凄惨なる牙(タスク・プロデュース) パラノーマル》 [編集]

凄惨なる牙 パラノーマル R 闇文明 (7)
クリーチャー:アウトレイジ 7000
W・ブレイカー
シールド・ゴー(このクリーチャーが破壊された時、表向きにシールド化する。このクリーチャーが表向きで、シールドゾーンを離れる時、かわりに自分の墓地に置く)
このカードが自分のシールドゾーンに表向きであれば、相手のクリーチャーすべてのパワーは-3000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
※殿堂入り

DMR-10で登場したアウトレイジ

シールド・ゴーを持つW・ブレイカー。さらにこのカードシールドゾーン表向きであれば、相手クリーチャーすべてのパワーを-3000する。

通常時は準バニラだが、ひとたび表向きでシールドゾーンに置かれればパワー3000以下のウィニーの生存を許さない強力なロックカードと化す。《早撃人形マグナム》《突撃奪取 ファルコン・ボンバー》などのスピードアタッカー攻撃してくる前に全滅させられる。

他のシールド・ゴー持ちのクリーチャーにも言えることだが、コストを支払って出した上で破壊するより直接手札山札からシールドに置いた方が圧倒的に手っ取り早い。特にこのカードの場合中盤になるにつれて刺さらなくなっていくので、7マナ溜まってから破壊していてはあまりにも悠長。逆に言えば、早期にシールドに置くことが困難と判断されたからこそ高いロック性能が与えられたカードである。

登場時点ではカードを直接表向きにシールドゾーンに置けるカードは《驚異的陣形 アレキサンドライト》などごく限られており、このデザイナーズコンボ環境に何の影響も与えなかった。ところが、超天篇《緑知銀 ダッカル》が、続く十王篇《「絶対の楯騎士」》《「光魔の鎧」》《「策略のエメラル」》が登場。完全にオーバースペックなカードになってしまった。(→【ダッカルパラノーマル】【白青ギャラクシールド】)
また、当時は《ヘブンズ・フォース》が4枚使えたため、これで《緑知銀 ダッカル》《「策略のエメラル」》を出すことで最速2ターン目のロックが狙えた。

その後、登場から7年3ヶ月後の2020年12月18日をもって殿堂入り。同時に《ヘブンズ・フォース》はプレミアム殿堂したが、《ヘブンズ・フォース》がなくても強力すぎるということだろう。
また、次年度の王来篇で登場したスター進化EXライフの除去耐性を貫通してしまう点も殿堂入りに指定された理由の1つと思われる。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

アニメ・漫画において [編集]

  • アニメ「キング」第41話の「キラvsゼーロJr.」でキラが使用。《「絶対の楯騎士」》の能力でシールドに置き、ゼーロJr.のクリーチャーを殲滅した。放映当時既に《パラノーマル》は殿堂入りしており、環境で猛威を振るったガチ戦術に驚いた視聴者も多いだろう。

その他 [編集]

  • カード名の由来は映画「パラノーマル・アクティビティ」だろう。また「凄惨」と「生産(produce)」をかけている。

サイクル [編集]

DMR-10シールドゾーンに表向きである時に発揮する能力を持つシールド・ゴーサイクル。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《「剛力の火砲」》の「自分のカードをシールドゾーンに置いた時」の能力は、《凄惨なる牙 パラノーマル》などが持つ「シールド・ゴー」でシールドゾーンにカードが追加された場合にも発動しますか?
A.はい、発動します。「ギャラクシールド」のような「シールドゾーンに置く」と書かれた能力に限らず、シールドゾーンに新たなカードが加えられた場合はいつでも発動することができます。
引用元(2020.5.22)

Q.バトルゾーンに自分の《「王宮の処罰者」》がいる状況で、自分のシールドゾーンに表向きで置かれた《凄惨なる牙 パラノーマル》がブレイクされました。
この時、《凄惨なる牙 パラノーマル》は「S・トリガー」を得ているので、バトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、バトルゾーンには出せず、墓地に置かれます。
離れることが決定した時点で、手札に加える前に「シールド・ゴー」能力の置換効果が解決されます。

+  (総合ルール 110.3d)

引用元(2020.6.26)

Q.バトルゾーンに自分の《カルマ大司教 ゾロスター》がいます。相手のターン中、表向きで自分のシールドゾーンに置かれた《凄惨なる牙 パラノーマル》がブレイクされる時、「シールド・ゴー」によりかわりに墓地に置かれますが、それを《カルマ大司教 ゾロスター》の能力で手札に加えることはできますか?
A.いいえ、「シールド・ゴー」の能力により、持ち主の墓地に置かれます。置換効果は連鎖しないので、《カルマ大司教 ゾロスター》による置換効果を適用することはできません。
引用元(2020.7.17)

Q.自分の《「修羅」の鬼 アシュラ天狗》の「出た時」の能力で、シールドゾーンから自分の《凄惨なる牙 パラノーマル》を手札に戻す際、「シールド・ゴー」によってそれを手札に加えるかわりに墓地に置きました。結果的に手札に加わったカードはありませんが、相手のクリーチャーを1体破壊できますか?
A.はい、相手のクリーチャーを1体破壊できます。
効果の発動に「~したら」というような条件がある場合、その条件となる行為を試みたことで発動し、その行為が結果的にどうなったかを問いません。
引用元(2021.2.19)

Q.バトルゾーンに自分の《極幻空 ザハ・エルハ》と、表向きで自分のシールドゾーンに置かれた《凄惨なる牙 パラノーマル》があります。相手が《オールデリート》を唱えた場合、《凄惨なる牙 パラノーマル》はどうなりますか?
A.その場合、「シールド・ゴー」の置換効果で墓地に置くか、《極幻空 ザハ・エルハ》の置換効果でシールドゾーンに残すか選べます。同一プレイヤーの置換効果が複数存在する場合、そのどちらを適用するか、持ち主が選べます。
引用元(2021.10.22)

  • 3つ目の能力について

Q.相手のシールドゾーンに、《凄惨なる牙 パラノーマル》が4枚表向きで置かれています。自分は《聖板龍 ジークシュトルツ》をバトルゾーンに出しました。《凄惨なる牙 パラノーマル》4枚によるパワーマイナス12000と、《聖板龍 ジークシュトルツ》の「無視する」能力は、どちらが優先されますか?
A.《聖板龍 ジークシュトルツ》の「無視する」能力が優先されます。その状況で《聖板龍 ジークシュトルツ》のパワーはマイナスされないので、破壊されません。

+  (総合ルール 101.2)

引用元(2020.12.15)