【ドルゲユキムラループ】 [編集]【シノビドルゲーザ】を《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》を始めとするジャイアントによるループに特化させたデッキ。
概要 [編集]DMBD-02発売以前より、《西南の超人》のコスト軽減、《大地の超人》による自軍マナ送りによるアンタップマナ生成、《躍喰の超人》による無限マナ加速など、構造的にcipループが成立しやすい下地が【シノビドルゲーザ】には整っていた。 主要パーツ [編集]
候補カード [編集]
ループの方法 [編集]ループ準備(踊喰&大地ルート) [編集]バトルゾーンに4軽減コスト軽減、ジャイアント2体、手札に《土隠雲の超人》1枚、マナゾーンに《ドルゲユキムラ》、《西南の超人》含む自然5枚、バトルゾーン、手札、マナゾーンのいずれかに《躍喰の超人》1枚、《大地の超人》2体が必要。 1.《土隠雲の超人》を召喚、《土隠雲の超人》をサーチ。 これが終わったら必要パーツが揃っているはずなので、無限マナ加速・無限手札補充ループへ。 無限マナ加速・無限手札補充ループ [編集]手札に《ドルゲユキムラ》1枚、マナゾーンに《ドルゲユキムラ》と《大地の超人》1枚ずつ、バトルゾーンに5コスト軽減、ジャイアント4体、《大地の超人》1体、《躍喰の超人》1体の状態が必要。 1.《ドルゲユキムラ》をG・ゼロで《大地の超人》の上に置いて召喚。マナゾーンから《ドルゲユキムラ》と《大地の超人》を回収。《躍喰の超人》の能力で1枚マナ加速。 これを繰り返すことで選ばせ除去と、タップマナの無限供給あるいは疑似的なドローループに移行することができる。 《大地の超人》3枚ルートでのアンタップマナ生成ループ [編集]《大地の超人》3枚目がマナゾーンに落ちた時点から開始 1.マナゾーンの《大地の超人》をタップして《大地の超人》召喚。《ドルゲユキムラ》とその下の《大地の超人》をマナゾーンへ。 《躍喰の超人》2枚ルートでのアンタップマナ生成ループ [編集]《躍喰の超人》2枚目がマナゾーンに落ちた時点から開始 1.マナゾーンの《躍喰の超人》をタップ、《大地の超人》を召喚。《大地の超人》が下に重なった《ドルゲユキムラ》をマナゾーンへ。 殿堂0では《ベイB ジャック》と《偽りの名 iFormulaX》がマナゾーンに落ち次第、マナ回収して召喚。《躍喰の超人》のマナ加速と《西南の超人》のコスト軽減は任意なので、マナ回収の過程で《iFormulaX》をタップしながら回収ループのみを行い、フィニッシュとなる。 ループ準備(グランドスラム&パラディソルート) [編集]バトルゾーンに4軽減コスト軽減又はコスト2軽減+シビルカウントを達成した《氷駆の妖精》、ジャイアント3体、手札に《轟廻!グランドスラム・スコーピオン》、《ドルゲユキムラ》、《パラディソ・シエル》各1枚ずつ。又は手札に《ドルゲユキムラ》1枚、マナゾーンに《轟廻!グランドスラム・スコーピオン》、《パラディソ・シエル》各1枚ずつが必要。 アンタップマナ生成ループ [編集]1.《轟廻!グランドスラム・スコーピオン》召喚。 長所 [編集]2枚目以降の《S級原始 サンマッド》を失ってからの【緑単ループ】と比べると単体性能の高いカードが多く、とりわけ《西南の超人》のコスト軽減が強力なので、ループせずに無造作にジャイアントを並べるだけでも強い。ループデッキとしては一線級とまでは行かないまでも、ループにこだわらずビートダウンにシフトすることが容易であることがこのデッキの評価点である。 コスト軽減やG・ゼロによるcipループなので《異端流し オニカマス》や《洗脳センノー》をすり抜けることができ、《ドルゲユキムラ》のG・ゼロに反応する《デスマッチ・ビートル》相手にもパワーで勝るので基本的には問題にならない。 《ドルゲユキムラ》が《音精 ラフルル》の革命チェンジ元になる、色的に《呪紋のカルマ インカ》が合うことなどから、詰めの性能も低くはない。《激沸騰!オンセン・ガロウズ》や《鯛焼の超人》など赤を含むカードをコンボパーツにするタイプであれば違和感なく《単騎連射 マグナム》を挿せるので、さらにカウンター封じに磨きがかかる。 短所 [編集]一見するとパワーラインが高く《メガ・マグマ・ドラゴン》に耐性があるように見えるが、《西南の超人》や《大神秘ビシャモン》が射程圏内に収まるので注意が必要。 色が合わないことととループとは無関係であること、チェイン・コンボに近いデッキであり枠が確保しづらいことから《Dの牢閣 メメント守神宮》や《光牙忍ライデン》などは積まれず、せいぜい色の合う《斬隠蒼頭龍バイケン》が採用される程度。そのため、シノビドルゲーザの派生ではあるがカウンター性能は比較的低い。 しかし何と言っても遅いのが弱点。《西南の超人》などコスト軽減ありきで構成されているので、コスト軽減獣が引けない展開はそのまま手札事故を意味するので、そうすると何もできずに負ける恐れがある。 通常の【シノビドルゲーザ】の場合は、ビートダウン、カウンター、エクストラウィンなど様々な戦略を持っており、そうして多様化された戦略が本領を発揮するのは《剛撃戦攻ドルゲーザ》によってリソースが確保されるためである。一方で【ドルゲユキムラループ】は【フォーミュラエクストラウィン】に特化するあまりカウンターを行うための枠を犠牲にしており、多様な戦略の起点となる《剛撃戦攻ドルゲーザ》のドロー能力をある意味では殺している。戦略が狭いというのがドルゲユキムラループの最大の弱点であろう。 その他 [編集]ドルゲユキムラループは【フォーミュラエクストラウィン】が主流ではあるが、青赤緑軸では《蒼神龍ヴェール・バビロニア》を利用した【パクリオループ】型のタイプ、《腐敗麗姫ベラ》をループさせることによるライブラリアウト型などもある。 2018年3月1日にデッキの潤滑油となる《ベイB ジャック》がプレミアム殿堂に指定され、デッキの回転が低速化に至った。しかしメインとなるループは《ベイB ジャック》が無くとも実行可能であり、フィニッシュも《ドンドン打つべしナウ》をリペアにすることで可能なので、同日の改訂により弱体化はしたものの根幹部は損なわれなかった。 参考 [編集] |