《バイナラドンデン》 [編集]
バイナラドンデン VR(R) 無色 (8) |
クリーチャー:ジョーカーズ/シノビ 2000 |
ニンジャ・ストライク8(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが8枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなければ、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを山札の下に置く) |
このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の山札の下に置く。その後、カードを1枚引く。 |
DMEX-12で登場した無色のジョーカーズ/シノビ。
ニンジャ・ストライク8。cipで相手クリーチャーを1体山札送りにし、その後1ドロー。
S・トリガーがニンジャ・ストライク8に変わり、山札送りが無条件になった《バイナラドア》といった性能。
ニンジャ・ストライクの要求マナ枚数は多いものの、ニンジャ・ストライク初の確定除去。
除去耐性を持たないクリーチャーの攻撃であれば止められるため、ニンジャ・ストライクとしての安定感は随一。
おまけのドローも、2枚目以降のこのカードや他のシノビを補充できる可能性があるため強力。
ニンジャ・ストライクを使った場合、ターンの終わりに自身も山札の下へ送られるため《ヤッタレ総長》がいればそちらのドロー効果もトリガーし合計2枚引ける。
コスト8とかなり重めだが、本家《バイナラドア》と同じく《時の法皇 ミラダンテXII》のファイナル革命の影響を受けずに召喚する事が出来る。
ジョーカーズなのでJトルネードで回収可能。それが相手ターン中のニンジャ・ストライクであればマスターJトルネードで回収することが出来る。
ニンジャ・ストライク唯一単体でcipで確定除去するクリーチャーであるため、多くのデッキに入る可能性のあるカードと言える。
もっとも可能性があるだけであり、防御面だけ見れば、速攻相手であれば8マナに達する時点でシールドが無いことも珍しくなく、そのような状況であればニンジャ・ストライク7の《怒流牙 サイゾウミスト》でも防げる攻撃は変わらないのが難点である。マナを伸ばすのが得意な自然文明と関与しない無色カードという性質が、8マナ以上に到達させるビッグマナと相性が悪いという要素も痛い。
このカードを活かすなら無色であることに注目し、デッキカラーを選ばないことを重視すべきであろう。ゲーム速度が全体的に遅く、デッキカラーに制約のあるデュエパーティーではどんなデッキでも使える汎用防御札として役に立つ。
DM23-EX3では、無色主体のデッキでありながら8マナ到達も現実的である《シャングリラ・クリスタル》軸の成立で多少救われた。とはいったものの、別に《バイナラドンデン》の無色という性質がメリットとなるのは《天頂と停滞と水晶の決断》で回収可能程度なもので、ゼニス・セレスデッキであっても文明の支払いは行うことは少なくない。基本的に水晶マナでマナゾーンへの無色は勝手に充実していくため、やはり素引きの無色がマナ基盤に勘定できないデメリットはここでもネックになってくる。
- 名称の由来は和風屋敷に使用される仕掛け扉である「どんでん返し」。
壁に見せかけた回転式の扉で、中に隠れた刺客が不意打ちを仕掛ける。
- イラストには《バイナラドア》の顔が描かれた掛け軸と、掛け軸の裏の隠し通路が描かれている。
時代劇によくある掛け軸の裏の通路が由来だが、これは「どんでん返し」ではない。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]