【チアスカーレット アカネ】 [編集]

概要 [編集]

《チアスカーレット アカネ》メクレイド《首領竜 ゴルファンタジスタ》などの大型ジャイアント踏み倒しバトルゾーンを制圧するデッキDM23-RP1発売と同時に成立。

別名には【緑単ジャイアント】【緑単ゴルファンタジスタ】などがある。

チアスカーレット アカネ SR 自然文明 (5)
クリーチャー:ジャイアント・スノーフェアリー 7000
W・ブレイカー
マッハファイター
自分のターン中、ジャイアントを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の他のジャイアントを1つ、マナゾーンに置いてもよい。そうしたら、ジャイアント・メクレイド8する。(ジャイアント・メクレイド8:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト8以下のジャイアントを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)
首領竜 ゴルファンタジスタ OR 自然文明 (8)
クリーチャー:ジャイアント・ドラゴン 25000
ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする。)
このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、自分はこのクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーに攻撃されない。
このクリーチャーがブロックされた時、このクリーチャーは相手のシールドを3つブレイクする。
このクリーチャーが離れる時、かわりにカードを4枚、自分のマナゾーンから墓地に置いてもよい。

主要カード [編集]

候補カード1 [編集]

《アカネ》のアタックトリガーのコストになる軽量ジャイアントは16枚程度採用したい。

《十八番龍 エターナルグリーン ParLife》の登場以後は、メクレイドの出力を犠牲にしてここの枚数を増やした構築も考えられるようになった。

候補カード2 [編集]

メクレイドの「当たり」になる重量級ジャイアントは13枚以上採用したい。

その他の候補カード [編集]

《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》強力な墓地リセット。マナ召喚も持つ
《雲の超人》《アカネ》が引けない場合のサブプラン。ジャイアント統一が必要
《推出の超人》メクレイド5。アカネやアカネのコストを踏み倒す。
《極輪の妖精》汎用性の高いマッハファイター。軽量ジャイアントとシナジー
《乱振!アルバトロス・タランチュラ》W・メクレイド8
《十番龍 オービーメイカー Par100》最悪7マナでも召喚できる。cip封殺とマッハファイターの組み合わせが凶悪
《十八番龍 エターナルグリーン ParLife》W・シンパシーで最速4ターン目に出せる2コスト軽減&十八体以上でエクストラウィン
《Dの牢閣 メメント守神宮》ファッティデッキと相性の良いS・トリガー持ちフィールド
《ブラキオ龍樹》フシギバース13。クリーチャーが出た時にトリガーする能力を封じる

水をタッチする場合 [編集]

《銀河竜 ゴルファンタジスタ》相手クリーチャーが出た時プリン効果付与ジャイアントのバトルを肩代わり
コスト5以上のジャイアントを条件とした革命チェンジで出る
《超重竜 ゴルファンタジスタ》ジャイアントからの革命チェンジ 終極宣言手札マナを倍に
ジャイアントマナゾーンから踏み倒しつつジャイアントアンブロッカブル
《チアスペース アカネ》ジャイアントからの革命チェンジ
マッハファイター&cip《フェアリー・シャワー》
《五番龍 レイクポーチャー ParZero》ブロッカー&ジャストダイバー
cip山札の上から6枚を見て2枚を手札に加え任意で自分の手札1枚と同じコストの相手クリーチャーバウンス
《同期の妖精/ド浮きの動悸》相手のG・ストライクや単体除去を引き受ける/バウンス&ドロー
《竹刀の超人/サイバー免許皆伝》マッハファイター/プリン効果&1ドロー
《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》G・ゼロジャイアント4体以上、強力なマナ回収&マナブースト
《蒼神龍トライクラブ・トライショット》最大で3打点を止めるS・トリガー
《巨魔天 アオフェシー》革命チェンジしたら2ドロー出来るW・ブレイカー&擬似《ボン・キゴマイム》
《アシステスト・シネラリア》ジャイアントコスト軽減
ウルトラ・セイバー
《宙番龍 オービーメイカー Par001/奇跡の一打》盾に1枚仕込み/選ばせ除去

このデッキの回し方 [編集]

スペース《巨打設計図》との兼ね合いからジャイアント以外のカードをほぼ採用できず、普通にデッキビルディングするだけで種族デッキに近い形になる。
デッキカラー緑単でほぼ固定で、自然以外のカードは入れても《Dの牢閣 メメント守神宮》1枚程度。

この点を逆手にとっての《雲の超人》採用がおすすめ。デッキをジャイアントで統一すればcipが確定3マナ加速になり、《チアスカーレット アカネ》を引けない場合のサブプランとして優秀。マナカーブも2→4→8と《首領竜 ゴルファンタジスタ》まで綺麗に繋がる。
《西南の超人》もサブプランの候補に挙がるが、《雲の超人》と同時採用すると流石にかさばることや《ゴルファンタジスタ》にマナカーブが繋がらないことからDM23-RP1期時点では敬遠される傾向にある。

基本は《とこしえの超人》,《キャディ・ビートル》といった軽量ジャイアントのメタカードで序盤を凌ぎ、《チアスカーレット アカネ》に繋いだ後はそれらをマナ送りしてメクレイドする。メタカードが必要ない対面ではマナブーストを駆使して《アカネ》の早期召喚を狙う。

《アカネ》自身がW・ブレイカーを持つため、適当なT・ブレイカーを踏み倒すことで5打点が揃う。その後はリーサルの圧力をかけながら追加のマッハファイターで盤面をコントロールし、必要に応じて《ゴルファンタジスタ》で攻撃ロックする。

フィニッシュは《ゴルファンタジスタ》の除去置換効果を活かしてのダイレクトアタックが望ましい。その頃には《ゴルファンタジスタ》以外にも多数のファッティが並び、《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》の擬似シビルカウントも達成していることだろう。
《極輪の妖精》を軸にした構築なら、より早い段階でプレイヤー攻撃するビートプランも視野に入る。

《十八番龍 エターナルグリーン ParLife》によってエクストラウィンを狙う場合、《十八番龍 エターナルグリーン ParLife》のコスト軽減や《推出の超人》のメクレイド、《氷駆の妖精》のマナ数固定などでジャイアントを並べ、《十番龍 オービーメイカー Par100》《首領竜 ゴルファンタジスタ》などで蓋をして安全に自分にターンを回してエクストラウィンをしたい。

長所 [編集]

ジャイアントのメタカードがとにかく優秀で、【黒単アビスロイヤル】【絶望神サガループ】には《とこしえの超人》《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》【我我我ブランド】【青黒緑オービーメイカー】には《キャディ・ビートル》【鬼羅.Star】には《氷打の妖精》というように流行のデッキに対してひと通りのメタを貼れる。
また、メタカードが優秀でもそこから勝負を決められるフィニッシャーに繋げなければ意味がないが、その点このデッキのクリーチャーはいずれも《チアスカーレット アカネ》のメクレイドの弾丸になるので無駄がない。
効果がバラバラの各クリーチャーが種族カテゴリによってしっかりとシナジーしており、どんな対面、どんな体勢からでも《チアスカーレット アカネ》が暴れられる。デザイナーズコンボそのままで充分な地力のある珍しいコンセプトとなっている。

マナ召喚を可能にするカードが多数採用されているため、枯渇しやすい手札をマナの物量で補える。《巨打設計図》《ダクライ龍樹》を上手く使えばハンデスに対しても五分の勝負ができるだろう。

《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》,《輝跡!シャイニングロード・マンティス/輝跡の大地》の呪文側、《とこしえの超人》G・ストライクの存在から受けも最低限揃っている。特に《輝跡の大地》で《首領竜 ゴルファンタジスタ》踏み倒すと、擬似25000火力を使いつつそれ以上の攻撃をロックできて強力。

メタゲーム上の強さとは間接的にしか関係ないが、コスト8以下のジャイアントであればどんなクリーチャーでも採用できるため、構築の自由度が高く個性を出しやすい。
ジャイアントの種族カテゴリはアビス・レボリューションを通してフィーチャーされることが告知されているため、それなりの将来性もあるデッキである。

短所 [編集]

環境において [編集]

成立直後から各地のCSで結果を残している。《とこしえの超人》,《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》の存在によりトップメタ【絶望神サガループ】に強いのが大きい。

当時は《首領竜 ゴルファンタジスタ》および霞ヶ関 ファルゴのカルト的人気から、ファンデッキとしてもそこそこ使用者が多かった。

DM23-RP4発売を機に、《超重竜 ゴルファンタジスタ》《巨魔天 アオフェシー》《蒼神龍トライクラブ・トライショット》といったDM23-RP4での強化パーツを始めとしたジャイアントを取り入れた青緑型も結果を出した。

サンプルレシピ [編集]

2023年5月3日(DM23-RP1期)
「はっちcs 3人チーム戦 in 板橋ハイライフプラザ」(オリジナル)(64チーム192名規模)準優勝@かめ選手
はっちcs公式HPより

参考 [編集]