カード単位で不明確な裁定一覧 [編集]
不明確な裁定をまとめる場所です。内容を削除する場合は確実に信頼し得る公式のソースの記載と共に行って下さい。なので、よくある質問に載るまでは基本的に消さないで下さい。
事務局に裁定に関する問い合わせをしている方は、ここに挙げられている裁定も問い合わせていただいていただけると幸いです。
暫定回答、暫定回答なしの裁定も、更新される可能性があるので、定期的に問い合わせをお願いします。
問い合わせ先はこちら
他にも、正式回答ではあるが、裁定変更によって処理が変わったのではないかと思うようなものや、矛盾しているのではないかと思う裁定も記載OKです。
未確認な裁定一覧 [編集]
「Aする。そうしたら、Bする。」効果について [編集]
「Aする。そうしたら、Bする」効果の、「Aする。」の部分には「可能な限り実行する」ルールは適用されるのか。
- もし適用するとすれば、《ゴッド・ルピア》のタップ能力で、自身を破壊するだけで《破壊神デス》を踏み倒せることになる。本来のカードデザインを大きく逸脱した挙動となる。そうした場合の直前に関しては完全に実行できる状態でないと発動不可能だろう。
- 「Aする。そうしなければ、Bする」効果の場合、「Aする。」の部分には「可能な限り実行する」ルールは適用されないことが示されている。公式Q&A
2022年6月24日のよくある質問にて「Aする。」が完全に実行できない場合実行せず、そうしたら〜以降も実行しないと明記されました。参考
「Aしてもよい。そうしたら、Bする。」効果について [編集]
場に「EXライフ」シールドを持つ《龍風混成 ザーディクリカ》と、「EXライフ」シールドを持つ《覚醒連結 XXDDZ》がいる。
《ザーディクリカ》の攻撃時にその上に《SSS級天災 デッドダムド》を置き、続いて《XXDDZ》の攻撃時にその上に《デッドダムド》を横跳びさせた。その後、一番上の《デッドダムド》のみが再び移動し、再構築で残った《XXDDZ》は「EXライフ」シールドを2つ持っている。参考1参考2
この《XXDDZ》が除去される時、かわりに、2つの「EXライフ」シールドの両方を墓地に置くのか、それともいずれか片方のみを墓地に置くのか。また、この《XXDDZ》のアタックトリガーを使う場合、2つの「EXライフ」シールドの両方を墓地に置くのか、それともいずれか片方のみを墓地に置くのか。
「このクリーチャーが出た時、山札の上から1枚目を墓地に置く。」能力によって、相手の山札を墓地に置けるか。
クリーチャーが状態定義効果でタップインした場合、その「タップした時」の能力は誘発しない。公式Q&A
同様に考えると、ゴッドを状態定義効果であるG・リンクによってリンクさせてバトルゾーンに出した場合、その出したゴッドの「リンクした時」の能力は誘発しないのではないか。
《斬隠蒼頭龍バイケン》のバウンス効果で相手の《勝熱英雄 モモキング》を選べるか。
バトルの結果によって誘発する能力の解決順 [編集]
場に両プレイヤーの《雷鳴の守護者ミスト・リエス》がいる。自分のターン中、自分は《灰燼と天門の儀式》を唱え、《The 大親分 鬼流院 刃/「アンノウンがナンボのモンじゃ!」》を場に出し、相手の《玉男》とバトルし、その結果、《玉男》が破壊された。この時、誘発した能力とスレイヤーはどの順番で解決するか。
- 115.3dに従うと、直感に反した解決順になると思われる。
400.7に正式に書かれているが、カード名がないので不明確として扱います。
クリーチャーの能力の無視 [編集]
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31617/
603.5cに正式に書かれているが、カード名がないので不明確として扱います。
- 封印カードやクリーチャーの下のカードが《ギガタック・ハイパー・トラップ》の効果でマナゾーンに置かれる時、それが多色カードだった場合、マナゾーンにアンタップ状態で置かれるか(クリーチャーの下のカードは文明などの特性が無視されている。封印の特性は確認することができない。)。
カードを指定する場合、特性は参照されます。(総合ゲームルール200.3a
封印の特性は確認できず、コストは0として扱 います。(総合ゲームルール200.3b
- このターン2回目の自分のクリーチャーの攻撃時に、《龍装者 バルチュリス》の能力を2体以上使用宣言した場合、攻撃の後、それらをすべて場に出せるか。
- 能力テキスト通りに処理するなら、「このターン自分の《龍装者 バルチュリス》を場に出したか」はアタックトリガーの解決時のみ参照し、攻撃の後実際に場に出す際には参照しないことになる。
《バラギアラ-MAX》や《式神デイズ》などの効果で任意の枚数マナブーストする時、1枚ずつマナブーストを行うのか。それとも400.7に従いブースト枚数を決めてから同時にその枚数マナブーストするのか。
「自分の山札の上から1枚目を見て、〇〇ゾーンか□□ゾーンに置く。」 [編集]
- 「各ターンはじめて自分のシールドが1つ以上ブレイクされる時、かわりに、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクする。」能力を適用した場合、自分のシールドはブレイクされたことにならない。(609.4.)そのため、同じターンに再び自分のシールドがブレイクされる時、再びこの能力が適用されることになる。結果的に、相手のシールドが無くなるまで、自分のシールドはブレイクされないことになる。
- テキストの「各ターンはじめて」の部分が意味を成していないため、カードデザインに反した挙動であるといえる。
- 置換効果の適用条件が類似している《聖鎧亜キング・アルカディアスP'S》は、置換された結果実際に発生するイベントを参照しているため、この問題を回避している。
- マスターJGRでGR召喚したGRクリーチャーのcipの解決は、シールドのブレイク前か、後か。
806.4bに正式に書かれているが、カード名がないので不明確として扱います。
- 現在閉鎖されている旧サイトにて、ドラグハート・ウエポン、またはドラグハート・フォートレスがバトルゾーンを離れる時、それらは指定されたゾーンを介さずに直接超次元ゾーンに戻るというルールがあったとのこと。総合ルールでは「ドラグハートがバトルゾーン以外のゾーンに置かれたとき、即座に超次元ゾーンに戻ります」とは記載されているが、別のゾーンを介さずに直接超次元ゾーンに送られるという旨の記載は確認できていない。ルールに変更があった可能性があるため、今一度事務局に確認したい。
暫定回答 [編集]
暫定回答なし [編集]
裁定の矛盾 [編集]
《神ナル機カイ「亜堕無」》の「攻撃の終わり」の能力で、実際に手札に戻らなかったとしても、場に残ったそのクリーチャーをタマシードの上に重ねられる、という公式Q&Aが出ている。しかし、これは400.8.に矛盾していないか。
自分の墓地にオーラが1枚も無い時も《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》の罪・無月の大罪を適用できる公式Q&Aがあるが、自分のクリーチャーが1体もいない時にシンパシーを適用しない公式Q&A と矛盾しているとみられる。(一応任意か強制かの違いはある)
「自分の山札の上から1枚目を表向きにして〇〇ゾーンに置く」 [編集]
相手の《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》がいる時の、《煌メク聖戦 絶十》の「このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目を、自分のシールド1つの上に表向きにして置く。」能力の処理の裁定と、《禁断英雄 モモキングダムX》の「自分の他のレクスターズが出た時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてこのクリーチャーの下に置いてもよい。」能力の処理の裁定が矛盾していると考えられる。
- 後者のほうが後に出た裁定ではあるが、前者の裁定が否定されたのかどうかが不明確。
- 上記にある「自分の山札の上から1枚目を見て、〇〇ゾーンか□□ゾーンに置く。」能力の処理とも関連している。
呪文を唱えられなくする能力を無視する。 [編集]
- 《卍 新世壊 卍》や《音響の精霊ルルフーラ》のもつ、「呪文を唱えられなくする能力を無視する。」という能力だが、この能力に出ている裁定と、カードデザインとの間に矛盾が生じている。
現在の裁定では、《ファイナル・ストップ》などの呪文を唱えられない効果が適用されていても、それぞれ決められた呪文は唱えることができる。
しかし、このテキストを文字通り解釈すると、《ファイナル・ストップ》など呪文の“効果”は無視できないこととなり、さらにその解釈を適応すると、この呪文ロックメタは何も意味をなさないテキストと化してしまう。
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| | もっと詳しく
| どういうことかというと、能力とはカードの持つ特性であり、カード自身が持っているか、別のカードによって特性を与えられることによって存在する。
一方、効果は能力によって生成され、「○○できない」など、カードの性質を決定するものはすべて『効果』に分類される。すなわち、「能力を無視」とはカードに書かれているテキストを無視という意味になる。
ならば、このテキストは、カードそのものが「この呪文を唱えることができない。」という能力を持っている場合のみに働くこととなる。もちろん、そんな能力を持つ呪文は存在しない。
ちなみに、呪文ロックで『~は「この呪文は唱えられない。」を得る。』というテキストも一切存在しないため、常在型能力、誘発型能力による継続的効果、呪文能力全部「呪文を唱えられない効果」というカテゴリである。
結果として、このテキストは存在しないカードに対してサポートを行っていることとなってしまう。
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召喚酔いというルールと「効果」 [編集]
- 一部のダイヤモンド状態では、「攻撃できない効果を無効化する」というテキストでありながら、ルールによって発生する召喚酔いも無効化できることになっている。
ゆえに、「『召喚酔い』などのルール処理も『効果』の一種である」と解釈が可能になるが、そうなると《森の指揮官コアラ大佐》のO・ドライブで疑問が発生する。
ただし、アンタップしているクリーチャーを攻撃できる場合は、例外なく「アンタップしているクリーチャーを攻撃できる」という意味の文章が書かれているため、ダイヤモンド状態による無効化とは別個の扱いであると考えるほうが自然である。
そもそも、「攻撃できない効果はすべて無効」がルールすべてに及ぶとしたら、
- 自分のクリーチャーで、ルール上攻撃対象にできないクロスギアやフィールドなどを攻撃できるようになる
- 自分のクリーチャーで、ルール上攻撃対象にできない味方を攻撃できるようになる
- 自分のクリーチャーで、ルール上攻撃対象にできない自分(プレイヤー)を攻撃できるようになる
といったゲームを破綻させることもできるようになりかねない。
参考 [編集]