要求値 [編集]

特定のコンボを始動させたい時点で、そのターン数に対して必要となるパーツを揃えることの難易度を表した用語。

「要求値が高い」となると、「確率的には容易ではない」という意味合いとなる。

特に、手札補充を用いずコンボを達成させたい場合に用いられやすい。例えば、《友情の誓い》《五連の精霊オファニス》を組み合わせたデッキは、純粋にプレイヤーの引きの強さだけが要求される。

  • 同じ「N種類が必要」な場合でも、いつまでに揃えなければならないかによって、要求値は変わってくる。1ターン目の時点で2種類のカードが必要なのと4ターン目の時点で2種類が必要なのでは、ドローステップの有無や《サイバー・チューン》といった手札交換を使う余地があるかにより、雲泥の差がある。
  • 要求値という単語が使われる理由は、単に確率計算が煩雑であることに由来する。また、採用枚数の違いでも確率は変わってくるため、一概に何パーセントと表記するわけにもいかないのも理由である。
    • コンボパーツだけでなく、他のカードの文明の枚数によっても色事故により確率は変化する。多色カードのタップイン等まで考えると、正確な計算は非常に困難になる。

要求値が高い例 [編集]

先攻1ターン目に、殿堂入りしている《“轟轟轟”ブランド》マスターG・G・Gで出すのは手札の要求値が高い。

この条件なら、「コスト1の火のクリーチャー」を1枚以上、「《ニクジール・ブッシャー》」を1枚以上、「《“轟轟轟”ブランド》」を1枚ちょうど引ける確率で求まる。
結果は……約0.887%

  • このように、高すぎる要求値を数値化してもあまり役に立たない。現実的に起こり得ないのなら、戦術としては破綻している。単に「起こればラッキー」の一言で済む。

参考 [編集]