【フォーミュラエクストラウィン】 [編集]《偽りの名 iFormulaX》をタップ状態で手札を10枚以上揃えてターンを終えることでエクストラウィンを狙うデッキ。
《偽りの名 iFormulaX》のエクストラウィン条件は、ターンエンド時に自身がタップされており、かつ手札が10枚以上を持つことであるため、その過程でのコンボは様々あり、そのコンセプトも一概には統一されていない。 共通主要カード [編集]非常に多くの派生が存在する。なお、現在構築困難および不可能なものには※,☒をつけてある。
弱点も併せて参照されたし。 大型ドロースペル詠唱型 [編集]最もわかりやすいコンボの型。 DMデッキ開発部でもこのタイプが考案されており(週刊!DMデッキ開発部DASH Vol.23)、そちらではゼニスのコストの重さを利用し、《知識の包囲網》で《「智」の頂 レディオ・ローゼス》を見せて一気に10枚ドローするという方法が紹介されている。
候補カード [編集]
ジョバンニギフト型 [編集]《天雷王機ジョバンニX世》の呪文回収効果により手札が増えることを利用したタイプ。《氷牙レオポル・ディーネ公》と《爆獣マチュー・スチュアート》を用いた【マチューヘル】エンジンをベースに、1コスト呪文の連打&回収でアドバンテージを広げ、《フェアリー・ギフト》+《ドンドン打つべしナウ》での早期エクストラウィンを狙う。【ジョバンニギフト】の項も参照。 2017年2月26日にアーキタイプの根幹となる《天雷王機ジョバンニX世》のプレミアム殿堂指定により完全消滅 ガガ・ラスト・ミステリカ型 [編集]《聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ》のドロー能力によって手札を確保し、続くS・トリガーのコスト踏み倒しを利用して《偽りの名 iFormulaX》を場に出してタップさせ、エクストラウィンを狙うタイプ。
主な流れは以下の通り。
候補カード [編集]
種族デッキ型 [編集]《救急機装レスキュー・スペース》のコスト軽減と《特警機装パトロール・ファンクション》等のドローソースでグレートメカオーを展開し、《グレイトマーチ・エナジー》で《偽りの名 iFormulaX》含めたグレートメカオー数体をタップ、効果による大量の手札補充でエクストラウィンを目指す。
候補カード [編集]
メルゲループ型 [編集]デュエル・マスターズ公式HPで紹介されたコンボ。【メルゲループワンショット】のギミックで手札を補充し、エクストラウィンへとつなげるものだが、《アクア・メルゲ》が殿堂入りしているため、構築は難しいか。【メルゲループワンショット】の項も参照。 マーシャル・クイーン型 [編集]【マーシャルビートダウン】のパーツを無限ドローのループに特化させたもの。手順は以下のとおり。
ラララオプティマス型 [編集]《常勝ディス・オプティマス》《妖精の裏技ラララ・ライフ》《薫風妖精コートニー》の無限ブーストコンボを利用し、貯めたマナを《神々の逆流》で手札に変換、もう一度マナを貯め直してから《偽りの名 iFormulaX》+《ドンドン打つべしナウ》で勝利する。【ラララオプティマス】の項も参照。 Q.E.D.型 [編集]《龍素王 Q.E.D.》の能力で《偽りの名 iFormulaX》をコスト踏み倒しし、さらに能力で《神々の逆流》や《インビンシブル・テクノロジー》をコスト踏み倒しして手札を10枚以上にし、《ドンドン打つべしナウ》でタップさせて勝利する。《龍素王 Q.E.D.》に龍解させるために、水文明のクリーチャーや呪文は多く投入される。 ダイシャリンループ型 [編集]DMデッキ開発部SAGEのVol.09でも紹介されたタイプ。 ライヤジャックループ型 [編集]《ベイB ジャック》の登場により、2体の《アクア忍者 ライヤ》をバトルゾーンの自身らをマナリソースとしてタップして交互に召喚し続けるというプレイングが可能になった。これに《ハッスル・キャッスル》ないしは《Dの悪意 ワルスラー研究所》を絡めれば、無尽蔵にドローできるようになる。足りないマナは《ルナ・コスモビュー》のG・ゼロと3体目以降の《アクア忍者 ライヤ》でバトルゾーンのクリーチャーを増やして補う。《iFormulaX》のタップは《アクア忍者 ライヤ》のマナコストの支払いと言う形で行う。それ以外のマナ回収手段等は「大型ドロースペル詠唱型」と同様。 2018年3月1日にアーキタイプの根幹となる《ベイB ジャック》のプレミアム殿堂指定により完全消滅。 シノビドルゲーザ型 [編集]【シノビドルゲーザ】がDMBD-02で強化されたことと、《ベイB ジャック》の登場により台頭した型。クリーチャーのマナ回収が《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》で易化したので、《剛撃戦攻ドルゲーザ》の大量ドローを活かしやすい。《ハリケーン・クロウラー》も最悪《ドルゲーザ》に貢献する札と見なすこともできる。そもそも《ドルゲユキムラ》で殴りきるというサブプランが取れる他、ループでもチェイン・コンボでもないが《怒流牙 サイゾウミスト》がシールド回収の役割を兼ねるため、敢えて《逆転のオーロラ》は積まずに、2パターンの勝ち筋を用意するのが主流。 このようにチェイン・コンボとして構築してループさせなくてもフォーミュラエクストラウィンが成立するが、【ドルゲユキムラループ】というチェイン・コンボに近いデッキが生まれている。 2018年3月1日に《ベイB ジャック》がプレミアム殿堂に指定されて弱体化を被ったが、これが無くてもデッキとしては元々成り立っていたので修正可能な状況にとどまった。 ジャックジョーカーズ型 [編集]【ジョーカーズ】のS・トリガーに対する脆弱性が、特に不利対面である【ブライゼシュート】の存在によって浮き彫りになったことなどを契機として成立したタイプ。 《ベイB ジャック》ありきのデッキタイプなので、2018年3月1日に《ベイB ジャック》がプレミアム殿堂に指定されたことによりこの型は完全消滅。2017年12月下旬に行われたチャンピオンシップ優勝報告から活躍の歴史が始まったと考えると、通常環境ではわずか2ヶ月程度の歴史に終わった。 オボロセカンド型 [編集]【オボロセカンド】をベースとしつつ、《薫風妖精コートニー》によるマナゾーンの文明追加を前提として青緑中心の色構成で組まれた《ベイB ジャック》系統のアーキタイプ。 DMRP-04魔に登場した《絶海の虎将 ティガウォック》によるドローと《月光電人オボロカゲロウ》による手札交換を活かしてクリーチャーを連打しつつ《妖精の裏技ラララ・ライフ》や《天災超邪 クロスファイア 2nd》などのG・ゼロでマナリソースを拡大。《攻守の天秤》によるマナリソースの回復を挟んで、《困惑の影トラブル・アルケミスト》によるマナ回収からフィニッシュに向かう。 キーパーツの《絶海の虎将 ティガウォック》が登場したDMRP-04魔の発売開始日と2018年3月1日に《ベイB ジャック》がプレミアム殿堂に指定されることが発表された日が実質的にほぼ同日なので、殿堂レギュレーション下では約1ヶ月の期間限定という形でしか使用できなかったが、その短い間にこのデッキ機構に当てはまるものがチャンピオンシップでの優勝が報告された強力なデッキタイプ。 ジョット・ガン・ジョラゴン型 [編集]《ジョット・ガン・ジョラゴン》の登場と同時に生まれた、《ジョット・ガン・ジョラゴン》のジョラゴン・ビッグ1によるcip戦略に特化したアーキタイプ。 《蒼神龍ヴェール・バビロニア》の置換効果と【ジョーカーズ】の豊富なドローソースで《ジョット・ガン・ジョラゴン》のジョラゴン・ビッグ1の繰り返し発動し、ドローのcipのあるカードを捨てることと捨てたカードのcipでドローすることを繰り返す。 そうして《偽りの名 iFormulaX》のエクストラウィンに必要な手札枚数を確保し、流れで用意した《最終兵ッキー》で《ジョット・ガン・ジョラゴン》の攻撃をキャンセルしつつ《偽りの名 iFormulaX》を踏み倒し、最後に《ゲラッチョ男爵》で《偽りの名 iFormulaX》をタップし、フィニッシュに向かう。 このデッキでは通常見向きもされない《燃えるデット・ソード》がカード指定除去やハンデス、ランデス、ドローとして手軽に使える。選んでいるわけではないのでアンタッチャブルも怖くない。 蓄積された魔力型 [編集]《蓄積された魔力》や《蓄積された魔力 パーノレ》を使い、大量にドローして《偽りの名 iFormulaX》のエクストラウィンを発動させるアーキタイプ。 弱点 [編集]共通事項 [編集]《偽りの名 iFormulaX》のエクストラウィンによる勝利に特化しすぎているため、いざというときにダイレクトアタックによる勝利へと戦略を変更するのが難しい。加えて、攻撃するのを全く想定していないため、タップ要員を回収できず、攻撃せざるを得ない状況下では、S・トリガーやニンジャ・ストライクの可能性を考慮すると極めて不利となる。 大型ドロースペル詠唱型 [編集]《パーロックのミラクルフィーバー》や《知識の包囲網》を主軸に置く場合、7マナ必要な都合上、必ずと言っていいほど相手に1度ターンを渡さなければならない。従って、返しの《ロスト・ソウル》、《ヴォルグ・サンダー》に対して極めて耐性が低い。《パーロックのミラクルフィーバー》の場合は、《ドンドン吸い込むナウ》などで確定させた山札の下を《お清めトラップ》などでシャッフルされてもツラいところ。
ジョバンニギフト型 [編集]呪文メタである《封魔ゴーゴンシャック》、《虚構の影バトウ・ショルダー》、《剛厳の使徒シュライバー》などが最も刺さるタイプである。前提であるチェイン・コンボが根底から覆るため、失速を免れることはできない。 ガガ・ラスト・ミステリカ型 [編集]こちらも相手に必ずターンを渡す都合上、《貴星虫ヤタイズナ》等のコンボパーツを除去されただけで勝ち筋を失う。また、墓地にある《聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ》をリアニメイトするのが理想的なので、大型ドロースペル詠唱型と同様に《お清めトラップ》などで墓地が空になっても辛い。 種族デッキ型 [編集]最も呪文メタの影響を受けないが、《グレイトマーチ・エナジー》を最大限に生かす為にパワーの低いグレートメカオーを大量に並べる必要がある。故に全体除去に弱い。《ボルシャック・スーパーヒーロー》や《暴走龍 5000GT》を出されると勝利は絶望的となる。 メルゲループ型 [編集]《アクア・メルゲ》、《盗掘人形モールス》、《疾封怒闘 キューブリック》の殿堂入りにより、コンボの成功率はもはや不可能に近い程低くなった。また、【メルゲループ】は序盤に決めてナンボの側面が強い(十分な山札が必要)ため、決まったとしても《偽りの名 iFormulaX》と《ドンドン打つべしナウ》を同時にプレイするための8マナが揃っているか、あるいはライブラリアウトせずに済むかは疑問である。仮に《ルナ・コスモビュー》と《転生スイッチ》を介したとしても、6マナは必要である。今引きでキーパーツが揃った場合を除けば、大型ドロースペル詠唱型同様、基本的には相手に1度ターンを渡すため、《ロスト・ソウル》には弱い。 マーシャル・クイーン型 [編集]コンボ始動には、最低条件として以下が必要である。 このためコンボ成功率は極めて低く、《海底鬼面城》等のサポートは必須。 また、《マーシャル・クイーン》の踏み倒し3枠をほぼフルで何度も使い回すため、《百発人形マグナム》1体でループの目的が達成できなくなる。序盤で除去するとループが不成立となり、終盤で除去する頃には自軍の全滅が確約されるためである。 ラララオプティマス型 [編集]基本的な弱点は【ラララオプティマス】の頁を参照。 参考 [編集] |