ホカベン [編集]

漫画およびアニメ「VS」シリーズに登場するキャラクター

本名は岡部太郎(おかべたろう)。大柄な体格で、性格は温厚。

アニメ版の担当声優は菅原雅芳氏。

以下、アニメについて解説。

勝太達と同じ中学校で、野球部に所属。背番号は2番でポジションはキャッチャー。
るるには遠く及ばないが、かなりの怪力の持ち主。

「VS」では当初デュエマに関して完全に素人で、勝太やぶっちゃけとのデュエマで1勝もできなかった。
しかし、第17話で特訓シーンが描写され、途中経過こそ完全に省略されたもののぶっちゃけに勝利する場面がみられた。
また、野球の実力はかなり高いようで、初対面の勝太でも彼の野球大会での実績は耳にしていた模様。甲子園とデュエマ甲子園両方での優勝を夢見ている。

アーマード・ドラゴンフレイム・コマンドを軸にした単色デッキを用いる。
野球部故に相手のシールドをブレイクする時の効果音も、バットが野球ボールに当たる時のそれ。勝利時の決め台詞は「試合終了、だべ!」。

他のレギュラーより1学年上なので修学旅行で登場していなかったり、ほぼ同年代の男性キャラとしては、るるから1人「さん」付けで呼ばれていたりするが、一方で勝太たちの年齢のキャラクターからは「ホカベン」と呼び捨てにされている。
彼は「勝太くん」や「べんちゃん先生」などと年下相手にも敬称をつけている。
しかし「VS」で中学3年生だったにもかかわらず、「VSR」でも引き続き中学に在籍しており何故か勝太達と同じクラス(つまり同学年)になっているようだ(熱血ナレーター曰くスタッフの思いつきらしい)。

「VSR」では動画サイト「DueTube(デューチューブ)」で「クライマックスほかい」として活動するようになり、動画中では口調も別人となっていた。
なお、デュエマウスデュエにゃんこの対決でデュエマウスのパフォーマンスがウケなくなっていた際には申し訳なさそうな顔をしていた。

  • 元ネタはyoutuberのマックスむらい氏。ホカベン役の菅原氏は演じるにあたり、むらい氏の動画を見まくりリスペクトしたとのこと。

戦歴 [編集]

VS [編集]

第18話では西八尾町のプールにてサソリデュエマし、初心者とは思えないコンボ攻撃を仕掛け、サソリをあと一歩まで追い詰めるが、《古代王 ザウルピオ》によりダイレクトアタックまでは届かずに敗北した。

第24話では孔明の策略で《超熱血 レッド・ブルマッスル》をはじめとして多数のカードを盗まれ、人間不信となり不良化してしまう(ただし、ポイ捨てや立ち読み等やっていることは小さかった)。
その後勝太達の助けやべんちゃんのメガネットワークマシン(通称メガネ)による1時間の特訓を経て《天守閣 龍王武陣 -闘魂モード-》を携えデュエマ甲子園店舗予選決勝まで勝ち進み、孔明と対戦。
《術英雄 チュレンテンホウ》の能力に苦戦するも、《天守閣 龍王武陣 -闘魂モード-》《熱血龍 ガイシュカク》龍解させ勝利、無事カードを取り返した。

描写は省略されたが、第33話にて八尾エリア予選に勝ち残り、デュエマ甲子園への出場が決定した。

第39話ではデュエマ甲子園にてギョウと対戦。
しかし彼の卑劣な戦法によってじわじわと追い詰められ、最終的にはダイレクトアタックをされずにライブラリアウトという、屈辱的な敗北となった。
この事は彼にとってトラウマとなっており、第42話ではギョウが勝太の動揺を誘う為に利用した。

VSR [編集]

第18話で同じDueTuber(デューチューバー)であるNOZOKINと対戦し、DueTubeの活動でタクティクスが大幅に上昇しており《トリガラ・ダシッチ》でデッキトップにドラゴンを仕込み《竜星バルガライザー》で踏み倒すコンボを披露し勝利した。

第24話でデュエマーランド社長と対戦し、《爆竜 NEX》ファイアー・バードを増やすも、社長の圧倒的なデッキのパワーの前に敗北した。

  • ちなみに、アニメ関係者だけで行われた「アニメ関係者版デュエマ甲子園」でも、ホカベン役の菅原氏は「VS」第39話と同じような形でライブラリアウト負けしたらしい。

「デュエル・マスターズ!!」第15話 [編集]

夢の中での出来事ではあるが、『デュエマグランプリ』の参戦者で「クライマックスほかい」という名前で再登場。
切り札は《爆裂遺跡シシオー・カイザー》と紹介されていたが、実際に使われることは無かった。
デュエマランクは6位。チューやんと戦ったが、ライブラリアウトによって敗北し、皮肉にも「VS」第39話と同じ屈辱を受けてしまった。

漫画版 [編集]

基本設定はアニメと同じだが、登場は少なくレギュラーではない。
初登場は聖エンジェル学園での勝太VSルシファーの観客であり、他の観客の応援を妨害した事によって批難を被った。

次の登場ではデュエマ甲子園の出場者として、広島スタジアムに潜伏して他の出場者を次々と撃破していた所を勝太と遭遇してデュエマをする。
《メガ・マナロック・ドラゴン》を切り札にした赤単ビートダウンで勝太を追い詰めるが、ダイレクトアタック間際に《革命の鉄拳》によって阻止され、返しのターンで《燃える革命 ドギラゴン》を出され敗北する。

元々野球部のメンバーにデュエマ甲子園の出場を反対されていたが、それを押し切って野球の全国大会を棄権してまで出場した。それに対して勝太から「おまえは自分勝手すぎる」と言われる。
敗北後は野球部のメンバーに温かく迎えられ、野球で日本一になる事を誓いデュエマ甲子園を後にした。

その他 [編集]

  • 元ネタは、通常の何倍も大きな弁当を指す「どか弁」が由来の水島新司の野球漫画「ドカベン」及び同作品の登場人物「山田太郎」「岩鬼正美」と、温かいお弁当を指す言葉であり著名な弁当チェーンの商標でもあった「ほかほか弁当」の略称「ほか弁」と思われる。
  • 公式の対戦動画においてホカベン役の菅原雅芳氏がスペシャルゲストとして参戦し、Deadmanカミカミ王子と対戦していた。ホカベンのイメージに合わせて火文明のデッキであるDMD-21を使用している。
    ただし、Deadmanとの対戦時には開始前にデッキを墓地に置いてしまいあわやライブラリアウト負け寸前の状態となる。

戦績 [編集]

通算成績:10戦2勝5敗2中断1不明

アニメ「デュエル・マスターズVS」 [編集]

アニメ「デュエル・マスターズVSR」 [編集]

  • 通算成績:2戦1勝1敗
    話数対戦相手勝敗デッキ名
    18話NOZOKIN勝利クライマックス、限界突破
    24話社長敗北爆竜ホームラン打線

アニメ「デュエル・マスターズVSRF」 [編集]

  • 通算成績:1戦0勝0敗1不明
    話数対戦相手勝敗デッキ名
    21,22話意地悪 清盛不明[1]不明

デュエル・マスターズ!! [編集]

  • 通算成績:1戦0勝1敗
    話数対戦相手勝敗デッキ名
    15話チューやん敗北不明

関連カード [編集]

参考 [編集]


[1] デュエマ後の描写から敗北と考えられる