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堕∞魔 ヴォゲンム R 闇文明 (4) |
クリーチャー:マフィ・ギャング/デーモン・コマンド/魔導具 13000 |
T・ブレイカー |
自分のターンの終わりに、自分の山札の上から13枚を墓地に置く。 |
DM22-EX2で登場した闇のマフィ・ギャング/デーモン・コマンド/魔導具。
自分のターン終了時に強制で13枚墓地肥やしするT・ブレイカー。
アタックトリガーで同枚数の墓地肥やしを行う《不吉の悪魔龍 テンザン》と異なり、単独かつ返しのターンに除去される危険を背負わずに遂行できる。
性能的には《冥界の不死帝 ブルース》のようなシステムクリーチャーに近い。しかし強制かつ置く枚数が尋常では無いため、放置していたら2ターンで山札がなくなってしまうリスクがある。
大量墓地肥やしでドルスザクと魔導具を墓地に送り込み、さっさと無月の門で退場してしまうのが良いだろう。魔導具クリーチャー基盤のデッキなら《堕魔 ドゥポイズ》という退場手段もある。
無月の門・絶なら同じタイミングで待機できるため、13枚墓地を肥やした直後に《「無月」の頂 $スザーク$》や《卍月 ガ・リュザーク 卍》を、《堕∞魔 ヴォゲンム》を下敷き退場させつつ着地できる。
ただし無月の門・絶とタイミングが被るということは、先にそちらを解決することで13枚の墓地肥やしをキャンセルしたり、《ヴォゲンム》の能力で落ちた《ガ・リュザーク》を即座に踏み倒したりすることはできないので、1度13枚墓地肥やしを実行したら次の自分のターンの終わりを迎える前に退場させておきたい。手札にまだドルスザクがいない時の楽な退場手段としては、相手のターンの終わりに無月の門・絶を解決することで、《ヴォゲンム》を退場させつつ次のターンから攻撃に参加させることができる。
やろうと思えば《13番目の計画》を採用することで《堕∞魔 ヴォゲンム》のリスクを低減させることもできる。
もし魔導具系統のデッキ以外で使うなら、能力を使い次第《偽りの名 ドレッド・ブラッド》で破壊するのが手であろう。勿論《偽りの名 ドレッド・ブラッド》の破壊効果を使うには自軍に2体以上クリーチャーが必要であり、もう1体は何とかして用意しないといけないが、ノーコストで破壊できるので次の動きに繋げやすい。
アビスとの組み合わせでもDM23-RP2収録の《深淵の襲傘 アンブレラ=イザベラ》とのコンボでライブラリアウトを防ぎつつ大規模なリセットが行える。
それまでも潜在能力自体は評価されていたが、《ガル・ラガンザーク》殿堂入り後に【青黒魔導具】のリペアパーツとして使われるようになったことで本格的な活躍を始めた。
しばらくすると流行は過ぎたが、2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂を機にまた流行。