【ゾンビパルテノンループ】 [編集]

《ゾンビポンの助》《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》《アクア・ティーチャー》のコンボと山札回復札で毎ターン《エンドレス・フローズン・カーニバル》を使い回すループデッキ。超次元ゾーン超GRに依存しないためオリジナルでも使用可能。
《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》《エンドレス・フローズン・カーニバル》が登場した2020年7月時点で構築が可能になっていた。
しかし、下記にもあるように2021年4月に召喚出せないの裁定変更により元々の挙動がとれなくなったことによって消滅した

ここではループのメインパーツを占める水文明に、有用なスノーフェアリーが多い白緑をタッチした構築を紹介する。

主要カード [編集]

その他有力カード [編集]

スノーフェアリー候補 [編集]

《アクア忍者 ライヤ》や、《アクア・ティーチャー》を出すためのマナ基盤として使える文明のカードを優先したい。裏を返せば、《ライヤ》に依存しきらない構築に寄せれば寄せるだけ、スノーフェアリー側の構築の自由度は段違いに上がる。

《霞み妖精ジャスミン》初動マナブースト。召喚回数稼ぎのためにも
《再生妖精スズラン》初動マナブースト。手札の状況に関係なくマナゾーンから出して召喚回数を稼げる
《珊瑚妖精キユリ》水を含む2コストのスノーフェアリー。コスト軽減能力の恩恵はこのデッキにほぼない
《虹色妖精ポミリン/レイニー・アトラス》《エンドレス・フローズン・カーニバル》サーチできるが、その他の主要カードを持って来れない
《眼鏡妖精コモリ》安定してアンタップインマナブーストができる
《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》実質0マナクリーチャーが出た回数を稼げる/汎用除去《ティーチャー》能力ループさせれば手札コストにも困らない

概要 [編集]

当時の「召喚」のルールを利用したループ。

まず、当時の裁定を含めた下記の3つのルールを抑えておきたい。

  • 《ゾンビポンの助》はコスト0の無色なので、コストを支払わずに召喚できる。
  • 《ゾンビポンの助》はカードに能力が書かれていないバニラである。注釈文が書かれているが、これは能力ではない。
  • 召喚は、バトルゾーンに出せない状態でもクリーチャーを召喚宣言することはでき、この場合「召喚は成立したがバトルゾーンには出ない」という扱いになっていた。※当時のルール。2021年4月以降は出せない状態ではクリーチャーを召喚することはできなくなった。
  1. 最速2ターン目に《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》を展開する。次のターンに《アクア・ティーチャー》と適当なクリーチャーを2体出し、自分のクリーチャーをバトルゾーンに出せない状態にする。
  2. スノーフェアリー5枚、《エンドレス・フローズン・カーニバル》《神出鬼没 ピットデル》山札回復用カードが手札にそろうまで《ゾンビポンの助》を何度も召喚し、《アクア・ティーチャー》の効果でドローし続ける。
    召喚した《ゾンビポンの助》はバトルゾーンに出せずに手札に戻るが、《アクア・ティーチャー》召喚した時能力はトリガーする。
  3. 手札にそろえたスノーフェアリー5体のディスカードを代替コストに、《エンドレス・フローズン・カーニバル》を唱える。これにより相手に強力なロックをかける。
  4. 《神出鬼没 ピットデル》山札回復用カードを手札から墓地に捨て、墓地スノーフェアリーごと山札に戻す。
  5. 一度相手にターンを返す。
  6. 2.に戻る。これを相手の山札が切れるまで行う。

山札回復を担える水文明のカードには《永遠の少女 ワカメチャ》《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》の2種類がある。
前者はループ始動のパーツとなり、後者はデッキの防御力を強化できる。環境に合わせて枚数を調整すると良いだろう。

また、《アクア・ティーチャー》《アクア忍者 ライヤ》の3体を召喚する必要があることから、マナ基盤は水が重要になるため、デッキに投入するカードはスノーフェアリーを持つカードを入れるのが望ましい。

カード指定除去を警戒する場合は5マナ貯まるまで手札に《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》を溜め込んでも良い。
その場合ハンデスには注意。

弱点 [編集]

現実的な確率では最速3ターン目にロックを始動できるものの、手札要求値が高く、4ターン目でも動けないこともザラにある。その局面にメタカードが間に合ってしまうケースも多い。
受けも強くないため【ドギラゴン閃】などの3ターンキルを目指す【速攻】には弱い。

アドバンスでは、【オカルトアンダケイン】などの墓地利用デッキは、《零龍》《百万超邪 クロスファイア》《暗黒鎧 ザロスト》などマナを必要としないクリーチャーを用いてロックを貫通してくるため天敵である。

他にも弱点は多く、下記の通り対策カードは充実している。

対策カード [編集]

各種軽量ハンデス [編集]

手札要求値が高いコンボであるため、序盤にキーカードを捨てさせることで優位に立ち回れる。
主要パーツは軒並み低コストであるため、ピーピングハンデスができる《ウォズレックの審問》が有用。

各種カード指定除去カード [編集]

《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》をどかす。
コスト2と軽いため、《種デスティニー》ら軽量カードでも十分対応できる。

呪文ロック・数字メタ [編集]

《エンドレス・フローズン・カーニバル》の詠唱を止め、ロックを防ぐ。
《ミラクルストップ》《奇天烈 シャッフ》など中域コストのものが多いが、決まれば勝率をグンと上げることができる。

《「敬虔なる警官」》 [編集]

《アクア・ティーチャー》らの召喚を1ターン止めるロックカード。
《アクア・ティーチャー》を先に出されていてもバウンスできる。

その他 [編集]

  • ドローや手札交換、マナブーストを充実させて安定感を高め、スノーフェアリーを初動、召喚回数稼ぎに最大限利用した型もある。
  • 2021年4月14日の召喚に関する裁定変更によって「召喚は成立したが出ない」という現象が実現できなくなり、デッキ消滅となった。

参考 [編集]