光姫聖霊(こうきせいれい)ガブリエラ》 [編集]

光姫聖霊ガブリエラ SR 光文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/メカ・デル・ソル 7000
G・ゼロ−自分のシールドが1枚もなく、バトルゾーンに自分の《光姫聖霊ガブリエラ》が1体もなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
W・ブレイカー
相手のクリーチャーの攻撃によって、相手がゲームに勝つ時、かわりにこのクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、相手はゲームに勝たず、このターン中クリーチャーは攻撃できず、自分の次のターンの終わりに自分はゲームに負ける。

DM-30で登場したエンジェル・コマンド/メカ・デル・ソル
一瞬だけゲーム敗北を免れるクラッチ型の能力を持つ。

相手のダイレクトアタックに際してこのカードを破壊することで攻撃は無効となり、1ターンだけ時間を稼ぐことができる。
また、シールドが0枚だとコスト0で召喚できるG・ゼロを持つ。
ただし、相手がシールド0枚で攻撃を終わらせる可能性は低く、普通のデッキにはまず入らない。

使うなら、能動的に自らのシールドを0枚にしてしまうコンボデッキであろう。特に【ブライゼシュート】【スター・イン・ザ・ラブ】ではスーサイドの隙を埋めるのに良く使用される。

また、《デビル・ドレーン》と組み合わせると最速3ターン目に出すことができる。【ヒラメキドレーン】ではよく使われ、コスト8のクリーチャーが必要な際、《ヒラメキ・プログラム》の踏み台になってくれる。
ただし、《ヒラメキ・プログラム》は後にプレミアム殿堂入りしてしまった。

登場直後はこれといった使用法がなく評価が低かったが、【マッドロマノフワンショット】での活躍をきっかけに評価が見直されていった。
シールドを犠牲にする特殊なコンボデッキではよく見かける1枚である。

  • 名前の元ネタは、大天使ガブリエルの女性形であるガブリエラだろう。天使であるエンジェル・コマンドと実在する女性名から名前が付けられるメカ・デル・ソルが合わさった、面白いネーミングであると言える。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

光姫聖霊ガブリエラ SR 光文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/メカ・デル・ソル 7000
G・ゼロ:自分のシールドが1つもなく、バトルゾーンに自分の《光姫聖霊ガブリエラ》がない
W・ブレイカー
相手クリーチャーの攻撃によって、相手がゲームに勝つ時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。そうした場合、相手はゲームに勝たず、このターン、クリーチャーは攻撃できない。(自分の《光姫聖霊ガブリエラ》のこの効果は、ゲーム中1回のみ発動する)

DMPP-11で実装。ダイレクトアタックによる敗北を回避した次のターンに勝ちに行けなくても敗北しないようになった。

複数体並べても《クリスタル・ツヴァイランサー》のようにシナジーがあるわけではないので、踏み倒しは単一のみの制限がついたままなのは残念である。1体しか出していないとメインステップ除去してから攻撃ステップダイレクトアタックできてしまい、ゲーム中に1回も効果を発動できないというTCGと同じ弱点があるので、防御性能に不安が残る。同じく敗北回避能力G・ゼロを持つ《五元の精霊プラチナム》G・ゼロで複数体が禁じられていなかった。

  • 《光姫聖霊ガブリエラ》の「このターン、クリーチャーは攻撃できない」はクリーチャーに効果を適用するため、能力発動後に出たクリーチャーはプレイヤーを攻撃することができる。
    • 《海王龍聖ラスト・アヴァタール》も「クリーチャーは自分を攻撃できない」という似たテキストながら、クリーチャーではなくプレイヤーに対する継続的効果を発揮し、後から出たクリーチャーにも有効になっている。
    • とはいえ、実装時のカードプールでは、《ガブリエラ》の能力発動後にクリーチャーを出せるケースはそう多くはなく[1]、実際に意識する必要は薄い。
  • 裁定上「ゲーム中1度」は各プレイヤーで判定される(TCGの極限ファイナル革命終極宣言を踏襲)が、DMPP-23のアップデート時のテキスト整備に伴い「自分の《光姫聖霊ガブリエラ》のこの効果は」に改善され、読むだけで理解できるようになった。

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


[1] 《ラスト・アヴァタール》はクリーチャーへの攻撃などが許容されるため、《ラスト・アヴァタール》能力発動後でもクリーチャー攻撃でアタックトリガーを使ったり、《幻想妖精カチュア》タップスキルを使うことで、クリーチャーを補充できるため、テキストの見た目に反してプレイヤーを対象とする能力であることの影響が大きい。一方《ガブリエラ》はクリーチャーへの攻撃やタップスキルも封じてくるため、《ガブリエラ》の破壊、もしくはプレイヤーへのダイレクトアタックを行ったクリーチャーの攻撃後適用される効果起点で動く必要がある。具体例としては《黒神龍ゾルヴェール》《黒神龍グールジェネレイド》《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》などがある。