死神戦鬼(しにがみせんき)ベル・ヘル・デ・バラン》 [編集]

死神戦鬼ベル・ヘル・デ・バラン C 闇文明 (5)
クリーチャー:デーモン・コマンド 11000
このクリーチャーは、アンタップされているナイト、サムライ、シノビを攻撃できる。
このクリーチャーが攻撃できる時、自分の他のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、このターン、このクリーチャーはアンタップされている進化ではないクリーチャーを攻撃できる。
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

DM-32で登場したデーモン・コマンド
《荒廃の巨王ジェノサイド》《憤怒の猛将ダイダロス》の特徴を合わせ持つ。

それらに似ている攻撃制限持ちの低コストパワーというスペックに加え、戦国編のメイン3種族に対してはアンタップキラーとなる能力を持つ。
場に残りにくいシノビはともかく、サムライナイトへの制圧力は凄まじく、戦国編を真っ向から否定するかのような能力である。

種族に「ナイト」を含むためファンキー・ナイトメアダーク・ナイトメアに対してもアンタップキラーとなる。

突っ立っているだけで抑止力があり、味方を破壊することで進化クリーチャー以外であるすべてのクリーチャーにもアンタップキラーとなる。この時、《無限掌》《崩壊と灼熱の牙》を組ませればほぼゲームエンドである。
また、アンタップキラーと化すと相手はシステムクリーチャーなどを破壊されたくなくなるため、相手のブロッカーに対しても睨みを利かせられる。《死神獣ヤミノストライク》のようなpig持ちと組み合わせることも。

《荒廃の巨王ジェノサイド》などと比べると、一概には言えないものの、スーサイド戦術も取れるうえにパワーも高く、現状パワー9000超えが珍重される環境を考えればこちらのほうが上。
《憤怒の猛将ダイダロス》とは相手プレイヤーへの攻撃が可能かどうかで差別化されるが、スーサイド戦術を絡めたデッキなら両方入れてもよい。

死神として考えても《死神盗掘男》と組み合わせてのドロー《死神の魔龍虫ビャハ》メテオバーンのサポート、《死神明王 XENOM》進化元など様々な場面で活躍が見込める。

なお、使用の際は能力の解釈に注意。味方を破壊するタイミングは「攻撃できる時」なので、バトルゾーンに相手のサムライ・ナイト・シノビ、もしくはタップされているクリーチャーのいずれも存在しない場合、そもそも攻撃できないため、味方を破壊することはできない。

単純ながら強力なスペックであるため、相性のいい死神デーモン・コマンドのデッキでは初心者から上級者まで使えるカードである。

後に自然の低コストパワー12000のクリーチャーが増え、殴り返し役としてのライバルが増えた。
中でも《龍装車 トメイテオ》はマッハファイターを持ち、1ターン限定だが即効性があるので強力。しかし、このクリーチャーは相手のターンを乗り切れば何度でもアンタップキラー成り得、文明なので【崩壊と灼熱の牙】のデッキカラーと相性が良い利点が存在するので、まだまだ頑張ってくれるだろう。

  • 味方を破壊してもアンタップ状態の進化クリーチャーは攻撃できないが、大抵の進化獣は「攻撃してこそ」なカードが多い。多くの進化を乗り越えられるパワーがあるため、それらに対しては十分に睨みを利かせられる。
  • コモンであり、手に入りやすさも抜群。特にトッキュー8では高パワーなコモンと言うこともあり、鬼神の如き性能を発揮する。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]