《ガヨウ
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ガヨウ神 SR 無色[ジョーカーズ] (5) |
クリーチャー:ジョーカーズ/スペシャルズ 4000 |
このクリーチャーが出た時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計5枚以上あれば、カードを2枚引く。その後、ジョーカーズを1枚、自分の手札から捨ててもよい。そうしたら、カードを2枚引く。 |
ジョーカーズレベル5を達成するとcipで2ドローでき、その後ジョーカーズを1枚捨てるともう2ドローできる。
ジョーカーズ統一のデッキビルディングを要求することと引き換えに、《トリプル・ブレイン》の上位互換となる手札補充効果を内蔵している。
条件を満たせば山札を4枚掘りながら合計3枚も手札を増やせる。《ヘルコプ太》のような爆発力がない分、安定したドローソースとして運用可能。《壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ》にある程度耐えられるパワーラインも魅力的。
同弾の《ジョット・ガン・ジョラゴン》とは非常に相性が良く、持ち前の手札交換によってジョラゴン・ビッグ1を連鎖的に誘発させられる。2枚目の《ガヨウ神》を引けばそれも連鎖に充てられるので、引き次第だが爆発的にリソースを稼げる。
また、《ジョット・ガン・ジョラゴン》の召喚時にバトルゾーンから手札に戻せるため、手打ちして《ジョット・ガン・ジョラゴン》を探しに行き、このクリーチャー自身はコスト軽減要員としてバトルゾーンに残すプレイングも取れる。このクリーチャーが相手の除去を引き寄せることで、結果的に《ヤッタレマン》が生き残ることもある。
しかし、例えば4ターン目に《あたりポンの助》でワンクッション置いてから投げるとしたら、やはり爆発力のある《ヘルコプ太》の方が有用。当たり前だが最速でドローをしても勝てなければ意味がないのであって、勝つために《あたりポンの助》によって相手の動きを封じることの方が重要な場合もままある。また、ハンデス系統のデッキ相手の場合は3枚程度のドローでは相手を制圧できないこともあるので、その辺にも留意すべきであろう。
2019年7月1日付で殿堂入り。2022年7月1日付で殿堂解除。
【ジョット・ガン・ジョラゴン】におけるディスカード連鎖手段として必須であり、そちらのデッキで愛用されてきた。
後に《ポクチンちん》が登場し、【ジョラゴンループ】が成立。このカードはループ始動を安定させるドローソース兼直接的なループパーツとして使われた。
【ジョラゴンループ】は超天篇が始まっても衰退することはなく、公式が推していた【GRジョーカーズ】がほとんど見向きされなかったためか、2019年7月1日付けで殿堂入りに指定された。
DMRP-12期には【青赤緑バーンメア】が成立したが、そちらにはほぼ入らなかった。序盤から大胆に手札を使ってマナドライブの達成を目指すデッキなので、細やかなリソース管理とは相性が悪い。無色という部分もコスト2マナブーストを連打する際不利に働く。
DMEX-12期に成立した【旅路バーンメア】では、《アイアン・マンハッタン》や《燃えるデット・ソード》を引き込むために一転して積極採用された。この頃にはサーチ要員兼《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》の革命チェンジ元として《熊四駆 ベアシガラ》の採用も見られた。
2022年7月1日付で殿堂解除された。同日には《破界秘伝ナッシング・ゼロ》も解除されている。
殿堂解除から約1ヶ月後のDMEX-19で《ジョリー・ザ・ジョニー Final》が登場。レギュレーション改定時点で実質的に予告されていたことだが、無色ジョーカーズの大幅な強化に繋がった。
以降オリジナルで【Finalジョーカーズ】がポツポツと入賞。このカードは4枚積みのほぼ確定枠で、手打ちも頻繁に行う。
その後、【Finalジョーカーズ】は旬を過ぎたが、《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》が殿堂解除されると需要が回復した。ただ、中量級ジョーカーズのドローソースとしては《勝熱と弾丸と自由の決断》でわざわざ疑似スピードアタッカー化せずに済む《ヘルトッQ》の方に分がある。
数年置きに相性の良い新規ジョーカーズが登場していることもあって、殿堂解除されたカードとしてはよく使われている。