《
|
堕魔 ザンバリー C 闇文明 (1) |
クリーチャー:マフィ・ギャング/魔導具 5000 |
ブロッカー |
このクリーチャーは攻撃できない。 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚捨てる。 |
手札1枚を捨てることをデメリットとして要求してくる以外は淡白なブロッカー。手札が1枚もない状態でも出すことができ、その場合はデメリットが帳消しになる。
ディスカードをデメリットとして要求するクリーチャーは他にもいるが、このカードは「コスト1でクリーチャーをバトルゾーンに残しつつディスカードできる」という独特の性能を持っており、この点を活かすことで様々なリアニメイトコンボに利用できる。
パワーも5000と高く、ブロッカーの役割は果たしやすい。速攻で出てくる小型クリーチャーであればおおむね一方的に打ち取れるだろう。
弱点は手札を捨てることによる長期戦への弱さ。軽さを活かして早期に大型クリーチャーをリアニメイトするコンボに使われることが多いが、出された大型クリーチャーを除去されると後が続かなくなりがち。リアニメイト先で手札を稼げるようにしておくか、手札がなくても動けるギミックとの併用は必須となるだろう。
2018年全国大会エリア代表決定戦南東北大会ベスト16に残った【ジャバランガループ】にはピンポイントでパーツを墓地に落とす手段として採用されていたなど、新章デュエル・マスターズと双極篇の2ブロック構築なら単純な墓地肥やしとしても採用圏内であることが大会実績によって実証された。「DMGP-7th」でもこれを2枚採用した【ジャバランガループ】がベスト16に1人残った。
しかし通常環境では当時、魔導具としてデメリット付きと見做されることが多く、あまり活躍していなかった。
一応「DMGP-7th」の2週間後に開催されたCSでこれを4枚積みした【デ・スザーク】の準優勝報告はあった。
【零龍ギャスカ】の現役時代は初動として使われたが、そちらが短期間の全盛期の後に殿堂入りによって弱体化すると目立たないカードとなった。
アビス・レボリューション環境 (オリジナル)では【青黒魔導具】に2枚程度の採用が見られた。
【黒単XENARCH】が成立すると「手札がなければ墓地を使えばよい」という考えから実質的にコスト1でメリット付きのウィニーとして勘案されるようになり、特にアドバンス仕様の構築で長期に渡って活躍。