鬼札 アバク [編集]
漫画及びアニメ「デュエル・マスターズ キング」に登場するキャラクター。
アニメ版の担当声優は木村良平氏。
身長175㎝ 体重65㎏ 好きなことは支配すること[1]
アニメ「デュエル・マスターズ キング」での活躍 [編集]
第1話では画面越しにメガネと切札 ジョーのデュエマを観戦。
デュエマ終了後、『デュエルマスターズキング』を決める大会『キング・オブ・デュエマッチ』の開催を宣言した。第2話では「腕慣らし」と称してモヒ男を倒した後、メガネにキラへの挑戦状を渡させた。第3話ではキラとデュエマッチの初戦として戦う。キラはギャラクシールドで鬼タイムを遅らせるも《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》で盤面を破壊しシールドを削り切る。そのままキラを倒し、ポイントを200ポイントにした。(その後ポイント0になり敗退したキラを復帰させるため、20ポイントをキラに与えた。)
決めゼリフは「俺はきれい好きなんだ」。
彼の切札である《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》がバトルゾーンのクリーチャーを一掃する様を表現した台詞である。
コニーが部屋を散らかしているのに苦言を呈しており、実生活でもきれい好きであるようだ。
第27話の切札 ジョー戦においては、既にジョーのシールドが尽き防御手段もないにもかかわらず、「1体でもクリーチャーを残しておくと、そこから逆転してくるかもしれない」という理由から《モモダチ キャンベロ》、《モモダチ モンキッド》、《モモダチ ケントナーク》を破壊するというオーバーキルを行った。このプレイングは決して悪意があったわけではなく、ジョーの土壇場での逆転を懸念しての行為であり、むしろジョーのことは評価していた。
自身が強くなることにかなり執着しており、強者と戦うことでより自身の実力を上げようとしている。また、弱肉強食主義らしく、失態続きのメガネに愛想を尽かしつつあり、第17話にてジャオウガを使ったのにもかかわらずジョーに完敗したことで遂に見限った。第33話にて、向上心の裏には何か恐ろしい企みがあるのではないかと、大長老から勘ぐられる。
そして、大長老の勘は的中。アバクの真の目的は、キング・オブ・デュエマッチの参加者が集めた魂ポイントを吸い取って、世界中の人々を鬼化することだった。
第39話ではSDP(すんごいデュエマプレイヤー)に選ばれたキラ達に誘導と見せかけて、誘き出す形で遺跡の最奥にある槍で彼らを洗脳に近い能力で鬼化させる。鬼化された者は普段よりハイテンションになり、《凄惨なる牙 パラノーマル》や《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》などといったガチ戦術を活かすようになる。更にはキングマスターカードもシークレット版に変化することがある模様。
第45話ではボルツがジョーの活躍によって元に戻った上で正気に戻ると怒りを爆発させ、その槍で人々をポイント0にしてからの鬼化を拡大させるという野望がついに動き出す中、キラ達から託されたジョーに決勝戦で挑む。
第46話では槍でさらに鬼化を拡大させ、続く第47話で今引きした《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》の鬼エンドによる追加ターンでジョーを敗北寸前に追い詰めるがS・トリガーの《下町のナポレたん》の能力にダイレクトアタックを阻止される。だが勝つためなら手段を選ばす、完全な鬼へと化し、今度はジョーに「お前は良い鬼になれ。今から楽しみだ、あっははは!!」と言いながらも絶望に陥れようとする。しかし《爺モン&婆ファンクル》のcipとキリフダッシュを発動した《弩闘!桃天守閣》によって《極悪!獄鬼夜城》が張り替えられてしまい、《百鬼の邪王門》でリアニメイトした《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》は《スパダチ ケントナークR》のキリフダReVoでカウンターを封じられ、最終的にアバクは初めての敗北を喫する。
その後、ジョーがアバクに勝利したことで決着……と思われた瞬間、最後の悪あがきとしてその槍で鬼タワーを崩壊させ、さらに町を消し飛ばす程の威力を持つ時限爆弾でジョーを道連れにしようとするが、魂ポイントの奇跡によりジョーとモモダチは無事だった。その後は消息不明となっていたと思われたが…
使用デッキは【赤黒ジャオウガ】。
- 自然文明を支配下に置いた際に大長老からレインボーの力を得ているが、ジョー達同様に尻に触手を刺されて力を得ている[2]。
- 鬼札王国一番隊隊長であるメガネは鬼札アバクのことを「鬼強い鬼デュエリスト。切札を超える『鬼札』の使い手」と評している。
- パックや構築済みデッキのパッケージイラスト等でよく見られる上半身裸の姿、開催した大会の名前が『キング オブ デュエマッチ』などの点から格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズ並びに『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズの登場キャラクター『ギース・ハワード』がモデルだと思われる。
アニメ「デュエル・マスターズ キングMAX」での活躍 [編集]
1年のブランクを経て復活。
1話の終盤に現れ、ジョーカーズ星を槍の力で破壊し、ジョーからデッキーを奪った。目的はデッキーの「生み出す力」によって王来学園[3]を復活させること。
ハイドとヒミコと共に行動しているが訳あって仲が悪くなっていた。
その後、デッキーに切札 勝太の魂を取り込んだ槍が刺さったことによって学園とジャオウガが復活。しかし、見た目は元に戻ったが、学園は未だ不完全な状態らしい。
そして、勝太の魂を取り戻すべく現れたジョーに対し、復活した《CRYMAX ジャオウガ》の力で勝利を収める。勝利後、槍の力で洗脳した生徒達をけしかけて集めたデュエリストの魂を用いて、王来学園を復活させた。しかし、目的を果たしたにもかかわらず、本人は何か物足りない様子。
実は彼の真の望みは、ジェンドルによって狂わされる前の学園生活を取り戻すことだった。しかし、鬼の槍によって乗っ取られてしまい、破壊の限りを尽くすようになってしまう。それを止めようとするジョーとのデュエルの末に敗北し、正気に返った。そして自身の本当の想いに気付いた彼は、真の黒幕である鬼の槍の破壊に力を貸し、デッキーが最後の力で王来学園を完全に復活させた際には喜んでいた。
最終話ではハイド、ヒミコとともにジョーを初めとした新入生を出迎える。ジョーとのわだかまりは完全に解けたようだ。
使用デッキは火闇の鬼レクスターズデッキ。ハイドやヒミコと異なりレクスターズ側のタマシードは使用しない。
漫画での活躍 [編集]
・十王篇
デュエマアプリ[4]でオリジナルカードを使い連勝無敗記録を更新している謎のデュエリスト。
アプリ内でジョーと対戦した後、現実世界の方でもデュエマをする。
その後『キング・オブ・デュエマッチ』を開催すると、その予選通過者を鬼タワーに集めて洗脳し鬼化させた。
しかし魂ポイントが足りず鬼タワーに入れなかったジョーや、乱入してきたゼーロJr.の活躍で鬼化したデュエリストが次々と元に戻されてしまう。そして鬼タワー最上階でジョーとのデュエマに敗れ、その野望を打ち砕かれた。
・王来篇
鬼の宝であった超獣歴程(超獣王来烈伝)を奪おうとしたジェンドルと交戦。《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》によってダイレクトアタック寸前まで持ち込むものの、《聖魔連結王 ドルファディロム》によってダイレクトアタックを決められ敗北、歴程をジョーに託して倒れた。
後に切札 ジョーvsジェンドル最終決戦にてデッキーの中から再登場。《一王二命三眼槍》で《Volzeos-Balamord》のダイレクトアタックを防いだ。
・王来MAX
命を助けてくれた事の礼を言いに切札家を訪れる。この時勝太作の「激辛カレーパンパフェ」に悶絶したり、勝太とるるに敬語で話す等意外な面も見せた。
帰り道でジョーと二人になると態度を豹変。デッキーとその口から繋がっているジョーカーズ星を槍で貫きデッキーを強奪する。
その後怒りに燃えるジョーとデュエマをするが、《邪王来混沌三眼鬼》と新たなジャオウガの力で完勝し立ち去った。
後日、世界の命運を掛けて怪人形態に変貌。
帰ってきたジョラゴンと《ホワイト・スワン》,そして《MAX・ザ・ジョニー》を得たジョーに最終決戦を望む。
戦績 [編集]
「デュエル・マスターズ キング」 [編集]
使用カード [編集]
その他 [編集]
デュエル・マスターズ キングMAX [編集]
主な使用カード [編集]
その他 [編集]
関連キャラクター [編集]
関連デッキ [編集]
参考 [編集]