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悪魔の契約 C 闇文明 (2) |
呪文 |
自分のマナゾーンから好きな枚数のカードを自分の墓地に置く。その後、その枚数と同じ数のカードを引く。 |
自分のマナゾーンのカードを好きな数捨て、捨てた枚数と同じ数ドローする。スーサイドを得意とする闇らしい呪文。
墓地利用が得意な闇にとっては、マナゾーンのカードを墓地に落とせるのは1種のマナ回収として見れるが、マナゾーンからキーカードを落としたいだけなら他に汎用性の高いカードはいくらでもいる。
しかし、一度に沢山のカードを移動させる性質は特定のコンボで凄まじい効力を発揮する。
また、大量の墓地肥やし、ドロー、山札圧縮を勝利に直結させられる状況ならすべてのマナを捨てても問題ない。2マナという余ることも多いマナで唱えられるため、即死コンボのフィニッシャーとして優秀である。
現在ではカードプールの拡充に伴い様々なコンボが開発されている。
テキストの「その枚数」とは「墓地に置こうとしたカードの枚数」を指し、実際には墓地にカードが置かれなかったとしてもドローが可能。(参照)
DM-13で登場した《生命と霊力の変換》を唱えた後に唱えることで、マナゾーンのカードを減らすことなくドローができる。
カードプールが少なかった登場当時はデメリットが重くのしかかるだけのカードだった。
DMR-06で《偽りの名 iFormulaX》が登場すると、そちらの特殊勝利条件を満たすための手段として注目された。エクストラウィンさえ決まってしまえばマナはいくら減ろうと関係ないため、できるだけ軽いドローソースを求めた結果この呪文に白羽の矢が立った。
DMRP-03では《水上第九院 シャコガイル》が登場。終盤に《シャコガイル》を出してこの呪文を唱えるだけで手軽にエクストラウィンできることから評価を大きく上げた。【青黒緑シャコガイル】が成立するとこの呪文は積極的に採用されると思われたが、詰めの場面以外では役に立たないため、実際は入れても1枚程度というプレイヤーが多かったようだ。同時期には【契約マチュー】が誕生している。
「デュエル・マスターズグランプリ-6th」4位入賞を果たした3人1組の内の2人が使用した同一レシピの【青黒緑シャコガイル】に各1枚投入されていた。
初期の【カリヤドネループ】でループパーツとして使用されていた。
DMRP-14期には既にタップされたマナゾーンのカードを墓地に置くことで効率よく墓地を増やせることから、再び【カリヤドネループ】に採用されるようになった。
《魔導管理室 カリヤドネ》殿堂入り後の【カリヤドネループ】に採用するべきか否かはプレイヤーの間でも意見が分かれるところ。「デュエル・マスターズグランプリ-9th」優勝レシピでは採用されていない。
「DMGP2022」Day2(オリジナル)ベスト32入賞の【青黒緑フシギバース】に採用された。
生放送中に当時のトップメタである【青黒緑ハンデス有象夢造】の《若き大長老 アプル》を逆利用した大量ドローを見せたことで話題になり、「悪魔の契約」がTwitterトレンド入りする事態となった。
『DMGP2023-1st』Day1(アドバンス)ベスト32入賞の【青黒緑サガ】に1枚採用された。7マナある時に《天災 デドダム》を召喚してからこれを唱え、残りの3マナで《絶望神サガ》を出すことで、《天災 デドダム》とこれを唱えた分の5ドロー5墓地肥やしを活かしながらループに入れる。