【ドギラゴン剣】 (デュエプレ) [編集]

《蒼き団長 ドギラゴン剣》切り札に据えたワンショットデッキDMPP-28期に成立。

TCGに存在したアーキタイプと同じくその構築は様々で、メインデッキのほとんどが自由枠と言っても過言ではない。ここでは代表的な型を取り上げる。

蒼き団長 ドギラゴン剣 LEG 火/自然文明 (8)
クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000
革命チェンジ:火または自然のコスト5以上のドラゴン
T・ブレイカー
自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
ファイナル革命:「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分のマナゾーンまたは手札からコストの合計が6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを好きな数バトルゾーンに出す。
絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート VR 闇/火文明 (5)
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 4000
スピードアタッカー
バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、自分の墓地からクリーチャー1枚を手札に戻す。

主要カード [編集]

《蒼き団長 ドギラゴン剣》コスト踏み倒しメタがない前提ではあるが、あらゆる角度からワンショットを狙えるスーパーカード
《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》汎用性の高い革命チェンジ元。構築段階でハンデス耐性がある
《超次元リバイヴ・ホール》
《禁断 ~封印されしX~》P'S封印による墓地肥やしのブースター
【赤黒ドギラゴン剣】のカウンター要員
【成長ドギラゴン剣】でキーカードを引く確率を上げるための山札圧縮

S・トリガーなど [編集]

環境において [編集]

BATTLE ARENA 2025 SPRINGの2次予選では、【赤黒ドギラゴン剣】が15.80%、【黒赤緑ドギラゴン剣】が15.09%、【ハムカツ団】が12.50%、【成長ドギラゴン剣】が6.84%、上記4種の合計が50.23%と【ドギラゴン剣】が半数以上を占める圧倒的な環境になった[1]
その後の決勝ラウンドでは出場者8名中5名が【ドギラゴン剣】、ベスト4は全て【ドギラゴン剣】という結果となった。

【黒赤緑ドギラゴン剣】 [編集]

リリース初日にND瞬間1位報告があった型。

《ボルシャック・ドギラゴン》《終末の時計 ザ・クロック》など多くの仮想敵に刺さる《単騎連射 マグナム》《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》のパッケージに加えて、それらをサーチするための《未来設計図》が採用されている。

主要カード [編集]

《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》cippig文明問わず3以下をマナから出す
《単騎連射 マグナム》New Divisionで使える数少ないカウンター封じ
《風の1号 ハムカツマン》《レヴィヤ》が破壊された時にpigで出してダメ押し
《未来設計図》探索組が使いものにならないのでTCGと違いライバルがいない

また、《天真妖精オチャッピィ》の採用も特徴的だった。構築者ではないので憶測になるが、

  1. 【成長ドギラゴン剣】対策として、マナブーストで《イーヴィル》着地を間に合わせる
  2. P'S封印から墓地落ちたカードをマナに送って実質サーチとして運用する
  3. 《レヴィヤ》が破壊された時にpigで出して《レヴィヤ》をマナに置き、ファイナル革命の弾丸を再装填する

といった役割があったと思われる。

DMPP-29期NDでは【赤黒ドギラゴン剣】【白単連鎖】 (デュエプレ)等の軽減持ちクリーチャーとメタクリーチャーの対策になりサーチもできる《超DXブリキン将軍》、デッキの多色を絞ることで確定サーチが可能な《次元の霊峰》などを取り入れた型が開拓された。

主要カード(《超DXブリキン将軍》型) [編集]

《フェアリー・ライフ》単色の初動。S・トリガーの有無、《イーヴィル》《リバイヴホール》で回収できるか等が差別化点
《霞み妖精ジャスミン》
《爆砕面 ジョニーウォーカー》多色の初動。《封魔ウアラク》等を焼ける。《ドギラゴン剣》のファイナル革命で《エンターテイナー》と同時に出せる。
《次元の霊峰》足りないパーツのサーチ。多色を《ドギラゴン剣》《イーヴィル》《エンターテイナー》《ブリキン将軍》《ジョニーウォーカー》等の5種に絞ることで確定サーチ。
《フェアリー・トラップ》トリガー兼初動。
《ウソと盗みのエンターテイナー》コスト踏み倒しメタ。ファイナル革命の踏み倒し先。《ボルドギ》《ミラミラ》の革命0トリガー獣にも刺さる。
《超次元リバイヴ・ホール》主に《勝利のガイアール・カイザー》を出して《ドギラゴン剣》に革命チェンジ。
《超次元ボルシャック・ホール》
《超DXブリキン将軍》火力とサーチを選べる革命チェンジ先。マナ加速からの手打ちも。
《凶殺皇 デス・ハンズ》色の合う単色除去トリガー獣。
《罠の超人》

【赤黒ドギラゴン剣】 [編集]

リリース後数日経ってから瞬間1位報告、レート1600以上到達報告が相次いだ型。

大量の除去S・トリガーで【成長ドギラゴン剣】を見ながら、それ以外のデッキに対しても《ボルシャック・ドギラゴン》禁断解放カウンターという強力な択をチラつかせることができる。

主要カード [編集]

《一撃奪取 トップギア》赤単のお供、軽減クリーチャー
《龍友伝承 コッコ・ゲット》
《虹彩奪取 ブラッドギア》黒赤版の《トップギア》
《革命の鉄拳》《ボルシャック・ドギラゴン》を2枚以上使用宣言した時に合間で唱えてすべて不発になるリスクを減らす
《ボルシャック・ドギラゴン》強力な革命0トリガー
《第三種 ベロリンガー》2枚で革命チェンジを繰り返して相手の手札を枯らす
《悪革の怨草士 デモンカヅラ》ディスカードで除去
《永遠のリュウセイ・カイザー》ハンデスメタ。【キリコ・アンプラウド】はこれ1枚では止まってくれないのが悩み
《ゴーゴー・ジゴッチ》ドラゴンサーチ
《メガ・ショック・ドラゴン》手札補充、《トップギア》から3ターン目に出したい、《デモンカヅラ》《ベロリンガー》の革命チェンジ元
《魔の革命 デス・ザ・ロスト》サブフィニッシャー、革命0トリガーシールド回収で着地タイミング調整

DMPP-28では《メガ・マナロック・ドラゴン》《スクランブル・チェンジ》《勝利のアパッチ・ウララー》が未実装、《ウソと盗みのエンターテイナー》《熱血提督 ザーク・タイザー》《熱血龍 バトリベンジ》《爆炎シューター マッカラン》New Division落ちしており、革命ファイナル当時このデッキを使う意味だったカードがほぼすべて使えない状態ではあるが、そんな「歯抜け」の構築でもランクマッチでは相当数のプレイヤーが使用している。

DMPP-28環境序盤の時点では、【キリコ・アンプラウド】に勝つために《第三種 ベロリンガー》を3枚以上積んだハンデスビート型が主流。【キリコ・アンプラウド】側もそれに対抗して《剛撃霊樹 タイタニス》採用などの動きが見られる。
環境中盤辺りから《メガ・ショック・ドラゴン》《魔の革命 デス・ザ・ロスト》の採用も見られるようになった。

【成長ドギラゴン剣】 [編集]

環境で最も速い【速攻】。1〜2マナのクリーチャーから革命チェンジを繰り返して3ターン目《蒼き団長 ドギラゴン剣》着地を目指す。

主要カード [編集]

存在するだけで遅いデッキに対する抑止力となり、環境への影響が大きい。

欠点は【ベアフガン】以上にリソースが細いので《オリオティス・ジャッジ》を1枚でも踏むと復帰が難しいことと、ミラーマッチの不毛さだろう。スピードアタッカーを入れていないと延々と相打ちが続くゲームになりやすい。

DMPP-29で中継革命チェンジとスピードアタッカーを兼ねる《刀の3号 カツえもん剣》を獲得。中継革命チェンジの除去にやや強くなった。ただし《ボスカツ》を《カツえもん剣》に総入れ替えするとミラーマッチの《ボスカツ》が重くなる。

《S級原始 サンマッド》採用型 [編集]

DMPP-28期に開拓された《S級原始 サンマッド》とその進化元を投入した型。単に《サンマッド》が5枚目のT・ブレイカーになり、名目コストの低さから《制御の翼 オリオティス》形式のコスト踏み倒しメタにある程度耐性があるほか、《学校男》ハンデスで成長を妨害してくる【青黒ハンデス】のようなデッキには小型クリーチャー横並べからの《サンマッド》侵略のサブプランへの切り替えができるといったようにある程度の対応力がある点が強み。

《サンマッド》侵略から5コスト革命チェンジへとつなぐことで《サンマッド》のマナ送り効果を使いまわすことができるため、複数体のブロッカーで守りを固められた際の突破力もある。

《サンマッド》とその進化元にデッキスペースを割くため、防御札の枠がとりにくいのが難点。
DMPP-29実装時点では実質スパーク無効の《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》を有する【ハムカツ団】 (デュエプレ)《S級宇宙 アダムスキー》による山札破壊狙いの【青黒ハンデス】、シールド焼却を行う《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》などの存在から、防御札を入れない構築が多数派か。

主要カード [編集]

《S級原始 サンマッド》核。打点・除去要員
《風の1号 ハムカツマン》《サンマッド》の進化元SA、ファイナル革命の踏み倒し先
《雪精 ジャーベル》サーチ兼《サンマッド》の進化元

【モルトNEXT剣】 [編集]

【モルトNEXT】 (デュエプレ)を参照。

自分で使わない場合でも《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》が入っていないことは覚えておいた方が良いだろう。これにより《ヘブンズ・ゲート》などのコスト踏み倒しに裏目がないし、《S級宇宙 アダムスキー》山札破壊が9割方通る。

【ハムカツ団】 [編集]

【ハムカツ団】 (デュエプレ)を参照

DMPP-29期に成立した、ハムカツ団種族デッキ。性質上、《蒼き団長 ドギラゴン剣》も主要カード枠。

参考 [編集]