フォイル [編集]

特定のカードの表面に施される、光沢感のある特殊な加工。

そのような加工を施したカードのことも指し、「フォイルカード」「キラカード」などとも呼ばれる。

デュエル・マスターズではレジェンドカードダブルビクトリービクトリースーパーレア及びベリーレアが固定でフォイル仕様になっている。また、一部のプロモーション・カードカティノカードヒーローズ・カードMIRACLEカードMODE→CHANGEDramatic Cardもフォイル仕様で収録される。

フォイル加工されたカードは光にかざすと様々な色に反射し、見た目が非常に派手で見栄えがする。そのため、エキスパンション構築済みデッキの目玉はフォイルカードとなっていることが多い。スーパーレアベリーレアカードに重くて強力なスペックのものが多いのは、これも一因である。

しかし、フォイルとカードの強さには直接関係は無い。フォイルカードにも実用性が高いものから低いものまで幅広く存在するため、実際のゲームで使う場合は、スペックの方も注視してデッキに組み込むべきだろう。

反りについて [編集]

フォイルカードは湿気を吸って内側に反る性質がある。そのため、実際に使う時はスリーブに入れた場合でも他のカードと区別がついてしまうこともある。

しかし、デュエル・マスターズでは基本的に高レアリティのカードはフォイル仕様でしか存在せず、フォイルには強力なカードが多いので使わざるを得ないことがしばしばある。

そういう場合に反りを出来る限りなくす方法としては、乾いた場所で辞書などの重くて平らな重りを乗せてしばらく放置しておく、いわゆる押し花のような方法や、大きすぎないサイズのタッパーの中に乾燥剤と共に投入する方法がある。
他には、少しゆとりのあるスリーブを用意し、それに他のカードと一緒に裏表が互い違いになるようにきつめに入れる方法もあるが、あまり詰め込みすぎてカードの端がつぶれてしまわないように注意。

それでも時間が経つと反りはまた出てくるので、カードの状態を重視する人には管理に手間のかかるカードといえる。

フォイルとイカサマ [編集]

フォイルは通常のカードと硬度が違うため、パチンと鳴らすようにゲーム台に置くとノーマルより音がしない。これをゲーム開始時に置いたシールドの識別やディールシャッフルした相手のカードを山札の下に固めて事故が起こるようにするといったイカサマに悪用することができる。

フォイルとサーチ [編集]

フォイル、特に《天地命動 バラギアラ》などの5枚1セット確定のカードは、「サーチを助長しかねない」という点から批判されることもある。だがこれはそもそも客が自由に選べないように店側が対策を打てば問題ない。

その他 [編集]

  • フォイル(foil)とは箔の意。「ホイル」とは同義語である。デュエル・マスターズの各商品に書かれている事から察するに、デュエル・マスターズの公式では名称は「ホイル」で統一されている模様。
  • フォイルのパターンにもいくつか種類があり、不定期に更新される。時期ごとにフォイルの違いを見比べてみるのも面白いだろう。
  • フォイルとは逆に、カードに加工が施されていないことを俗に「ノーマル」と呼ぶ。フォイルに比べると派手さでは劣るが、逆にその落ち着いた雰囲気を好むプレイヤーも多い。
  • MODE→CHANGEDramatic Cardが存在する都合上、フォイルだからと言って必ずしも高価であるとは限らない。
    スーパーレアベリーレアの場合も、カードそのものの強さによってシングルカードの値段も大きく上下することが多い。
    トレードの際は実際のカードの価値をよく確認するべきだろう。
    • カティノカードに始まる「ノーマルのイラスト替え版」が導入されたのも、もとを糺せば「レアリティが高くないカード(=通常フォイルでないカード)」にも強いものがあると知ってほしい」という開発側の配慮によるものである。
  • DASHTVSでの「こちらデュエ曲署特捜班」にて「カードを干すと反りが戻る」という会話がある。
    確かに乾燥はできる為反り対策にはいいが、直射日光でカードが色落ちする、室外でやった場合汚れたり盗まれたりする等、デメリットが非常に大きくお勧めできない。(作中でも「個人の感想です」「気分的なもの」と釘を打ってはいたが)
    • 乾燥材の入った容器に保存することで同様の効果を再現できる。

参考 [編集]