《ヴァリアブル・ポーカー》 [編集]
ヴァリアブル・ポーカー R 光文明 (3) |
呪文 |
自分のシールドをすべて見る。その中から好きな枚数を自分の山札の一番下に好きな順番で置く。その後、同じ枚数のカードを山札の上から取り、裏向きのままシールドに加える。 |
DM-17で登場した光の呪文。
シールドをすべて見た後に、任意で中身を入れ替えることができる。
S・トリガーではないシールドを入れ替えることができるが、それでは大したアドバンテージを稼げない。S・トリガーを確実に踏ませたいなら、【トリガービート】のようなS・トリガー満載の構成にした方がいい。また、やりすぎると「入れ替えされなかったシールド=S・トリガー」と相手にばれてシールド焼却などで対処されかねない。あえて弱いカードを入れ替えずにS・トリガーを入れ替えてしまうなどして、相手にブラフをかけてみるのも一考だが、効果的に働く場面は少ないだろう。
そのため、S・トリガーの発動率を高めることを狙うのではなく、他のカードとのコンボに使うのが実践的な使い方。また、コンボデッキにおいては、シールドに埋まってしまった1枚積みのカードの回収に使うことも出来る。
いずれにせよこのカード単体ではカードパワーの低いものの、シールドゾーンにあるカードが離れるまたは加えることにトリガーするカードとのコンボに利用していくのが重要である。
- かなりややこしいが、シールド・プラスで2枚以上束になっているシールド1つを山札の下に置いても、シールドに追加されるカードは1枚だけである。このカードがカウントしているのは、山札の下に送る「シールドの数」であって、「シールドカードの枚数」ではないからである。
- 革命編以降のカードの能力テキストのシールドの単位は、「~枚」ではなく「~つ」に一新されたため、このカードのテキストも「その中から好きな枚数を自分の山札の一番下に好きな順番で置く」ではなく、「その中から好きな数を自分の山札の一番下に好きな順番で置く」と読み直す必要がある。DMEX-08で再録されたが、テキストは旧テキストのままだった。
環境において [編集]
このカードが出た当時のカードプールではシールド入れ替え以外に使い道はなかったもののカードプールの拡充により以下の戦術に使われることが多くなった。
双極篇期に《超運命 アミダナスカ》が登場。このカードとの相性は最高であり、わずか3コストで上手く行けば6コストの光の呪文、あるいはメタリカを合計6枚(初期のシールド5枚と《アミダナスカ》でシールド追加した1枚の分)踏み倒せる。
超天篇期には《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》が登場。普通に唱えるだけで5,6体ものGR召喚が可能になった。《アミダナスカ》と違って踏み倒すクリーチャーのコストが、シールドの枚数に依存しきっていないのも大きい。
十王篇でオシオキムーンが登場したことで、その能力を自分のシールドの数だけ誘発できるこのカードは活躍を期待された。しかし、オシオキムーンを持つクリーチャーはどれも能力を連発する意義が少ないものであり、単体では役に立たないこのカードを使うには割に合わないことから、結局使われなかった。
《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》が登場すると、そちらとの組み合わせでデメリットの無い《デビル・ドレーン》として使われることを期待された。しかし一見相性の良い【白零サバキZ】で考えても、《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》単採用で十分リソースには困らなくなるため、結局これと云った活躍には繋がらなかった。正直ドローだけをするぐらいなら裁きの紋章をシールドゾーンにどんどん蓄えたいデッキなのである。
その他 [編集]
- 「ポーカー」はトランプゲームの1つで、5枚の手札を交換して役を揃えるゲーム。このカードは通常5枚あるシールドをポーカーに見立てた面白い効果である。
また、ポーカーはギャンブルとして行われる事が多いため、《フォーチュン・スロット》等と組み合わせてギャンブルデッキを組んでみるのも一興か。
DMR-17に登場した、ギャンブルをモチーフとした効果や外見を持つ奇天烈の侵略者達と組み合わせても面白い。そちらにもポーカーが由来の《奇天烈 ポーカード》が存在する。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
Q.自分のバトルゾーンに《極幻空 ザハ・エルハ》がいる状態で《ヴァリアブル・ポーカー》を唱えて、シールドを5枚、山札の一番下に置こうとしました。シールドは《極幻空 ザハ・エルハ》の能力により山札の下に置かれませんが、《ヴァリアブル・ポーカー》でシールドを増やすことはできますか?
類似例:《Vチャロン》
A.はい、出来ます。山札の一番下にシールドを置けなくても、置こうとした枚数分、シールドを増やすことが出来ます。
引用元(2020.7.10)
Q.《ヴァリアブル・ポーカー》の効果で重なっているシールド1つを山札の下に置く場合、上か下にあるカード1枚だけを置けますか?
A.いいえ、置けません。重なっているシールドを山札の一番下に置く場合、すべて山札の一番下に置きます。
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| | (総合ルール 113.2)
| - 113.2.
- 通常、シールドは1枚のカードからなりますが、シールド・プラスなどの効果で複数枚のカードを重ねた状態になることがあります。シールドの数を数えるときは、重ねられたカードの束を1つのシールドとして数えます。シールドゾーンにあるカードの枚数を数えるときは、束になっているカード1枚1枚を含め、シールドゾーンにあるそれぞれのカードの数を数えます。
- 113.2a
- 効果によってシールドを並べ替える時、カードが再分配される各シールドは位置と枚数を記憶しています。たとえば、並べ替える前に右から3番目のシールドが3枚のカードからなっていた場合、そのシールドに3枚のカードがあるように再分配します。城やシールドフォースのようなシールドを参照するカードは、当初あった位置に再分配されたシールドを参照しなおします。
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引用元(2021.2.5)