ボルツ [編集]

漫画・アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」シリーズに登場するキャラクターで、切札 ジョーのライバル。

アニメ版の声優は「VS」にてハットリ役を演じていた白石稔氏で、他にも《パンプパンプ・パンツァー》《気高き魂 不動》《堕魔 ドゥポイズ》も担当した。

一人称は「俺ちゃん」で、「マジでBAD」が口癖。好物は具の生クリームが点火されている「BADドッグ」。

本名は「火の玉ボルツ」。プロモーション・カード版の《“破舞”チュリス》フレーバーテキストに載っていた。

ラジカセを耳に付けてヘッドホン代わりに使い、スケボーで移動するファンキーな少年。

火の国(熊本)出身者で日本全国をデュエマの武者修行で渡り歩いていたが、現在はジョーの住む街の公園で野宿している。生活費は工事現場などでのバイトで稼いでいるらしい。

クリーチャー世界から来た《ダチッコ・チュリス》はボルツの相棒であり、普段はヘッドホン代わりにつけているラジカセの中に隠れており、他人には存在を秘密にしている。

使用デッキ【ビートジョッキー】B・A・Dを主軸とした【速攻】を使う。後にG・G・G超GRも使うようになる。
「キング」ではチームボンバー主体の【ダイナボルト】
「キング!」では赤単のレクスターズ《我我我ガイアール・ブランド》入手後は【我我我ブランド】を使用。
「キングMAX」では《ガイアール・ブランド》が《ブランド-MAX》になったため、タマシード入りの赤単レクスターズを使用する。

活躍 [編集]

「デュエル・マスターズ(2017) [編集]

旅の最中で飢死寸前となっていた所をジョーに助けられ、一晩の宿を借りて友人関係となる。
デュエマで倒した「強いヤツ」のデッキケースを奪う事から、ジョーがデュエリストである事は秘密にされていたが、最終的に秘密は明らかになり、友情への裏切りとしてジョーデュエマを挑む。ジョーには《“罰怒”ブランド Ltd.》を用いて勝利するものの、まだ「強いヤツ」じゃないとして不器用ながら見逃した。

以降もジョーとは親しくしていたが、スケボーのトリック練習のためクリーチャー世界を密かに行き来していた所をキラに発見され、敗者は殺される「真のデュエル」で敗北するものの、厳重注意としてクリーチャー世界に来れないよう一人現実世界に送還される。

その後、ラジカセに隠れて難を逃れたダチッコによってマスターカードの存在を知り、《“罰怒”ブランド》とのマスター契約でデュエルマスター候補の一人となる。

クリーチャー世界の出入りを続けていた所、同じくクリーチャー世界に来ていたジョーと偶然出会う。この時にお互いにデュエルマスター候補である事が判明し、ジョーとの真のデュエルで敗北するが、相手を殺す気がないジョーには見逃された。

デュエマの後、ダチッコの仲間が殺された事件で、「DM」というダイイングメッセージが残されていた事から「DM」の髪型をしているジョーを犯人と断定するダチッコの話を聞き、度重なる裏切りとしてジョーを恨むようになる。

しかし、クリーチャー世界で《“罰怒”ブランド》が何者かの襲撃を受け重傷となっていた所を、ジョーの能力に助けられた事がきっかけでダチッコの話を誤解と思うようになる。

ジョーとボルツは仲直りし、ジョー切札であるジョニー文明の力を受け取って《メラビート・ザ・ジョニー》となった。

しばらくして、ボルツは《“罰怒”ブランド》が襲撃を受けた瞬間の事を思い起こし、それが《オヴ・シディア》(=その使い手であるキラ)によるものであった事に気づく。

そんな時、一緒に遊んでいたジョーの携帯にキラから遊びの誘いが入り、ジョーキラが親友である事と、ジョーの友達としてのキラを知る。

ボルツはキラを見定めるため、キラをおびき出して真のデュエルを始める。
《最終“罰怒”梵破》によって、一度は追い詰めるが、キラ裁きの紋章の力に目覚めたことにより、敗北。

その後、キラとの真のデュエルを望む切札 ジョーに冬休みの残りを使い、強化合宿を行う。
《ジョット・ガン・ジョラゴン》の誕生や《ジョリー・ザ・ジョニー》との別れに立ち会うなどジョーとの親睦を深めた。

「デュエル・マスターズ!」 [編集]

「デュエル・マスターズ!」ではキラを追う形で自然文明に侵入。先に来ていたジョーと一通り遊んだ後、柱までのレースをする際にツタに足を取られてしまう。
それを焼き払うためにバッドドッグを取り出したところ、火が予想以上に広がった為、結果放火をする形となってしまった。その後カブト鬼に助けられるが、侵入者なので真のデュエルを行い敗北してしまう。命こそ奪われなかったが、それが逆にボルツに火をつける結果となった。

更に前作からの謎である「DM」(「デカイムカデ」)が解けたことで修業を終えた《“罰怒”ブランド》改め、《“轟轟轟”ブランド》と共にDMことゲジスキーに襲われている切札 ジョーの元へ向かう。
ハンデスにより追い詰められるがそれをマスターG・G・GG・G・Gに変えることで見事勝利。「千回すり潰す」と豪語したようにダイレクトアタックの際に相手を千回すり潰す。

その後の第15話ではカブト鬼にリベンジをしようとするも切札 ジョーの乱入により中断される。

第22話では自然文明のお宝を掛け、切札 ジョーとデュエルし、敗北する。

第30話ではでんでんと対決。《超機動罠 デンジャデオン》罠金乱舞に苦しめられるが、《ゴゴゴ“Z-滅”ドライブ》でんでんのクリーチャーを破壊し、見事勝利する。

50話ではうららか ももを自然文明へ連れて行こうとするガイアハザードを阻止するべくジョーたちと共に対決。カブト鬼と戦い勝利した。
一応この対戦でボルツはカブト鬼にリベンジを果たしたことになるのだが、両者とも全くそのことに言及しなかった。

「デュエル・マスターズ キング」 [編集]

第4話でジョーの学校に転校してきた。「The らーめん」に弟子入りすると共に居住地としても借りており、ラーメンを作るための勉強を始めたようだ(ジョーには「ラーメンの匂いがする」とすぐに勘付かれている)。しかし現在は食べた者は皆火を吹くほどの超激辛ラーメンしか作れない模様。

第7話にて新たな切り札である《爆龍皇 ダイナボルト》を手に入れザンコックに勝利した。しかし鬼札覇王連合のチョウキ、サイキに敗北、さらに追い打ちを駆けるようにキング・オブ・デュエマッチ第2次予選敗退が決定してしまった。それでも35話ではラジアータ松に挑み、結果は勝利したことで敗者復活を果たす。

39話ではキラキャップと共にSDP(すんごいデュエマプレイヤー)に選ばれたにもかかわらず、強さを求めるあまりに鬼札 アバクの誘導により遺跡の最奥にあるに魅せられ暴走を起こしてしまう。

44話ではキラキャップを完封し、ラーメン店を無理やり働かせていたが、そこへジョーとラーメン対決を行う。鬼化の影響か勝利のためなら卑怯なことも平気でする性格へと変貌しており、ダチッコをジョーが作ったラーメンに忍び込ませて低評価させるという卑劣な手段を見せるが、不正を見抜き腹を立てたジョーとデュエマを行うことに。
デュエマでは《雷龍 ヴァリヴァリウス》のマジボンバーを発動、《メガ・マナロック・ドラゴン》を踏み倒したことよりキリフダッシュの展開を遅らせる。だが返しのターンに今引きした《バックトゥーゴ・クーチャー》と相打ちとなったものの、それでもシークレット版の《爆龍皇 ダイナボルト》今引きするが、その直後、砂時計の砂が全て落ち鬼になってしまう。
続く45話では《ダイナボルト》のW・マジボンバー《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》を繰り出すなど、相手の動きを封じる戦法で確実に勝とうとする。途中ジョー達の言葉で揺らいだもののアバクに更なる鬼の力を注がれ、相手のシールド《はずれポンの助》とすり替えようとするまでに。しかし、ジョーの呼びかけが鬼化の影響を上回り、最後には真っ向勝負でジョーと戦い、最終的には敗れ、完全に鬼化した状態から元に戻った。

第47話(最終話)のAパート後のアイキャッチでは切札 ジョーとデュエマをしている様子が描かれている。

その他 [編集]

  • 「キング」では敗者復活戦参加のためにコニー、「キング!」ではガイアール奪還のためにヒミコと、2年続けて目的のために年上の女性キャラの言いなりになって辱められている。
    • 不憫といえば不憫な役回りだが、熱血もコメディもこなせるキャラとしての立ち位置がブレずに一貫しているからこその扱いともいえる。
  • 前述通り暴れっぷりが公式公認になっていたり、「キング」及び「キングMAX」ではジョーの次に新たな切り札を入手、「キング!」ではジョー以外で唯一キングマスターカードを所持していたりと、ジョーの仲間の中でもデュエル方面で優遇されていると言える。

プロフィール[2] [編集]

  • 身長:148cm→153㎝[3]
  • 体重:43kg
  • 文明:火
  • 好きなもの・こと:スケボー、バッドドッグ

ジョーの良きライバル。火文明のデュエルマスター候補。スピーカーをヘッドホンとして身に着け、いつもスケボーで移動している。友情に熱い一面も。

戦績 [編集]

  • 通算戦績:39戦21勝17敗1中断

デュエル・マスターズ(2017) [編集]

デュエル・マスターズ! [編集]

デュエル・マスターズ!! [編集]

デュエル・マスターズ キング [編集]

デュエル・マスターズ キング! [編集]

デュエル・マスターズ キングMAX [編集]

使用カード [編集]

登場カード [編集]

参考 [編集]

タグ [編集]


[1] フォローしておくと、ゾンビ化したクリーチャーをすべて倒すまでは相手のシールドを攻撃できないというハンデがあった。
[2] 公式サイト、アプリ「デュエマであそぼう!」、「デュエマであそぼう!2022」より
[3] 5cm高くなった。
[4] 暴走した状態で挑んだ。
[5] 元々はヒミコのカードだった。