【チェンジザダンテ】 [編集]《龍装艦 チェンジザ》による呪文のコスト踏み倒しを軸とした《時の法皇 ミラダンテXII》系列のデッキ。DMRP-06期に【白青緑ミラダンテ】から派生して成立したデッキで、白青緑ないし青緑で組まれるが、闇をタッチする場合もある。
メインカード候補 [編集]
超次元呪文 [編集]
サイキック・クリーチャー [編集]
概要 [編集]2018年3月1日に《真・龍覇 ヘブンズロージア》が殿堂入りして以降、DMRP-05期にはまず【青緑コントロール】に構築を寄せた模索系が主流化。受け札もよりシノビに寄せたものとなり、光マナを支払ってプレイするカードが《Dの牢閣 メメント守神宮》と《怒流牙 サイゾウミスト》程度の構築もざらになった。その中で《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》や《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》、《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》によって、汎用性や1ターンの密度はさらに上がった。 特に《龍装艦 チェンジザ》の能力が強力で、これによって《龍装艦 チェンジザ》と超次元呪文に寄せたこのアーキタイプが確立されたのである。相手ターン中に《怒流牙 佐助の超人》から超次元呪文をディスカードすることで、《洗脳センノー》など持ち主から見た相手のターン中に効果を発揮するコスト踏み倒しメタを躱しつつ盤面を賑わせることができるようになった。 【白青緑ミラダンテ】から【青緑コントロール】ベース、そしてこのデッキに派生するまでの過程で、水の呪文をコスト踏み倒しで唱えることからは脱却している。一見このデッキと相性の良い《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》は、踏み倒し先があまり存在しないこと、《Dの牢閣 メメント守神宮》が既にD2フィールド枠に定着していることから、入れないことが多い。サイキック・クリーチャーを8枚投入が基本であるため、ドラグハートも全抜きするのがテンプレ。水のマナ武装にこだわる必要がないため、自然単色のマナブーストを普通に投入する構築となっている。 このデッキの回し方 [編集]序盤はマナブーストしたり《奇石 ミクセル》を立ててコスト踏み倒しを牽制したりする。その後、《怒流牙 佐助の超人》のニンジャ・ストライクを起点に《斬隠蒼頭龍バイケン》や《龍装艦 チェンジザ》からの呪文で防御したり、《ジャミング・チャフ》などを手打ちして相手の呪文手打ちによる動きを封じたりする。 十分盤面が揃ったら《時の法皇 ミラダンテXII》による召喚ロックと《ジャミング・チャフ》などによる呪文ロックで詰める。 長所 [編集]打点の並びにくいビートダウンには《斬隠蒼頭龍バイケン》で、ハンデス、呪文を起点にしたループに対しては呪文ロックで対処可能。 特に《爆霊魔 タイガニトロ》には強固で、《龍装艦 チェンジザ》を予め立てていればあちらの大量ハンデスによって超次元呪文の踏み倒しを起動することを警戒させることができる。もちろんマッドネスで出した《斬隠蒼頭龍バイケン》を革命チェンジ元にして残った手札にある《時の法皇 ミラダンテXII》で革命チェンジするプランも匂わせることができる。ただし、大量ハンデスを逆利用して整えた盤面を《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の禁断爆発で一掃されるという裏目がある。 成立期が丁度【ジョーカーズ】が【ジョット・ガン・ジョラゴン】に移行した頃であり、盤面が並びやすいデッキの相対数が少なくなっているため、除去札をそれまでの【青緑コントロール】よりも少なめにして展開札に回している。そのため、カウンターで相手盤面を除去したもののそこから反撃に向かうことができないという事態には比較的陥りにくい。 《異端流し オニカマス》は《機術士ディール》の対象を取らない除去で退かせる。いざとなれば《巨人の覚醒者セツダン》で恒常的にバウンス耐性を味方サイキックに与えることも可能。尤も、《異端流し オニカマス》自体このデッキが発祥した時期にはマッハファイターの登場によって相対数を減らしているため、対策を切っても構わない場合も多くなったのだが。 S・トリガー以外の方法でコスト踏み倒しできる呪文のカウンター札を多く使うため、【赤白“轟轟轟”ブランド】の《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》には比較的強固。相手がもたついていればだが勝機は十分生まれる。 メインデッキを一見すると召喚酔いしないクリーチャーに恵まれないようだが、《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》や《勝利のガイアール・カイザー》などサイキックのスピードアタッカー関連は充実している。もしメインデッキから仕込みたいなら《龍装艦 チェンジザ》を疑似スピードアタッカーにできる《ダイヤモンド・ソード》などというのもある。 短所 [編集]呪文を対策しつつビートダウンを仕掛けるデッキは不利。【サザン・ルネッサンス】あたりだと序盤から終盤まで徹底的に呪文封じされ、唱える機会が全くないことも。 ニンジャ・ストライクが発動するよりも早く殴り切るデッキも苦手。【“轟轟轟”ブランド】は《ドリル・スコール》によるランデスを仕掛けつつ2〜3ターンで殴り切るため、最悪の場合《Dの牢閣 メメント守神宮》が捲れても手遅れという事態も。 多くのキーカードのコストが5なので《奇天烈 シャッフ》には脆い。 シノビ、《Dの牢閣 メメント守神宮》以外が全てカードタイプに呪文を持つので、《拷問ロスト・マインド》は天敵。リソースを一掃される上に、マッドネスでも返せない。 【ゲイル・ヴェスパー】のような、呪文の使用を封じられても十分勝てるエクストラウィン系統には呪文封じや受け札が腐りがち。 その他 [編集]カードパワーやレアリティの高いカードが多いこともあり、当時は高価だったカードも多く採用されていた。双極篇における資産ゲーを物語るデッキの1つである。 2019年3月1日に本体の《時の法皇 ミラダンテXII》が殿堂入り。これを受けて、デッキをコントロールに寄せた派生形である【チェンジザドンジャングル】に主流が移った。 参考 [編集]タグ:
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