【轟破天九十九語】 [編集]
マナブーストと手札補充による《轟破天九十九語》の早撃ちに特化したデッキ。
この項ではパワー12000以上を中心とした、いわゆる専用構築型について記述する。主に青緑ないし白緑で組まれる。
後にツインパクト軸でも十分使えるようになったが、そちらは【白緑ツインパクト】を参照してもらいたい。
キングダム・オウ禍武斗 MAS 自然文明 (9) |
クリーチャー:グランセクト 14000 |
マッハファイター |
T・ブレイカー |
破天九語:このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを9つブレイクする。 |
|
轟破天九十九語 MAS 自然文明 (10) |
呪文 |
各プレイヤーは、すべてのクリーチャーを自身のマナゾーンからバトルゾーンに出す。これらのクリーチャーがバトルゾーンに出ることによって起こる効果はすべて無視する。(マッハファイターなどの、そのターンの間働く能力は無視されない) |
主要カード [編集]
マナブースト・手札補充 [編集]
防御・妨害札 [編集]
フィニッシャー [編集]
このデッキの回し方 [編集]
序盤はマナブーストや手札補充で態勢を整え、10マナ貯まったら《轟破天九十九語》を唱え、そのまま《水上第九院 シャコガイル》か《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》でフィニッシュに向かう。
高速のコスト踏み倒し系統に対しては《デスマッチ・ビートル》を立てて対処し、システムクリーチャーは《龍装車 トメイテオ》などのマッハファイターで対処する。
フィニッシュが間に合わないと思った場合は《キングダム・オウ禍武斗》を《ソイルピンプ・キャベッジ》で早出しして1ショットキルプランを取ろう。
長所 [編集]
10コストを払えばマナゾーンにあるクリーチャーを何でも出せるほどデッキパワーが高いので、環境に無いようなデッキに対してはマナさえ貯めればカードパワーで押し切れる。
中盤までクリーチャーがあまり残らない(残す必要がほとんどない)デッキなので、相手の除去を腐らせることができる。
短所 [編集]
良くも悪くも直線的にマナブーストして《轟破天九十九語》を唱えるだけのデッキ、いわゆるフルパワーであり序盤のメタカード対策に乏しいため、各種メタカードには脆弱。デッキの構成上そこそこのコストのクリーチャーで固まるため、【ゲイル・ヴェスパー】と異なり低コストクリーチャーを《Dの牢閣 メメント守神宮》でブロッカー化する戦略も実現困難。
マナブーストメタである《DG 〜裁キノ刻〜》を立てられると《キング・シビレアシダケ》程度でしかマナブーストできなくなる。これに加えて《奇石 ミクセル》が立つとマッハファイターを着地させるのにも難儀する。
呪文メタもキツイ。《タイム3 シド》や《奇石 タスリク》などは《奇石 ミクセル》とのセットで出てくるので厄介であり、これらをマッハファイターだけで捌くのは相当の手間がかかる。《古代楽園モアイランド》に至ってはまず退かせないので、諦めて《キングダム・オウ禍武斗》を素出しするしかない。
しかし何と言っても《天使と悪魔の墳墓》に決定的に弱いのが弱点。《水上第九院 シャコガイル》軸の場合はむしろ複数枚マナゾーンに埋まってくれないと円滑なフィニッシュには繋がりづらく、《天使と悪魔の墳墓》を打たれて詰みに陥る危険性と隣り合わせであるというのはこのデッキのジレンマと言えよう。
参考 [編集]