《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》 [編集]

カブトリアル・クーガ SR 自然文明 (8)
クリーチャー:グランセクト 13000
マッハファイター
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルに勝った時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からクリーチャーを1体、自分の手札に加えてもよい。残りをマナゾーンに置く。
ミステリー・ディザスター SR 自然文明 (5)
呪文
自分の山札をシャッフルし、その後、上から1枚目を表向きにする。それがクリーチャーならバトルゾーンに出す。それ以外なら、自分のマナゾーンに置く。

DMEX-02で登場したグランセクト自然呪文ツインパクト

クリーチャー面はマッハファイターと、自身がバトルに勝った時に自分の山札の上から3枚を表向きにして、その中からクリーチャー1体を自分の手札に加えられ、残りをマナゾーンに置く能力を持つ。コストが8なので《幻影 ミスキュー》で捲れればそのカード自身の能力でマナゾーンに埋めた《幻影 ミスキュー》を《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》の能力経由で再度バトルゾーンに出すことができる。

呪文面は自分の山札シャッフルした後、から1枚目を表向きにして、クリーチャーであればバトルゾーンに出し、それ以外であれば自分のマナゾーンに置く能力を持つ。

クリーチャー面は手札補充能力内蔵のマッハファイターであり、単体では《トテントンタン》の上位とも見える。

バトルに勝つたびに援軍を手札に加えるだけでなく、マナブーストも行えるため、出たターンで発揮すれば、コスト10の大型を容易に出せるようになる。

ただし、山札に戻るわけでなく、手札に加えなくても、即座にマナに直行されるため、上手くマナ回収も絡ませることも考慮しておきたい。

呪文面の効果は、まさかのS・トリガーのない《ミステリー・キューブ》

進化でもバトルゾーンに出すことができ、この呪文の効果の危険性は多くのプレイヤーが知っているだろうが、やはり相手ターン中に発動しないダメージは大きい。
S・トリガーの有無は超高速化した環境において非常に重大であり、特に《ミステリー・キューブ》は「【速攻】シールドで踏むと大型クリーチャーが出てきて逆に追い込まれたり、捲りに失敗してもマナ加速されてしまう」点も殿堂入りに至った理由の一つであるため、カウンター性能が失われたのは痛い。
《ルソー・モンテス/法と契約の秤》《インフェルノ・サイン》の上位と言われながらも、このカードの登場当時、環境に進出していなかった点を見て、このカードも作られたのだろう。強力なコスト踏み倒しメタも続出しているのも痛い。

しかし、以前より場に出せる巨獣の質は大きく向上しており、それだけに《ミステリー・キューブ》の破壊力も上がっている。

単純に《ミステリー・キューブ》とこのカードの呪文面でコスト踏み倒しが不発にならない上に、2枚目以降のこのカードが自身の手札補充範囲内になるのも大きい。

環境において [編集]

このカードの登場で【ミステリー・キューブ】が復権するかもしれないと期待されていた。
そこに追い風が吹くように《ミステリー・キューブ》そのものが殿堂解除となり、最大8枚体制を取ることができるようになり、(環境からは若干遠いものの)デッキとしての【ミステリー・キューブ】が復活した。

双極篇環境では【チェイングラスパーループ】における盤面補強手段として利用されており、こちらの登場以降そちらのデッキは捲りに特化した構築となっている。マッハファイター選ばせ除去でいくらでもコスト踏み倒しメタが除去できる上に、着地を邪魔されても《スペリオル・シルキード》などのようなcipで豪快な全体除去を行ってアドバンテージを稼げるクリーチャーも存在しているため【チェイングラスパーループ】では非常に使い勝手が良く、環境下位程度の力は持っていた。

後にランダムコスト踏み倒しとして《ミステリー・キューブ》よりももっと強力なものを登場させても問題ないと判断されたためか、《キング・マニフェスト》《幻想と伝承の決断》が登場しており、《キング・マニフェスト》が登場した辺りから【ミステリー・キューブ】から脱落することが目立つようになった。

その他 [編集]

  • 『デュエル・マスターズ 双極篇フルコンプリートBOOK』には「自然超巨大獣デッキのコスト踏み倒しに大活躍!!!」とこのカードの紹介文が書かれている。このカードファイルはDMEX-02の発売から2週間後に発行・発売されたので、【チェイングラスパーループ】に組み込まれることを記事の執筆時点で予想していたとも取れる。
  • アニメ「デュエル・マスターズ!」15話ではカブト鬼切札 ジョー戦で《ミステリー・ディザスター》を使用。山札から《ドルツヴァイ・アステリオ》をバトルゾーンに出した。
    • なお、ジョーからは「そんなの運任せじゃん」と言われるも、カブト鬼は「運任せなどではない。運を引き寄せられるのは強者のみ」と返した。
    • このセリフは続きの16話で《7777777》をジョーが使用する時に、カブト鬼にそのまま返した。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]