《ジェイ-SHOCKER(ショッカー) [編集]

ジェイ-SHOCKER UC 水文明[ジョーカーズ] (3)
GRクリーチャー:ジョーカーズ/ワンダフォース 1000
このクリーチャーが攻撃する時、Jトルネードしてもよい。そうしたら、次の自分のターンのはじめまで、そのJトルネードしたクリーチャーとコストが同じカードを相手は出せない。(Jトルネード:自分の他のジョーカーズを1体、手札に戻す)

DMRP-11で登場したジョーカーズ/ワンダフォースGRクリーチャー

アタックトリガーJトルネードを行う事が出来、そのJトルネードしたクリーチャーと同コストカード出せないロックを次のターンのはじめまで相手に掛ける能力を持つ。

カードと指定されているためクリーチャーはもちろん、クロスギア、各種ドラグハートフィールドオーラなども封じる事が出来る。
ただし、呪文のようにバトルゾーンに出ずに効果を発揮するカードを封じる事は出来ない。気になるならクリーチャーの攻撃時に呪文を封殺できる《ジョジョジョ・マキシマム》でサポートしてやるのも手。

ロックできるカードの種類は幅広いものの、ロックしたいコストジョーカーズバトルゾーンにいなければ能力を活かせない。
対戦相手のデッキ構築に強さが大きく左右されるうえ、GRクリーチャーゆえのランダム性も合わさってかなり使いづらいカードになってしまっている。
一般的な【GRジョーカーズ】では使いにくいものの、一気にGRクリーチャーを並べ、ワンショットするプランの【ミッツァイル】では十分採用圏内となる。

コスト3をJトルネードすれば《光牙忍ハヤブサマル》《終末の時計 ザ・クロック》等を、コスト4なら《怒流牙 佐助の超人》《Dの牢閣 メメント守神宮》等をシャットアウトできる。
超GRに入れやすい3候補は自分の他の《ジェイ-SHOCKER》や《ツタンメカーネン》、4候補は《全能ゼンノー》《ゴッド・ガヨンダム》がある。

環境において [編集]

登場から主に【赤青ジョーカーズミッツァイル】で使用され、このカードの存在から《終末の時計 ザ・クロック》の評価が下がったとまで言われていた。

2020年1月1日の殿堂レギュレーション改訂後は【バーンメアジョーカーズ】で活躍している。《バーンメア・ザ・シルバー》Jトルネードして再利用したりミラーマッチの《バーンメア・ザ・シルバー》に備えたりするのが強い。

2020年7月1日に《マリゴルドIII》《ヨミジ 丁-二式》プレミアム殿堂に指定されてGRが大幅弱体化したため、GR対策となるこのカードも大幅弱体化。

《とこしえの超人》の登場を機に【バーンメアジョーカーズ】を始めとするジョーカーズ基盤の超GRをしたデッキが環境から死滅し、以降は一部の《煌銀河最終形態 ギラングレイル》早撃ち型デッキに優秀なジョーカーズGRクリーチャーと共に入る程度となった。

後に、DM24-EX2にて《頂上混成 BAKUONSOOO8th》が登場し【白青赤BAKUONSOOO】が成立すると、そちらにおけるS・トリガー対策として再び採用されるようになった。当デッキはシールドブレイク時に後続を1体ずつ出していくデッキである都合上S・トリガー《光牙忍ハヤブサマル》などを苦手としており、それらを対策できるのは大きい。

その他 [編集]

  • カード名の由来は腕時計ブランド『G-SHOCK』で、イラストのモチーフはデジタル式の腕時計。
    指している時刻は日曜日の午前8:30で、アニメ『デュエル・マスターズ!!』の放送開始時間となっている。
    また縁には「ATTACK」「BLOCK」「MANA」「SHIELD」の文字が刻まれている。
  • フレーバーテキストの元ネタは、以下の3つ。
    1. 「腕に巻いて」:腕時計ブランドの『G-SHOCK』
    2. 「アイィー!」:『仮面ライダー』シリーズの敵役「ショッカー戦闘員」の掛け声「イーッ!」
    3. 「を取り戻す」:日本のロックバンド「クリスタルキング」の楽曲『愛をとりもどせ!!』[1]
  • DMBD-11DMSP-04で再録。DMBD-11版はイラストが変更されている。
    元々アンコモンであり供給過多気味なので有り難味は薄いが、持っていないプレイヤーにとって損はない。

旧テキスト [編集]

ジェイ-SHOCKER UC 水文明[ジョーカーズ] (3)
GRクリーチャー:ジョーカーズ/ワンダフォース 1000
このクリーチャーが攻撃する時、Jトルネードしてもよい。そうしたら、次の自分のターンのはじめまで、そのJトルネードしたクリーチャーとコストが同じカードを相手はバトルゾーンに出せない。(Jトルネード:自分の他のジョーカーズを1体、手札に戻す)
(ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMRP-11
    さあ、ジョー様、私を腕に巻いてアイィー! を取り戻すのです!! ― ジェイ-SHOCKER

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 能力について

Q.《ジェイ-SHOCKER》のテキストの「Jトルネードしたクリーチャー」とはどのクリーチャーのことを指しますか?
A.Jトルネードで手札に戻したクリーチャーのことです。
引用元(2019.9.20)

Q.《ジェイ-SHOCKER》の「Jトルネード」でコスト2のジョーカーズを手札に戻しました。次ターン、相手は《卍 新世壊 卍》の下にコスト2の魔道具を持つ呪文を置くことが出来ますか?
A.はい、置くことが出来ます。カードの下にカードを置く行為は《ジェイ-SHOCKER》の能力で制限されません。
引用元(2019.12.11)

+  類似裁定(2020.7.10)

Q.《ジェイ-SHOCKER》の「Jトルネード」でコスト6のジョーカーズを手札に戻しました。次のターン、相手が《りんご娘はさんにんっ娘》を唱えた場合、効果で《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》をバトルゾーンに出すことは出来ますか?
A.はい、バトルゾーンに出すことが出来ます。クリーチャーをバトルゾーンに出す際、ツインパクトカードであってもクリーチャー側のコストのみが参照されます。
引用元(2019.12.11)

Q.《ジェイ-SHOCKER》の「Jトルネード」で、バトルゾーンにある 《スゴ腕プロジューサー》のようなツインパクトのクリーチャーを手札に戻した場合、クリーチャー側と呪文側、両方のコストを参照することが出来ますか?
A.いいえ、出来ません。Jトルネードはジョーカーズクリーチャーを手札に戻す能力ですので、ツインパクトカードを手札に戻したとしても、クリーチャー側のコストのみを参照します。
引用元(2019.12.11)

Q.相手の《ジェイ-SHOCKER》の効果で、自分はコスト4のクリーチャーをバトルゾーンに出せなくなっています。この状況で《暗黒鎧 ザロスト》の「自分のターンのはじめに」の能力を使えますか?
A.はい、使えます。ただし、シールドを墓地に置くことはできても、《暗黒鎧 ザロスト》をバトルゾーンに出すことはできません。
「そうしたら」とある能力の後半部分を行うことが禁止されていても、前半部分を行うことが禁止されていなければ、能力を使いはじめることはできます。
引用元(2020.4.17)

+  類似裁定(2020.7.10)
+  類似裁定(2021.2.5)
+  類似裁定(2021.4.14)

Q.《ジェイ-SHOCKER》の能力でバトルゾーンに出せなくなるのはクリーチャーだけですか?
A.いいえ、クリーチャー以外にも、オーラやクロスギア、フィールド、ドラグハート、Artifactもバトルゾーンに出せなくなります。
引用元(2020.7.10)

Q.相手の《ジェイ-SHOCKER》の能力によりコスト6のクリーチャーがバトルゾーンに出せない状態です。この時、コスト6の《「蒼刀の輝将」》の「ギャラクシールド」を使えますか?
A.いいえ、使えません。バトルゾーンに出すことが禁止されている状況では、召喚を行うこともできません。召喚を行うことができない状況では「ギャラクシールド」を使うこともできないので、《「蒼刀の輝将」》をシールドゾーンに表向きで置くこともできません。
引用元(2021.4.14)

+  類似裁定(2021.4.14)
+  類似裁定(2022.12.16)

Q.前のターンに、相手の《ジェイ-SHOCKER》の「Jトルネード」でコスト8のジョーカーズを手札に戻している状況です。自分の《ニコル・ボーラス》が相手を攻撃する時、「攻撃する時」の能力で相手の《ジェイ-SHOCKER》を破壊すれば、自分は《蒼き覚醒 ドギラゴンX》の「P革命チェンジ」で入れ替えられますか?
A.いいえ、入れ替えられません。《ニコル・ボーラス》の「攻撃する時」の能力を解決し、相手の《ジェイ-SHOCKER》を破壊してもすでに発動している効果は無効になりません。引き続きコスト8のカードは出せないので、入れ替えは正常に行えず、《ニコル・ボーラス》で攻撃を継続することになります。
引用元(2022.2.18)


[1] 歌詞中に「YouはShock」という文言があるため。