カード単位で不明確な裁定一覧 [編集]
不明確な裁定をまとめる場所です。内容を削除する場合は確実に信頼し得る公式のソースの記載と共に行って下さい。基本的に類似FAQがよくある質問に載るまでは消さないで下さい。
事務局に裁定に関する問い合わせをしている方は、ここに挙げられている裁定も問い合わせていただいていただけると幸いです。
暫定回答、暫定回答なしの裁定も、更新される可能性があるので、定期的に問い合わせをお願いします。
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他にも、正式回答ではあるが、裁定変更によって処理が変わったのではないかと思うようなものや、矛盾しているのではないかと思う裁定も記載OKです。
未確認な裁定一覧 [編集]
《無敵剣 プロト・ギガハート》の龍解能力は「かわりにこのドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする」置換効果を生成する。2016年6月の裁定変更により、クリーチャーは常にアンタップ状態で裏返ることになったため、元々アンタップしているこのカードに「アンタップする」処理は実行できない。「置換後の処理を実行できない置換効果は適用できない」ルールに基づくと、この龍解能力は機能しないことになる。
当初このクリーチャーのマナブースト能力のテキストは「このクリーチャーが出た時、山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。」だが、「自分の山札の上から~」にエラッタされた。ならば「自分の」と明記されていない《不死帝の黒玉 ジェット》や《電脳 ハルカス-1》の能力の対象を相手にすることはできるのか。
クリーチャーが状態定義効果でタップインした場合、その「タップした時」の能力は誘発しない。公式Q&A
同様に考えると、ゴッドを状態定義効果であるG・リンクによってリンクさせてバトルゾーンに出した場合、その出したゴッドの「リンクした時」の能力は誘発しないのではないか。
- 封印のカードが《ギガタック・ハイパー・トラップ》の効果でマナゾーンに置かれる時、それが多色カードだった場合、マナゾーンにアンタップ状態で置かれるか。
- 封印はマナゾーンに移動してから表向きになる。普通マナゾーンに置かれるカードは置く直前の特性を見てアンタップするかが決まるが、封印の文明を参照できるのか。
カードを指定する場合、特性は参照されます。(総合ゲームルール200.3a
封印の特性は確認できず、コストは0として扱います。(総合ゲームルール200.3b
#co(){{
***「自分の山札の上から1枚目を見て、〇〇ゾーンか□□ゾーンに置く。」 [#zc7e6092]
-《Disノメノン》《蒼狼の王妃 イザナミテラス》《A・A・A》のテキストにある表現。
相手の《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》がいる時、「山札の上から1枚目を見ないで、〇〇ゾーンか□□ゾーンに置く。」処理になる可能性がある。
--指示語が用いられてないため、《ダラク 丙-二式》の公式Q&Aを参考にできるのか不明確。
-「自分の山札の上から1枚目を表向きにして〇〇ゾーンに置く」処理を参考にしようにも下記の通り裁定が矛盾しているので参考にすることができない。
解決
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45064/
}}
- 《オールサンライズ》を唱えた場合、元々山札だったカードのみがシャッフル対象となる(参考)が、その後元々シールドの束であったカードはどのように山札に加えられるか。
- 「山札からのカードを使用する際の処理に関する裁定変更のお知らせ」では、《エナジー・Re:ライト》の例が書かれている。確かに山札から呪文を唱える部分は「山札からカードを出す際と、使用する際の裁定」に該当するが、ドローするカードは山札から出すカードでも使用するカードでもない。「物理的に山札から離して手に持っているカードについても山札同様に並び順を変えてはならない場合があるという状況が発生していました」という部分が問題視されているため、そのページ内で出されている回答自体は疑問はない。
- 「各ターンはじめて自分のシールドが1つ以上ブレイクされる時、かわりに、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクする。」能力を適用した場合、自分のシールドはブレイクされたことにならない。(609.4.)そのため、同じターンに再び自分のシールドがブレイクされる時、再びこの能力が適用されることになる。結果的に、相手のシールドが無くなる(置換対象が失われる)まで、自分のシールドはブレイクされないことになる。
- テキストの「各ターンはじめて」の部分が意味を成していないため、カードデザインに反した挙動であるといえる。
- 置換効果の適用条件が類似している《聖鎧亜キング・アルカディアスP'S》は、置換された結果実際に発生するイベントを参照しているため、この問題を回避している。
この能力を厳密に運用するなら、自分のシールドがブレイク「されようとした時」などと表記する必要がある。
- ソウルシフトを持つ進化クリーチャーを、シンカライズを持つタマシードの上に置く場合、コストを軽減するのか。
- ソウルシフトのテキストには、「このクリーチャーの進化元クリーチャーを選ぶ。」という文言がある。タマシードはクリーチャーでないが、シンカライズの「このタマシードがクリーチャーであるかのように」によってクリーチャーとして扱うことができるかどうか。
- シンカライズは総合ルールに記載のない能力であり、カード使用の宣言から使用完了までのうち、どこからどこまで「クリーチャーであるかのように」扱うのかが不明。宣言した瞬間からクリーチャー扱いするならばコストは軽減されることになるが、進化クリーチャーを置く瞬間のみそう扱うのならばコスト計算のタイミングでは純粋なタマシードのままであり、「進化元クリーチャーを選ぶ」ことが不可能となる。
暫定回答 [編集]
暫定回答なし [編集]
裁定の矛盾 [編集]
《神ナル機カイ「亜堕無」》の「攻撃の終わり」の能力で、実際に手札に戻らなかったとしても、場に残ったそのクリーチャーをタマシードの上に重ねられる、という公式Q&Aが出ている。
しかし、これは追跡処理の禁止を定めている総合ルール400.8、並びにそれによって制限されている《守護聖天タース・ケルケルヨ》の公式Q&Aに矛盾していないか。
《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》がEXライフを持つクリーチャーから進化した時、進化元クリーチャーの「EXライフ」シールドは《アルキング》に引き継がれず、《アルキング》が除去される際に進化元のEXライフシールドを墓地に置くこともできないという裁定(参考)がある。
だが、《覚醒連結 XXDDZ》の裁定では、進化したクリーチャーにも「EXライフ」シールドは引き継がれ、《XXDDZ》が侵略などで攻撃中に別のクリーチャーになった場合でもアタックトリガーの「EXライフシールドを墓地に置く」能力が使用できる(参考)とある。これらは矛盾していないか。
- 一応、『このクリーチャーの「EXライフ」シールド』という言葉はあくまで『進化元クリーチャーが持つ「EXライフ」シールド』の事を指し、進化しても過去の状態を見る事で紐付けされた《XXDDZ》の「EXライフ」シールドが墓地に置かれる、と考えれば矛盾はしない。
呪文を唱えられなくする能力を無視する。 [編集]
- 《音響の精霊ルルフーラ》のもつ、「呪文を唱えられなくする能力を無視する。」という能力だが、この能力に出ている裁定と、カードデザインとの間に矛盾が生じている。
現在の裁定では、《ファイナル・ストップ》などの呪文を唱えられない効果が適用されていても、それぞれ決められた呪文は唱えることができる。
しかし、このテキストを文字通り解釈すると、《ファイナル・ストップ》など呪文の“効果”は無視できないこととなり、さらにその解釈を適用すると、この呪文ロックメタは何も意味をなさないテキストと化してしまう。
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| | もっと詳しく
| どういうことかというと、能力とはカードの持つ特性であり、カード自身が持っているか、別のカードによって特性を与えられることによって存在する。
一方、効果は能力によって生成され、「○○できない」など、カードの性質を決定するものはすべて『効果』に分類される。すなわち、「能力を無視」とはカードに書かれているテキストを無視という意味になる。
ならば、このテキストは、カードそのものが「この呪文を唱えることができない。」という能力を持っている場合のみに働くこととなる。つまり、《魔流毒》や《無双と竜機の伝説》のような空撃ちができない呪文のみをサポートすることになってしまう。残念ながら光の呪文にそのような能力は存在しないため、このテキストで対応する呪文はごく一部の極端な例[2]を除き、一切存在しないことになってしまう。
ちなみに、呪文ロックで『~は「この呪文は唱えられない。」を得る。』というテキストも一切存在しないため、常在型能力、誘発型能力による継続的効果、呪文能力全部「呪文を唱えられない効果」というカテゴリである。
結果として、このテキストは存在しないカードに対してサポートを行っていることとなってしまう。
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- 初出時に同様のテキストだった《卍 新世壊 卍》がDM23-RP2での再録で「効果を無視する」にエラッタされたため、《ルルフーラ》も誤植である可能性が高い。
召喚酔いというルールと「効果」 [編集]
- 一部のダイヤモンド状態では、「攻撃できない効果を無効化する」というテキストでありながら、ルールによって発生する召喚酔いも無効化できることになっている。
ゆえに、「『召喚酔い』などのルール処理も『効果』の一種である」と解釈が可能になるが、そうなると《森の指揮官コアラ大佐》のO・ドライブで疑問が発生する。
ただし、アンタップしているクリーチャーを攻撃できる場合は、例外なく「アンタップしているクリーチャーを攻撃できる」という意味の文章が書かれているため、ダイヤモンド状態による無効化とは別個の扱いであると考えるほうが自然である。
そもそも、「攻撃できない効果はすべて無効」がルールすべてに及ぶとしたら、
・自分のクリーチャーで、ルール上攻撃対象にできないクロスギアやフィールドなどを攻撃できるようになる
・自分のクリーチャーで、ルール上攻撃対象にできない味方を攻撃できるようになる
・自分のクリーチャーで、ルール上攻撃対象にできない自分(プレイヤー)を攻撃できるようになる
といったゲームを破綻させることもできるようになりかねない。
なお、自分のクリーチャーや自分自身は、ダイヤモンド状態でも攻撃できないという裁定がある(参考)。
「相手が◯◯した」 [編集]
Q.相手は《魂と記憶の盾》を唱えて、自分のクリーチャーをシールド化しました。次の自分のターンに、自分は《ハープーン・ランチャー》を唱えて相手のシールドを3つ選び、それ以外をすべて墓地に置けますか?
A.いいえ、墓地に置けません。相手の前のターンで相手のシールドが増えていないので、《ハープーン・ランチャー》を唱えても何も起きません。
引用元(2022.5.20)
Q.相手のターン中、相手はマナチャージした後、《ナチュラル・トラップ》を唱えて自分の《破壊兵タクヤ》をマナゾーンに置きました。《破壊兵タクヤ》の「相手がこのターンで2枚目以降のカードをマナゾーンに置いた時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、相手の《ナチュラル・トラップ》によって、相手が《破壊兵タクヤ》をマナゾーンに置いたので、能力がトリガーします。
この能力は相手が自分のマナゾーンにカードを置いた時にもトリガーしますし、《破壊兵タクヤ》自身がマナゾーンに置かれた時にもトリガーします。
相手のマナチャージが1枚目、《ナチュラル・トラップ》で置かれた《破壊兵タクヤ》が2枚目に置かれたカードなので、能力がトリガーします。
(総合ルール 603.5c)
引用元(2023.4.21)
ハープーン・ランチャー UC 火文明 (3) |
呪文 |
相手が自身の前のターンでシールドを加えていた場合、相手のシールドを3枚選び、それ以外をすべて持ち主の墓地に置く。 |
破壊兵タクヤ UC 火文明 (3) |
クリーチャー:ヒューマノイド 3000 |
相手がこのターンで2枚目以降のカードをマナゾーンに置いた時、相手は自身のクリーチャー1体または自身のマナゾーンにあるカードを1枚選び、墓地に置く。 |
同じ「相手が」から始まる条件で、どちらもどのゾーンにオブジェクトを置いたかは明記されていないのに、その行動への判定に揺れがある。
《奇術王エンドレス・パペット》や《謀遠 テレスコ=テレス》の「相手が手札を捨てた時」もこの疑問に関連している。
謀遠 テレスコ=テレス VR 闇文明 (5) |
クリーチャー:アビスロイヤル 5000+ |
ブロッカー |
パワード・ブレイカー |
相手のターンのはじめに、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。 |
相手が自身の手札を1枚捨てた時、自分はカードを1枚引いてもよい。 |
手札が1枚もないプレイヤーひとりにつき、このクリーチャーのパワーを+5000する。 |
- 誰も疑問にすら思わないが、これは文章が「相手は自身の手札をすべて捨てる。」となるオールハンデスなどでも誘発した扱いとなる。
- 《テレスコ=テレス》を出している側が「(見ないで選び、/相手の手札を見て選び、)捨てさせる」という書き方の効果を使ったなら最終的に捨てる権限は相手にあるということで誘発に関して疑問はないが、主体を重視する考えなら《ロスト・ソウル》の書き方では主体が「相手」ではなくなるため誘発しないことになってしまう。《レッツ・烈・ノルッピ》など[1]も同様。
113.6. ブレイクや効果によってシールドが手札に加えられる際、プレイヤーは「S・トリガー」「G・ストライク」「S・バック」の使用宣言を行えます。これらの使用宣言がすべて終わってから、シールドは手札に移動します。
113.6a プレイヤーの使用宣言が終わるまでの間、手札に加えられるシールドは待機状態になります。待機状態のシールドはシールドゾーンにありますが、シールドゾーンにあるシールドの数に含まれません。また、シールドゾーンにあるカードの枚数としても数えません。
Q.自分の《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》と相手の《聖板龍 ジークシュトルツ》がバトルゾーンにいる状況です。自分のシールドゾーンから表向きのカードを手札に加える際、その「G・ストライク」を使用できますか?
A.はい、使用できます。シールドゾーンにあるカードの能力が無視されている状況でも、手札に加わる際にトリガーする「G・ストライク」は無視されません。
引用元(2022.2.18)
G・ストライクを宣言する間、そのカードは待機状態としてシールドゾーンに存在しているが、なぜかシールドゾーンにあるカードに含まれていない裁定が出ている。
革命チェンジ:指定クリーチャー(自分の指定クリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい) |
これはアタックトリガーの一種であり、テキストをそのまま解釈するなら、「自分の指定クリーチャーが攻撃する時」の条件を満たせば以降の処理は無条件で実行できる。しかし実際には入れ替える処理をする瞬間にもチェンジ条件を満たしている必要がある。
《勝利のガイアール・カイザー》に《轟く侵略 レッドゾーン》を侵略させた時、《不敗のダイハード・リュウセイ》のシールド焼却効果を使えないと言っている様なものだ、と書けば裁定の違和感が分かりやすいだろう。
このテキストは裁定変更以後に登場したDMEX-12やDM23-RP3の新規クリーチャーでも変更されておらず、テキストから読み取れないため、裁定に即したテキストへの変更が望まれる(『攻撃する時、「その火のドラゴンと」手札にある…』のような形なら違和感は少ないだろう)。
参考 [編集]