Y (イエスマン) [編集]

漫画「FE」に登場する、Yの称号を持つ不亞家のデュエリスト。出身地はギリシャ。

白いマントに黄金の鎧と大きな2本の角とY字の隙間がある兜を身につけている大柄な男。O (オアシス)曰く、感情がないという。
アフターR(レボリューション)の一員であり、世界で初めて「完全決闘」を編み出したとされる。
『Y』の称号を与えられた「FE」終盤の3年前からW戦までの間、完全決闘を宣言したデュエルではそれを破られた事がなかったという。

コロコロコミックのガルドメンバー紹介記事に「実力はザキラ級」とまで書かれていた。

使用デッキ///の4色リアニメイト

作中で初めてデュエルを披露したのは外伝にて。X (キサナドゥ)と共に南極のデュエルマスターを狙い、そこに居合わせた黒城 凶死郎とデュエル。《悪魔神バロム》にシールド2枚を破られるが(完全決闘は宣言していない)、返しのターンに9マナから《封魔秘宝アバランバ》《転生プログラム》のコンボで《機動聖霊ムゲン・イングマール》を呼び出し、マイナーカードである《バーニング・パワー》パンプアップを加えて《バロム》を含む黒城の全クリーチャーを破壊。そのままシールドすべてを破って圧倒した。黒城にダイレクトアタックを決めようとしたが、南極のデュエルマスターの不思議な力によって世界大会会場に飛ばされデュエルは中断。
山札操作からの《転生プログラム》での踏み倒しという実践的な手法から、実用性の低いカードで決定力をつけるプレイングはかなり異質。しかし、これはまだ序の口。

彼の本領が発揮されたのは「FE」終盤。ザキラに反旗を翻したWこと白凰を鎮圧すべくデュエルを開始するが、デュエマの漫画史上今でも名勝負と語り継がれるほどの見事なプレイングを魅せた。
白凰の《ヘブンズ・ゲート》による《天海の精霊シリウス》2体の同時出現に対し、直ちに《インフェルノ・ゲート》《キング・アトランティス》を墓地から呼び出し、《魂と記憶の盾》《キング・アトランティス》除去されれば《ロスト・ソウル》を唱え、《キング・アクアカムイ》召喚されれば《ストーム・クロウラー》で次の《ロスト・ソウル》マナ回収するなど、次から次へと白凰のプレイングに難なく対処していった。
デュエル中盤には《聖鎧亜キング・アルカディアス》を出し、《魔龍バベルギヌス》《光神龍スペル・デル・フィン》リアニメイトしてロックコンボも完成させるという、ガチ戦術を披露する。
それでも、白凰はシールドに《スーパー・スパーク》を仕込んだうえで、《無双海王ソウル・ドルジ》《聖霊王アルカディアス》で、《聖鎧亜キング・アルカディアス》《光神龍スペル・デル・フィン》をバトルで破壊することに成功し、これで白凰が勝利するかのように思われた。
しかし、返しのターンにイエスマンは、まさかの《シヴィル・バインド》を唱えて、白凰の《スーパー・スパーク》を封じて、ダイレクトアタックで勝利を収めた。《シヴィル・バインド》汎用性の低いマイナーなカードであったため、ガチ戦術での応酬の後に、そのようなカードを勝利に直結させるプレイングは、漫画では類を見ない事例であり、多くの読者を感嘆させた。

SX9巻の設定資料集によると正体は先代デュエルマスターにしてザキラにデュエルを教えた師匠であるヤエサル
構想段階においては、『劇中で行方不明となった「デュエルマスターの証」は彼の下に戻る』『デュエルマスターの証の所在をめぐってニセキサナドゥvsザキラの戦いが起こり、ザキラが敗北しそれをヤエサルが見届ける』という予定があったらしい。
しかし実際の出来上がった作品では、「FE」の世界大会で行方不明になったと思われていたデュエルマスターの証は、ザキラが手にしていたことが「SX」の勝舞vsハプニング戦で明らかになっており、ザキラはニセキサナドゥに勝利した一方、アダムに敗北し消滅している。
加えて、ヤエサル(イエスマン)はニセキサナドゥの分身体を相手に、ガルドの面々と共に応戦するが死亡した。
ヤエサルとザキラのデュエルマスターズの見解よりも、ザキラが自分の信念を貫いてガルドの長として生き様を貫く展開に重きを置いた結果、構想段階から大きな展開の変化が生じたものと思われる。

ザキラの師であることに加え、上記の見事なプレイングもあって、「ザキラより強いのでは?」と囁かれることもある。

アニメにおいては第6シリーズの「クロス」に登場。CVは梅津秀行氏で、デュエルマスター・ヤエサルとの兼任。
正体不明だった原作とは違い、デュエルマスター・ヤエサルがザキラの力で姿を変えられ手下にされた存在であると明言された。初登場時は鎧の色が黒色であったが、のちに金色になる。
勝舞と3回デュエルしているが、いずれも勝舞が勝っており、3戦目の敗北後にヤエサルに戻っている。
1度目のデュエルでは白黒のコントロールデッキを使用し、《雷光の使徒ミール》による《コッコ・ルピア》タップキル《炎獄スマッシュ》による除去、《天雷の導士アヴァラルド公》及び《魔光王機デ・バウラ伯》による手札補充とサルベージ《光神龍ザ・イエス》シールド・プラスで終始ゲームの主導権を握り続けた。しかし、勝舞の発言から正気を取り戻しかけ、後は《ザ・イエス》でダイレクトアタックをするだけという状況まで持ち込んだにも関わらず、攻撃せずに勝舞にターンを返し敗北。トリガーの《デーモン・ハンド》も使用しなかった。そしてYに指示を出していたX (キサナドゥ)は絶叫し、デュエルを見ていたザキラ は激怒した。[1]

勝舞との2度目のデュエルではザキラによってYの洗脳が強化された状態で挑んだ。DMC-44に《ザ・イエス》をピン刺ししたデッキで挑むも、DMC-43を握っていた勝舞にまたしても敗北してしまった。しかし、敗北したにもかかわらずYに動じた様子はなかった。

44話での、ガルドに反旗を翻した白凰とのデュエルではDMC-44をベースとした赤青黒のデッキを使用。《デス・スモーク》《龍神ヘヴィ》で除去。《ソウル・アドバンテージ》でハンデスを行い、白凰の手を次々と潰した。白凰《ヘブンズ・ゲート》から、《天海の精霊シリウス》《奇跡の精霊ミルザム》を出して攻撃を仕掛けるも、シールドがすべてブレイクされた際にS・トリガーで発動した《インフェルノ・サイン》から《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》をリアニメイトし、シールドを7枚に増やした。また、手札から捨てたカードの内、《黒神龍グールジェネレイド》《クリムゾン・メガ・ドラグーン》《アクア・サーファー》はリアニメイトは活用された。次のターンでは《魔龍バベルギヌス》から《クリムゾン・メガ・ドラグーン》を踏み倒してブロッカーを除去し、《バベルギヌス》の破壊に反応した《グールジェネレイド》をリアニメイトした。その後は白凰のシールドを破壊し詰めていったが、《星龍の記憶》[2]により、《ミルザム》で追加したシールドなどからクリーチャーを大量に出された。さらに白凰は返しのターンで勝舞との友情クリーチャーである《聖霊龍騎セイント・ボルシャック》を召喚。そのまま白凰が勝利するかと思われたが、Yはシールドから2枚の《デーモン・ハンド》《インフェルノ・サイン》を引き当て、ダイレクトアタックを阻止。次のターンでYは《竜極神ゲキ》《竜極神メツ》G・リンクさせ、そのままダイレクトアタックを決めた。しかし、この時白凰はYのデッキと戦略を勝舞に見せることを目的としていたため、これは後の勝舞の勝利につながった。

続く45話では3度目となる勝舞とのデュエルを行った。序盤は、《マリブ・ダンサー》《幻槍のジルコン》《龍神ヘヴィ》を展開。さらに勝舞がブレイクしたシールドから捲れた《インフェルノ・サイン》と手打ちした《インフェルノ・ゲート》で《竜極神》をG・リンクさせ、ランデスをしながらビートダウンを開始した。[3]しかし、勝舞は返しのターンで《母なる紋章》を引き当て、切り札である《超聖竜シデン・ギャラクシー》を踏み倒し、二回攻撃で《竜極神》を破壊した。Yは返しのターンで2体目の《龍神ヘヴィ》を召喚[4]するも、勝舞のクリーチャーを処理しきれず、ザキラの揺さぶりを振り切った勝舞に返しのターンで敗北。
その後は元のヤエサルに戻り、白凰のデリートを解除した。

「イエスマン」という名前は追従者を意味するが、彼が光文明の使い手なのもあって「イエス・キリスト」ともかかっていると思われる。ちなみにキリストの方のスペルは「Jesus Christ」であり、Yからは始まらない。

ヒーローズ・カードでは非常に目立つ存在であり、《インフェルノ・サイン》《エナジー・ライト》を除く彼のヒーローズ・カードにはカード名に全て「イエス」が入る(《超神龍イエス・ヤザリス》《光神龍ザ・イエス》《至宝 オール・イエス》)。
加えて《至宝 オール・イエス》《インフェルノ・サイン》には、イラストにイエスマン本人がデカデカと描かれている。

  • 「FE」コロコロコミック連載開始となる2005年4月号に付属していた「不亞一族大集結ポスター」での設定では、ザキラの一言一句に忠実に従う家臣の中の家臣らしく、切札は《パワード・スタリオン》

使用カード [編集]

漫画版

アニメ版

関連カード [編集]

関連デッキ [編集]

関連パック [編集]

強敵バトル [編集]

イエスマン
キャラクター:SP9
イエスマンが現れた時、《敵》クリーチャーを1体呼び出す。
あなたは多色ではないクリーチャーを召喚出来ない。
あなたはクリーチャーをアンタップしない。

8番手。原作で使った《聖鎧亜キング・アルカディアス》に酷似した能力を持つが、召喚ではない出すなら引っかからない。

参考 [編集]


[1] 同話のタイトルは「ザキラの怒り」
[2] 旧裁定
[3] この時勝舞にはマナが4枚あったが、本人は3マナしかないと発言していた。
[4] この時引いたカードは《光神龍ザ・イエス》