《アクア・スナイパー》 [編集]
アクア・スナイパー SR 水文明 (8) |
クリーチャー:リキッド・ピープル 5000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるクリーチャーを2体まで選び、持ち主の手札に戻す。 |
DM-01で登場した水のリキッド・ピープル。
cipで《テレポーテーション》を撃てる。最初期のスーパーレアには珍しい、パワーよりも能力に強さの重きを置いたタイプのクリーチャー。
複数バウンス持ちのクリーチャーなので、使い方は幅広い。主に以下の3つに分けられる。
1.相手のクリーチャーを2体(まで)戻す。
通常のクリーチャーは召喚酔いする為、それらを複数戻せば強力な時間稼ぎになる。スピードアタッカーやcip持ちには効果が薄いものの、任意効果なので戻したくない相手を戻してしまうことはない。
2.自分と相手のクリーチャーを1体ずつ戻す。
ある程度時間稼ぎをしながら、自分のクリーチャーのcipを再利用できる。またこのクリーチャー自身を手札に戻すことで、毎ターンバウンスを放つことが可能になる。
3.自分のクリーチャーを2体(まで)戻す。
大量のマナが必要になるが、複数のクリーチャーのcipを使いまわせる。また自身ともう1体を戻すことで、毎ターンcipを再利用できる。
用途は幅広く、柔軟に対応できる能力だがやはり8コストという重さがネック。自身を含めた使い回しを考えるならさらに多くのマナが必要であり、戻す先がいなければW・ブレイカーすら持たない本体の貧弱さも響く。
初期の【除去コントロール】で隠し玉的に使われて以来、長らく環境でお目にかかることは無かったが、覚醒編環境でサイキック・クリーチャーへのメタとして【不滅オロチ】に採用された。ネックであるマナコストを、踏み倒しやマナ加速でカバーできる。何ならニンジャ・ストライクで出した《斬隠オロチ》をこのクリーチャーのバウンスで回収して再利用しても良かった。
その後、DMX-04にてコストが1下がり、種族にハンターが追加された完全上位互換、《アクア・ナルトサーファー》が登場し、以降は役割を譲った。
5枚目以降が欲しいか、このカードに思い入れがあるならば、こちらを使ってみるのもいいだろう。
- バウンスの対象は同時に2体まで選ぶ。よって、解除持ちのサイキック・クリーチャーを2回バウンスして完全に除去するというプレイングはできない。
- 2005年の映画「闇の城の魔龍凰」では冒頭のデュエルマスターズについて説明するシーンで、水文明の一員として登場している。
- デュエル・マスターズ プレイスではDMPP-01に収録。バウンスが相手限定になり、パワー6000のW・ブレイカーになった。バウンスカードに共通することだが、特に使い回しを意識することの多いこのカードにとってバウンスが相手限定になったのはかなり痛手。代わりに殴り性能が向上している為、相手の盤面をこじ開け突破口を開くことに特化したカードになったといえる。
- 水の守護者カイトの使用するこのカードはバウンスできるクリーチャーの数が最大3体となる不具合がかつて存在した。
関連カード [編集]
《アクア・スナイパー》の姿が見られるカード
収録セット [編集]
参考 [編集]