ブレイク置換効果 - デュエル・マスターズ Wiki

ブレイク置換効果 [編集]

置換効果の1つ。ブレイクを置き換える効果の俗称。

ルール [編集]

• 置換効果は連鎖せず、ターン・プレイヤー側の置換効果が優先されるルールから、相手の《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》や《天革の騎皇士 ミラクルスター》の攻撃時のブレイク置換効果は、自分のシールド・セイバーでは防げない。
  • ただし、ターン・プレイヤーが優先されることから、自分のターン中に相手が《シュトルム・シェキナー》の効果で《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》や《天革の騎皇士 ミラクルスター》で自分のシールドをブレイクする場合は、シールド・セイバーや《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》の置換効果が優先されて、シールドを守ることができる。

• 「ブレイク」と「手札に加える」は処理が違うため、《花美師ハナコ》などの「シールドを手札に加える」効果をシールド・セイバーで置換することはできない。

• 《無敵城 シルヴァー・グローリー》が要塞化されたシールドAと、別のシールドBの2つが同時にブレイクされる時、《シルヴァー・グローリー》のブレイク置換効果でシールドBを手札に加えれば、シールドAはブレイクされずに、結果的にシールドBだけが手札に加わり、1枚もブレイクされていない状態になる(《シルヴァー・グローリー》の置換効果で手札に加えたシールドBはブレイクされたことにはならない)。

• ブレイク置換効果が発生するのは1つのシールドにつき、1回である。そのため、《S級宇宙 アダムスキー》で相手のシールドをW・ブレイク(2つブレイク)する場合は、「山札の上から2枚墓地に置く」効果が2回発生して、合計4枚のカードが山札の上から墓地に置かれることになる。
  • ただし、《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》のように「1つ以上ブレイクされる時」という指示があれば、シールドが2つ以上ブレイクされることになっても、1回しか置換効果は発生しない。

• また、複数のシールドに対してブレイク置換効果が同時に発生した場合、1つ1つ好きな順番に置換効果を処理していくことになる。
  • そのため、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》でブレイクするシールドを2つ選び、それらを置換効果で焼却する時は、2つのシールドが同時に墓地に置かれるのではなく、1つ墓地に置いてから、もう1つ墓地に置くことになる。なお、ブレイク中には誘発型能力の解決は割り込めないため、1つ目の墓地に置かれたシールドに《疾封怒闘 キューブリック》があったとしても、《疾封怒闘 キューブリック》のバウンス能力が解決されるのは、2つ目のシールドが処理されてから。

• 「ブレイクした時、かわりに」というテキストは、プレイヤーに攻撃してもブレイクしたことにはならない。そのため、ブレイク置換効果が発生した場合、ターボラッシュなどの、「ブレイクした時」の能力は発動しない。
  • デュエル・マスターズ プレイスでのブレイク置換効果は、「ブレイク」をしたことにはならないが、「シールド破壊」はしたことになるため、ターボラッシュが発動される強化を受けた。

• 《完璧城 シルヴァー・グローリー》などでそもそもブレイクが発生しない場合はブレイク置換効果が働かない。

その他 [編集]

• 「ブレイク置換効果でブレイクするかわりにブレイクする」カードには《無限王ハカイ・デストロイヤー》が存在する。一見すると普通にブレイクしているだけでもシールド・セイバーや上位城の能力でさらに置き換えることができないことになる。
  • その奇妙な挙動は、そちらのページの通り「その後、このクリーチャーはそのシールドをブレイクする。」までを置換効果にしないと無限ループになってしまうので仕方なくそうなっているだけの話であり、類似カードやデュエプレ版では最後にシールド回収をさせることによって無限ループを回避している。

ブレイク置換効果を発生させるキーワード能力 [編集]

• シールド・セイバー
• ネクスト・ブレイカー

参考 [編集]

• 用語集
• ブレイク
• 置換効果
• ブレイカー
• シールド焼却
• 呪文横取り
• シールド破壊

公式Q＆A

Q.《「雷光の聖騎士」》の「自分のシールドがブレイクされる時」の能力は、「W・ブレイカー」などによって複数のシールドがブレイクされる時どうなりますか?
A.ブレイクを置き換えたいシールド1つにつき、手札を1枚捨てます。「W・ブレイカー」によるブレイクを全て置き換えたい場合、手札を2枚捨てる必要があります。
引用元

Q.《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》で攻撃し、相手のシールドをブレイクする時、能力により相手のシールドが手札に加わるかわりに墓地に置かれました。この攻撃の終わりに《アーサー・ポンアタイム》の「キリフダッシュ」を使えますか?
A.いいえ、使えません。《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》の能力はブレイクを置換しているため、シールドのブレイクを発動条件としている「キリフダッシュ」も使うことができません。
引用元

Q.バトルゾーンに相手の《「雷光の聖騎士」》が1体いる状況で、自分の《勝熱龍主 モモキング》が相手プレイヤーを攻撃しました。相手はシールドをブレイクされるかわりに手札を捨て、結果的に1つもブレイクできませんでしたが、《勝熱龍主 モモキング》の「ブレイクした時」の能力を使えますか?
A.いいえ、置き換わった結果ブレイクは実行されていないため、《勝熱龍主 モモキング》の「ブレイクした時」の能力はトリガーせず使うことはできません。
引用元

Q.相手の《「雷光の聖騎士」》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》のような「シールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに」の置換効果を持つクリーチャーで相手を攻撃した場合、相手はそのシールドがブレイクされるかわりに手札を捨てられますか？
類似例：《Q.Q.QX.／終葬 5.S.D.》《天革の騎皇士 ミラクルスター》
A.いいえ、捨てられません。《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》も《「雷光の聖騎士」》もブレイクするという行動を置き換えますので、ターン・プレイヤー側である《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》の置換効果が適用され、《「雷光の聖騎士」》の置換効果は適用できません。
引用元（2021.11.19）

Q.相手の《「古の守護者」》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》のような「シールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに」の置換効果を持つクリーチャーで相手を攻撃した場合、ブレイクするシールドはどちらのプレイヤーが選びますか？
類似例：《Q.Q.QX.／終葬 5.S.D.》《天革の騎皇士 ミラクルスター》
A.《「古の守護者」》を出しているプレイヤーが選べます。《「古の守護者」》はシールドを選ぶという行動を置換して、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》はブレイクするという行動を置換しています。結果的に《「古の守護者」》を出しているプレイヤーが選んだシールドが墓地に置かれます。
引用元（2021.11.19）

Q.自分の《完璧城 シルヴァー・グローリー》が要塞化されており、自分のクリーチャーがバトルゾーンに5体以上いる状況です。相手の《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》が自分を攻撃した時、相手は《完璧城 シルヴァー・グローリー》のような、要塞化したシールドを、ブレイクするかわりに墓地に置けますか？
類似例：《天革の騎皇士 ミラクルスター》《Q.Q.QX.／終葬 5.S.D.》
A.いいえ、墓地に置けません。「ブレイクする時、かわりに」という置換効果は、ブレイクする行動を置き換えますので、ブレイクされない状況ではその置換効果は適用できません。

+

（総合ルール　609.5）

609.5. 置換効果があるイベントを置換する場合、そのイベントが発生しなければ、置換効果は何もしません。

引用元（2022.02.18）

Q.自分の《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》が相手のシールドをブレイクする際、その置換効果「ブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置く」で、相手のシールドを2つ墓地に置きました。
次に、自分のクリーチャーが相手のシールドをブレイクした時、そのシールドから相手は《終止の時計 ザ・ミュート》を「S・トリガー」で召喚したのですが、この《終止の時計 ザ・ミュート》は「S・トリガー・プラス」の追加能力を持ちますか？
A.いいえ、《終止の時計 ザ・ミュート》は「S・トリガー・プラス」の追加能力を持ちません。
《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》の攻撃の際、相手のシールドは置換効果でブレイクされるかわりに墓地に置かれています。置換効果で墓地に置かれたシールドはブレイクされたことにならないので、「S・トリガー・プラス」の条件も満たしていません。
引用元（2023.8.4）