DMBD-02 「クロニクル・レガシー・デッキ 風雲!! 怒流牙忍法帖」 [編集]
2017年8月11日発売。40枚入りで価格は3300円(税抜)。
マスターズ・クロニクル・デッキの流れを汲む構築済みデッキだが、こちらの収録カードは第一世代枠仕様ではない。また、前回はデッキケースが付属していたのに対し、今回は《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》のプレイマットが付属している。
戦国編環境のトップメタの一角であった【シノビドルゲーザ】をモチーフとした、水自然光中心のデッキ構成である。タッチで闇と火も入っているので公式デッキ史上初の5色デッキでもある。
「怒流牙」の名を冠する新規のジャイアント/シノビが4種類も追加されている。(アースイーターは3種)
シノビドルゲーザは元々、《西南の超人》と《剛撃戦攻ドルゲーザ》を中心にした大量ドローと高い展開力、豊富に増えた手札からニンジャ・ストライクで防御ができるシノビの相性の良さからプレイヤーによって開発されたデッキタイプであり、本来シノビとドルゲーザの間に背景ストーリー上の関わりはなかった。
デザイナーズコンボではなく、限られた時期のメタゲームの一部でしかなかったはずのシノビ+ドルゲーザという異質な組み合わせが、公式によって直々にブラッシュアップされて再び登場するのは、クロニクル・デッキならではの面白い試みといえるだろう。
新規カードは、
- 新規、再録共に強力なカードが揃っており、《怒流牙 セイカイザ》以外のカードは、なんとどれも高い評価を得ている。構築済みデッキでここまで優秀なカードがそろっているのは珍しく、尚且デッキとして見ても完成度が非常に高いため、当時としては歴代クロニクル・デッキシリーズ史上最強との呼び声も高かった。発売当時ほぼ無改造でチャンピオンシップをまともに戦えたという報告もあったと聞けばその完成度の程が分かるだろう。クロニクル・デッキの中では、健全なレベルの活躍に収まったものの中では最上位の活躍をしたと言われる。
- 新規カードは《アナリス》以外全て「怒流牙(ドルゲ)」の名を持つ。言わずもがな、「ドルゲ」は《剛撃戦攻ドルゲーザ》の名前からとられている。
- TVCMには、コラボ企画としてお笑い芸人のアキラ100%氏が出演している。CMは複数のバージョンがあり、テレビでは放送できなかった分も含めて公式サイトにて公開している。
- 《怒流牙》クリーチャー群はジャイアントとシノビを併せ持つが、ジャイアントと言えば巨体で知られる種族である。そのため一部のユーザーからは「ジャイアントがどう忍ぶつもりか」と揄われることもある。
- 新規カードの名前の由来から、どうやら真田十勇士がモチーフになっているようだ。但し元ネタとなった真田幸村はシノビではなく戦国武将であり、原作におけるドルゲーザの使い手である天地 龍牙の関係に通ずるものがある。
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| | フレーバーテキスト一覧
| - 次元の狭間に帰っていったと伝えられているシノビたち。だが、その多くが世界を守る為に散っていった事は知られていない。その真実を、今、語ろう。(《西南の超人》)
- 最後の戦いに最強のシノビが集結した。後にいう、怒流牙十勇士である。(《斬隠オロチ》)
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収録カード [編集]
参考 [編集]