DMデッキ開発部 [編集]
デュエル・マスターズ公式HPにかつて存在したコンテンツの一つ。
極神編~覚醒編にかけて毎週更新されていた。しかし、エピソード1期のみ月に一度、ドラゴン・サーガ期以降は不定期更新となる。
革命編の終盤あたりから更新停止になり、新章以降はHPメニューからのリンクもカットされ、旧サイトのアーカイブのみが残っていた。その後、十王篇の11/24に旧サイトごと削除。2024年現在は一部復刻版を除いて見ることが出来ない。
内容は、キャラクターが掛け合いを行いながら、新しく登場したカードや、それを使ったデッキの紹介をするというもの。
殿堂入りが発表された後には、その理由の解説や今後の環境の予想をするなど、その内容は実戦的なものとなっている。
紹介しているデッキやコンボの中には、大会で使用しても遜色ない完成度の高いものも存在する。
しかし、時には発売したばかりのエキスパンションに収録されているスーパーレアやビクトリー、雑誌付録のプロモーション・カード、時には絶版して久しい弾のカードといった、高価で入手の難しいカードを複数枚入れる事を推奨してくる場合がある。
この点は、販促を狙うためのコンテンツである都合上仕方ないだろう。ともあれ、デッキ構築の際には非常に参考になるので目を通しておいて損はない。
- 2014年1月に、人気ランキング上位のメンバーのイラスト付きホロ仕様カードプロテクトが、タカラトミーモールにて限定発売されることが決定。イラストは「エーツー」「アン」「八重子」「ユウヤ&リリィ&ハル(投票数が僅差であるため3人まとめた、とのこと)」の4種類。また、特典としてTanru氏書下ろしの、開発部ストレージBOXが付く。
- なお、予定生産数に満たない場合、発売を中止する可能性があるとアナウンスされていた。現在は無事生産および発売されている。
- 2014年9月30日発売のvol.18号にも付録にTanru氏によるイラストの開発部メンバー付き《特攻人形ジェニー》のプロモカードが登場。また、デッキ開発部の出張記事も掲載された。今回は、シュウ、ハル、リリィ、アンとジェニーが描かれており、全員がハロウィンの仮装をしている。
登場人物 [編集]
開発部メンバーは永遠の少年少女であり、年月の経過は分かるものの、肉体的な年を取らないらしい。
(外見は同じでも、十数年経って妻子持ちになったデュエル・ジャック!!のマナトとは異なる。)
- エーツー……デッキ開発部のリーダーでツッコミ役。火文明担当
- 八重子……通称「DASH開発部の破壊神」。光文明担当
- アン……「面白ければなんでもいいっす」がモットー。自然文明担当
- シュウ……DASH開発部の常識人。闇文明担当
- トモ……DASH広報部も兼任。水文明担当
- ケンジ……「DMデッキ開発部XX」からの新メンバーでシュウの弟。闇文明・背景ストーリーなど解説担当
- ユウヤ……「DMデッキ開発部XX」からの新メンバーでケンジの弟。水文明・コンボ構築担当
- リリィ……「週刊!DMデッキ開発部DASH」から加わった新メンバー。ユウヤとは双子。ゼロ文明担当
- ハル……「週刊!DMデッキ開発部DASH」で復帰した初期メンバー。ゴッド・ノヴァ担当
- 開発部主任K……「NEX」までレギュラー、「XX」で1度だけ再登場。「こちら」では語り部を務め、「開発部員K」と呼ばれていた。その正体は……。
- ヤギー……神化編まで行われていた番外編「DMルール解説部」までは登場していたキャラクター。広報におけるトモの先輩。
- デュエルヒーロー ユウ……「DASH」および「週刊!」に登場。アイコンには本人の顔写真が使用されている。「SAGA」からはアイコンが新衣装のものに差し替えられたが、本人の登場はなかった。熱血担当
- デュエルヒーロー アツト……同上。ロマン担当
DMデッキ開発部の変遷 [編集]
DMC-18とDMC-19の特集から始まった。この時は構築したカードの種類や枚数、ワンポイントを紹介した、非常に淡白なものであった。
ちなみに、この時にはデュエルジャッカー・ショーやドクター・ハギー、松本しげのぶ先生といったゲストのカスタマイズしたデッキが紹介された。
その後は《フレアメタル・ドラグーン》など一部のプロモーション・カードをフィーチャーしたデッキや、各地の大会を制したデッキを紹介する内容が続いた。
DM-24発売時より『こちらDMデッキ開発部』がスタート。
コラムとして「開発部員K」(後に「開発部主任K」に改名)が、カードの紹介やデッキの構築、及び動かし方を独り語り形式で解説するというものであった。
ただ、DM-24から始まったものの、本格的な連載になるのは戦国編になってからである。
DM-32発売前にリニューアルされ『DMデッキ開発部NEX』となった。ここから「開発部主任K」以外のキャラクターが登場、キャラ同士の掛け合いやストーリーが織り込まれるようになった。
また、『NEX』以降は、デッキの動かし方をフローチャート付きで解説しているため、さらに分かり易くなった。
再びリニューアルされ、『DMデッキ開発部XX』に変わった。
開発分の進行がエーツーに任される事となり、ケンジとユウヤの参入によって、一時的にシュウとトモが主要メンバーから外れて裏方になる。
再三リニューアルされ、『DMデッキ開発部DASH』に変わった。月一連載となる。
『週刊!DMデッキ開発部DASH』に変わり、週間毎の連載となる。
ユウやアツトが登場するデュエル・マスターズ DASH TVで彼らが使うデッキを、デッキ開発部のメンバーと共に作るようになった。そのためストーリーも一部が連動する。
一方でこの頃から休載が目立つようになり、2~3週間後に数回分一気に更新する場面が増えるようになった。その際、休載当時のイベント情報がそのまま掲載されることもあり、今更載せても手遅れな状態になっていることもしばしば見られた。
エピソード3のDMD-13のデッキ改造紹介などを境に、2ヶ月以上に渡り連載が休止してしまった。
1月31日にDMD-14のデッキ改造特集で久し振りの更新と相成り、エーツーとトモを除く全員が登場した。なお、話の中で「ハルを初めとした全員が『更新が久しぶり』だと言おうとしてアンに止められる」という自虐的な遣り取りが行われた。
後述のプロテクトの郵送に合わせたかったのか、この直後に発売されたカードゲーマーの出張記事に手間取ったのか、真実の程は定かではない。
この頃、Deadmanが入社し、デッキ開発部とは別でDMD-14の対戦動画などを上げるようになる。
DMX-17のデッキ開発記事を最後に再び更新が途絶えていた。
記事の最後にカードゲーマー出張記事の宣伝がされていた事から、出張記事を優先させるためにコンテンツの更新を一時停止するようである。
また、Deadmanがyoutubeで解説動画を上げるようになり、カードの紹介としても其方に押され気味になっていった。
DMR-17のデッキ開発記事後、デュエル・マスターズ・グランプリ-1st直前企画として革命編環境で活躍するデッキを紹介したのを最後に更新が途絶える。
その後、約4ヶ月ぶりにDMX-20~DMD-28までの商品を全て紹介する記事が更新され、それが事実上最後の更新となった。
デュエル・マスターズ DASH TVやDASH TV S、DASH特選カードNEOといった関連コーナーが告知なく削除された。特選カードは公式サイト内「デュエ友ブログ」丸ごとの削除となる。
新章デュエル・マスターズのスタートに合わせたホームページのリニューアルの際に、開発部へのリンクがカットされた。一時期バックナンバーが削除されていたが、ひっそりと復旧されている。但し、ページアドレスは変更されておりアーカイブに変わった事が読み取れる。
「デュエル・マスターズGP4th」のニコニコ生放送および主任Kのtwitterで(2017年)4月中に更新する旨の発表、同twitterで「月はまたぎそう」宣言があったが、結局更新は行われていない。一方で、この発表の2ヶ月後にタカラトミーの別TCG「WIXOSS」のコラムとして「デッキ開発部WX」が公開され、DMデッキ開発部のキャラクターが色々変化を遂げて登場している(こちらは主任Kの執筆ではない)。
11月18日にホームページの統合・再リニューアルが告知され、旧ページのアーカイブのみに存在したデッキ開発部も削除されることが確定した。24日正午ほどに統合が行われ、それ以降デッキ開発部の記事を見ることは不可能になった。ニコニコ生放送およびTwitterで告知された通りのDMデッキ開発部更新は、最後まで実行されることはなかった。
12月にはDMRP-16の発売記念と題して公式Twitterのキャンペーンで公式関係者の私物をプレゼントする企画があり、開発主任Kからは作中で登場した「コンボノミコン・序章のみ2部」が出品された(現在行方不明)。
2023年7月11日に記事が更新。7月22日に発売のDM23-EX1に関連する過去の記事を復刻版として公式ホームページに掲載。
王来篇終盤の2021年12月12日、デュエル・マスターズ プレイスのアカウントにデッキ開発部らしきシルエットが公開。
その後14日に、デュエプレ2周年記念の特別コラムとして、デュエプレ特別編が掲載。なんと6年半ぶりの復活となる。
DMPS-04とDMPS-05のデッキ特集となっている。
尚、次の更新についてハルは『また7年後くらいじゃないですか』と投げやり気味に言っているが、主任KのTwitterでは「反響あれば次もあるかもしれない」との発言もあり、期待がかかる。
また、同15日4時ごろ、先述の「コンボノミコン・序章」がセブンイレブンのNetprintで一週間限定で一般公開され、その後川崎大輔氏のTwitterでも改めて内容が公開された。
約1年後の2022年12月18日にも、DMPS-08、DMPS-09の紹介として掲載された。この回ではユウヤがDMPS-08を元に構築したデュエプレ版【紅蓮ゾルゲ】を説明している。
2023年10月に『DMデッキ開発部 人気投票 inデュエプレ!!』が行われ、物凄い投票の末、アンが見事1位に輝いた。
神化編から15年近く経って尚、開発部メンバーの人気がうかがえる。
これにより、2024年7月に『デッキ開発部 デュエル・マスターズ プレイス特別編2024』が公開。
アンが1位になった記念として、《超神星ヴァルカン・アンチャンス》が誕生した。シークレット版も完備。
他にも《アカシック・タレス》に対する《アカシック・ゼノン》についても言及しており、一線を退いた現在でもTCG版の考察が行われている模様。
ただ、今後の連載に関しては
アン『まぁまぁ、きっとこのスキンのお陰でこの『PLAY'S CHRONICLE PACK』が売れまくれば、タカラトミーもデッキ開発部の影響力を無視できずにデッキ開発部スキン第二弾も企画すると思うっすし、きっとアンちゃんに水着も買ってくれるっすよ 』
エーツー『でも、主任が記事の〆切を守らないから、多分タカラトミーさんは懲りてると思う』
トモ『それはそうなんですよね…… 』
八重子『そこは主任にがんばってもらうしかないですのね 』
との事。どうやら先行きは怪しいようである。
なお、アンのスキンで水着姿を載せる企画もあったが、雲散霧消したらしい。
参考 [編集]