレイヤーの効果を処理します。
- 101.4b
- S・バックとG・ストライク、サバキZは、S・トリガーと同様のタイミングで処理します。これらも、複数の効果が同時に発生した場合、ターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。
- 101.4c
- 非ターン・プレイヤーの効果を処理する過程で、ターン・プレイヤー側の効果が発生した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理します。
- 101.4d
- 効果の処理中に置換効果以外の他の効果を割り込ませることはできません。ただし、その効果の指示で他の呪文などの効果を使うとされている場合、処理の一環として解決します。
- 101.4e
- 能力や呪文の効果によって発生したバトルは、そのバトルの終わりまで能力や呪文の効果の一部とする。
- 101.4f
- バトルする時に誘発する能力は、能力や呪文の効果で発生したバトルに置いても即座に効果を発揮する。
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引用元
Q.自分の山札が0枚の状況でも、《卍 新世壊 卍》の効果で唱えた魔導具呪文を《卍 新世壊 卍》の下に置けますか?
A.はい、山札が無くても下に置けます。
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| | (総合ルール 114.6)
| - 114.6
- プレイヤーは、山札にカードが無い時でも、ドローステップのターン起因処理や呪文や能力の効果で、カードを引こうとすることができます。ただし山札に引くべきカードがなければ通常は何もしません。
- 114.6a
- 山札にカードが無い時にカードを引こうとしても誘発条件を満たしません。例えば「カードを引いた時」という能力は誘発しません。また、実際にカードを引いていないため「このターン引いたカードの枚数」として数えることができず、コストの支払いのためにカードを引こうとすることもできません。ただし、カードを引くことを置換する効果が存在する場合は、山札にカードが無い時にカードを引こうとした場合にも、それを適用することができます。
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引用元
Q.《卍 新世壊 卍》の「魔導具呪文を唱えた時、唱えた後で墓地に置くかわりに」の置換効果によってカードを引く際、そのカードを引くことを置換する効果を適用できますか?
参照:《蒼神龍ヴェール・バビロニア》《魔素縫合 アモデゴラス》
A.いいえ、適用できません。置換されたイベントをさらに置換することはできません。
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| | (総合ルール 101.5)
| - 101.5. 置換効果はひとつのイベントに対して1回のみ行う
- 同一のイベントにおいて適用される置換効果は1つだけです。イベントとは、ゲーム中に起こりうるすべての出来事を指します。あるイベントがすでに置換されている場合、それ以上置換することはできません。
- 101.5a
- 置換効果が句点で区切られる文章の一部を変更したとき、その句点で区切られる範囲の文章はそれ以上置換されることはありません。同じ能力内でも「そうした場合、」などで表される別の句点で区切られる文章であればそれは別のイベントとみなし、その部分は置換されているものとして扱いません。もともとの効果は置換された箇所を含めてひとつの効果として処理します。
- 101.5b
- 複数の置換効果が同時に存在するとき、通常の効果処理と同様にターン・プレイヤーの置換効果を優先して適用します。同一プレイヤーが複数の置換効果を持つ場合、どの置換効果を適用するか選ぶことができます。
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引用元
Q.相手が《悪魔妖精ベラドンナ》を出し、その「出た時」の能力で《悪魔妖精ベラドンナ》を破壊した際に、自分は《空間型無限収納ストラトバッグ》の置換効果を適用して《悪魔妖精ベラドンナ》を相手のマナゾーンに置きました。
この場合、相手は《悪魔妖精ベラドンナ》の「そうしたら」以降の能力を使えますか?
A.はい、使えます。《悪魔妖精ベラドンナ》の能力のように「このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら~」とある能力は、そのクリーチャーを破壊しようとして結果的に墓地に置かれなかった場合でも、「そうしたら」以降の能力を解決できます。
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| | (総合ルール 101.3a)
| - 101.3a
- 効果の発動に「~した場合」というような条件がある場合、その条件となる行為を試みたことで発動し、その行為が結果的にどうなったかを問いません。
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引用元
Q.《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》の呪文側で墓地にカードがないプレイヤーを選んで、山札のシャッフルだけ行えますか?
A.はい、墓地がないプレイヤーを選べますし、その場合でも山札のシャッフルだけ行います。
引用元
Q.自分の《アビスベル=ジャシン帝》2体が同時に破壊される際、自分は2枚しか手札がないのですが、両方の置換効果でその2枚を捨てる手札として選び、両方をバトルゾーンに残せますか?
A.いいえ、この場合、片方の《アビスベル=ジャシン帝》しかバトルゾーンに残せません。
《アビスベル=ジャシン帝》Aの置換効果で選んだ捨てる手札を、《アビスベル=ジャシン帝》Bの置換効果で再度選ぶことはできません。
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| | (総合ルール 609.9b)
| - 609.9b
- 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。
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引用元
Q.自分の墓地にカードが2枚だけある状況です。
自分の《邪龍 ジャブラッド》と《アビスベル=ジャシン帝》が同時に破壊される時に、まず《アビスベル=ジャシン帝》の置換効果で手札を2枚捨ててから、捨てた2枚を含む墓地のカード4枚を山札の下に置いて《邪龍 ジャブラッド》の置換効果を使い、両方をバトルゾーンに残せますか?
A.いいえ、《邪龍 ジャブラッド》はバトルゾーンに残せません。
別々のイベントを置換する複数の置換効果が同時に発生した際、まずそれらのうちどれを実際に適用するか決める必要があります。この際、置換効果によって影響を受けるカードも選ぶ必要があります。
この場合、影響を受けるカードとは《アビスベル=ジャシン帝》で捨てる手札2枚と、《邪龍 ジャブラッド》で山札に戻す墓地のカード4枚のことです。
影響を受けるカードをすべて選んでから実際に置換効果を処理するので、選ぶ時点では墓地にカードが4枚無く、《邪龍 ジャブラッド》の置換効果は適用できません。
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| | (総合ルール 609.9.)
| - 609.9.
- 複数のイベントが同時に発生し、それぞれを別の置換効果が修正することがあります。その場合、各プレイヤーはまず、自分が持つ置換効果をどのイベントに適用するか決定します。すべてのイベントに適用する置換効果を決定し終えたら、それらを同時に適用します。
- 609.9a
- まずターン・プレイヤーから、どのイベントにどの置換効果を適用するかを決定します。適用する置換効果によってカードの移動や位相の変更などの処理が必要な場合、この時点でその処理によって影響を受けるカードも選ぶ必要があります。ターン・プレイヤーによる置換効果の適用の決定が終わったら、次は非ターン・プレイヤーが同様の手順で適用する置換効果を決定します。
- 609.9b
- 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。
|
引用元
Q.自分の《最終龍覇 グレンモルト》Aと、《無敵剣 プロト・ギガハート》を装備した《最終龍覇 グレンモルト》Bがバトルゾーンにいる状況です。
相手が唱えた《天使と悪魔の墳墓》によって《最終龍覇 グレンモルト》AとBが同時に破壊される時に、まず《無敵剣 プロト・ギガハート》をかわりに「龍解」させて《最終龍覇 グレンモルト》Bをバトルゾーンに残し、さらに「龍解」した《最強龍 オウギンガ・ゼロ》をかわりに超次元ゾーンに戻して《最終龍覇 グレンモルト》Aをバトルゾーンに残せますか?
A.いいえ、両方のクリーチャーをバトルゾーンに残すことはできません。
別々のイベントを置換する複数の置換効果が同時に発生した際、まずそれらのうちどれを実際に適用するか決める必要があります。この時、置換効果によって影響を受けるカードを、他の置換効果によって影響を受けるカードとして再度選ぶことはできません。
《最終龍覇 グレンモルト》と《無敵剣 プロト・ギガハート》の置換効果は、どちらも《無敵剣 プロト・ギガハート》を影響を受けるカードとして選ぶ必要があります。そのため、片方の置換効果しか適用することができません。
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| | (総合ルール 609.9.)
| - 609.9.
- 複数のイベントが同時に発生し、それぞれを別の置換効果が修正することがあります。その場合、各プレイヤーはまず、自分が持つ置換効果をどのイベントに適用するか決定します。すべてのイベントに適用する置換効果を決定し終えたら、それらを同時に適用します。
- 609.9a
- まずターン・プレイヤーから、どのイベントにどの置換効果を適用するかを決定します。適用する置換効果によってカードの移動や位相の変更などの処理が必要な場合、この時点でその処理によって影響を受けるカードも選ぶ必要があります。ターン・プレイヤーによる置換効果の適用の決定が終わったら、次は非ターン・プレイヤーが同様の手順で適用する置換効果を決定します。
- 609.9b
- 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。
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引用元
Q.自分の《フォーク=フォック》と《邪龍 ジャブラッド》が同時に破壊される際、《邪龍 ジャブラッド》の置換効果を使い、両方をバトルゾーンに残すことにしました。
置換効果の適用は同時に行われますが、墓地のカードはどのような手順で山札に戻せばいいですか?
A.墓地のカードを4枚シャッフルして山札の下に置いた後、再度墓地のカードを4枚シャッフルして山札の下に置いてください。
同時に発生した置換効果は同時に適用されます。ただし、物理的なカードの移動には順番が存在します。
ゲームの処理上、これら8枚のカードは同時に山札に加わった扱いになりますが、実際にはプレイヤーが好きな順番で4枚ずつ移動させることになります。
引用元
Q.お互いの《邪龍 ジャブラッド》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《悪遊 ノチェス=アルトゥス》が攻撃し、その「攻撃する時」の能力で、自分の《邪龍 ジャブラッド》と《悪遊 ノチェス=アルトゥス》、相手のアビス・クリーチャー4体を破壊するクリーチャーとして選びました。
お互いの《邪龍 ジャブラッド》の置換効果が同時に発生するのですが、処理はどうなりますか?
A.6体のクリーチャーの破壊に対して、それぞれ《邪龍 ジャブラッド》の置換効果が適用できる状況ですので、ターン・プレイヤーから順番に置換効果を適用するか決定します。
まず、ターン・プレイヤーであるあなたが、《邪龍 ジャブラッド》と《悪遊 ノチェス=アルトゥス》の破壊に対して置換効果を適用するか決定します。残すクリーチャー1体につき、4枚のカードを墓地から選び、相手に伝えます。(2体に置換効果を適用したい場合は、墓地から合計8枚選ぶ必要があります)
その後、非ターン・プレイヤーである相手が、どのクリーチャーに対して置換効果を適用するか決定し、クリーチャーを残す場合は1体につき墓地からカードを4枚選びます。
置換効果の適用の決定がすべて終わったら、置換効果によって墓地を山札に戻す処理と、置換を適用しなかったクリーチャーを破壊する処理を同時に行います。
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| | (総合ルール 609.9.)
| - 609.9.
- 複数のイベントが同時に発生し、それぞれを別の置換効果が修正することがあります。その場合、各プレイヤーはまず、自分が持つ置換効果をどのイベントに適用するか決定します。すべてのイベントに適用する置換効果を決定し終えたら、それらを同時に適用します。
- 609.9a
- まずターン・プレイヤーから、どのイベントにどの置換効果を適用するかを決定します。適用する置換効果によってカードの移動や位相の変更などの処理が必要な場合、この時点でその処理によって影響を受けるカードも選ぶ必要があります。ターン・プレイヤーによる置換効果の適用の決定が終わったら、次は非ターン・プレイヤーが同様の手順で適用する置換効果を決定します。
- 609.9b
- 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。
|
引用元
Q.自分が《アビスベル=ジャシン帝》で攻撃し、相手の《アビスベル=ジャシン帝》にブロックされました。バトルの結果、両方が負けるのですが、2体の《アビスベル=ジャシン帝》の置換効果はどういう順番で処理されますか?
A.まず、攻撃したプレイヤーが《アビスベル=ジャシン帝》の置換効果を適用するか決定し、適用する場合は捨てる手札を2枚、裏向きのまま選びます。その後、ブロックしたプレイヤーが《アビスベル=ジャシン帝》の置換効果を適用するか決定し、適用する場合は捨てる手札を2枚、裏向きのまま選びます。
お互いの置換効果の確認が終わった後、置換効果を適用したプレイヤーは選んだ手札2枚を捨て、同時に、置換効果が適用されなかった《アビスベル=ジャシン帝》が破壊されます。
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| | (総合ルール 609.9.)
| - 609.9.
- 複数のイベントが同時に発生し、それぞれを別の置換効果が修正することがあります。その場合、各プレイヤーはまず、自分が持つ置換効果をどのイベントに適用するか決定します。すべてのイベントに適用する置換効果を決定し終えたら、それらを同時に適用します。
- 609.9a
- まずターン・プレイヤーから、どのイベントにどの置換効果を適用するかを決定します。適用する置換効果によってカードの移動や位相の変更などの処理が必要な場合、この時点でその処理によって影響を受けるカードも選ぶ必要があります。ターン・プレイヤーによる置換効果の適用の決定が終わったら、次は非ターン・プレイヤーが同様の手順で適用する置換効果を決定します。
- 609.9b
- 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。
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引用元
参考 [編集]
おそらく「離れた時」の誤植