正義ノ裁キ(ジャッジウィズ・ジャスティス) [編集]

正義ノ裁キ R 光文明 (2)
呪文:裁きの紋章
カードを1枚引く。
この呪文を自分の手札から唱えた後、墓地に置くかわりに、表向きのままシールド1つの上に置く。(そのシールドの束は1つと数える)
このカードがシールドゾーンに表向きであれば、自分は、裁きの紋章を唱えられなくする効果を無視する。

DMEX-19で登場した裁きの紋章呪文

《憤怒スル破面ノ裁キ》完全上位互換。新たに裁きの紋章に対する呪文詠唱ロック無視効果が付いた。

裁きの紋章デッキが弱点とする呪文ロックを無力化できる。
ただし、このカード自体が呪文であるため、呪文ロックされている状態では唱えることができない。相手に呪文ロックされる前に唱えてシールドゾーンに置いておくか、呪文以外の能力シールドに置く必要がある。

このカードシールドゾーン表向きで存在する状況下で、裁きの紋章呪文にS・トリガーを付与してやれば、《転生ノ正裁Z》などのシールド回収暴発させることができる。

裁定について [編集]

2023.11.17付の公式Q&Aで、表向きで置かれている《正義ノ裁キ》がシールドゾーンから手札に加わる瞬間にも、呪文ロック無視は有効である事が明確にされた。

これにより、表向きの《正義ノ裁キ》を含めた2枚以上のカードからなるシールドを『ただし、その「S・トリガー」は使えない。』と書かれたシールド回収で手札に加える際、裁きの紋章を対象とした呪文ロックだけを無視して呪文のS・トリガーを使える根拠になる。

ただし、これは単発的の呪文ロックのみで有効活用できる。《正義ノ裁キ》が離れたり裏向きになりながらの場合には継続的効果呪文ロックに負けてしまい結局唱えることができないことに注意が必要。

+  結局唱えることはできないということについて詳しく

後にシールドチェック時に「待機状態」という挙動が制定され、総合ルールでもこの裁定が保障されるようになった。また、《レオ》《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》との矛盾も解消された。

+  待機状態制定前の考察のログ

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMEX-19
    かつては裁くために友と戦った。
    だが今は、共に戦う。

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 3つ目の能力について

Q.自分のシールドゾーンに《正義ノ裁キ》を含む表向きのカードが3枚ある状況で、相手の《奇天烈 シャッフ》が自分を攻撃し、「攻撃する時」の能力で6を宣言しました。
この時、自分は《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》を使用宣言し、シールドゾーンにある《正義ノ裁キ》含む表向きの3枚を裏返しました。この《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》は唱えられますか?
A.いいえ、唱えられません。《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》の能力は、シールドゾーンの表向きのカード3枚を裏向きにした後で実際に呪文を唱えます。唱えるタイミングで《正義ノ裁キ》が裏向きになってしまっているので、《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》は唱えられず、手札にとどまります。
引用元(2022.7.28)

Q.相手は《ミラクルストップ》を唱え、《凶戦士ブレイズ・クロー》で自分の表向きの《正義ノ裁キ》《集結ノ正裁Z》で構成されているシールドをブレイクしました。「サバキZ」によって《正義ノ裁キ》を捨てて《集結ノ正裁Z》を唱えることができますか?
A.いいえ、唱えられません。ブレイクされた時点で《正義ノ裁キ》がシールドゾーンを離れて、裁きの紋章を唱えられなくする効果を無視することができなくなっているため、カードを捨てることもできず、唱えられません。
引用元(2022.7.28)

Q.自分の《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》がバトルゾーンにいて、自分の裏向きのシールド1つの上に《正義ノ裁キ》が表向きで重ねられている状況です。
自分が《転生ノ正裁Z》を唱えて《正義ノ裁キ》が重なっているシールドを手札に加える時、そのシールドに含まれる裁きの紋章呪文を「S・トリガー」で使えますか?
A.はい、使えます。
「S・トリガー」は、シールドが手札に加わる直前に宣言を行います。その時点ではまだ《正義ノ裁キ》がシールドゾーンに表向きであるため、裁きの紋章を唱えられなくする効果が無視されています。《転生ノ正裁Z》の「「S・トリガー」は使えない」効果が無視されるため、「S・トリガー」の宣言が行えます。
例えば、手札に加えるシールドに含まれるのが《集結ノ正裁Z》《正義ノ裁キ》だった場合、この2枚両方の「S・トリガー」を宣言できます。
宣言した「S・トリガー」呪文は、その後一度手札に加わってから、1枚ずつ唱えます。

+  総合ルール 112.3a

引用元(2023.11.17)

Q.自分のシールドの上に《正義ノ裁キ》が1枚表向きで置かれています。
相手のターン中、相手は《覚醒連結 XXDDZ》で攻撃し、その「攻撃する時」の能力で「EXライフ」シールドを墓地に置き、自分は呪文を唱えられなくなりました。
その《覚醒連結 XXDDZ》の攻撃で《正義ノ裁キ》が置かれているシールドがブレイクされたのですが、この時、自分はブレイクされたシールドから裁きの紋章呪文を「S・トリガー」で唱えたり、「サバキZ」で唱えたりできますか?
A.いいえ、唱えられません。
「S・トリガー」はシールドが手札に加わる前に宣言します。その時点では《正義ノ裁キ》はまだシールドゾーンにある扱いなので、「S・トリガー」の使用宣言は可能です。
ただし、宣言した「S・トリガー」を実際に使うのは、シールドが手札に加わった後です。その時点で《正義ノ裁キ》はもうシールドゾーンに無いため、宣言した「S・トリガー」呪文を唱えられません。
また、「サバキZ」は手札に加えてから使用宣言を行うため、この状況では使用宣言もできません。

+  総合ルール 509.5.

引用元(2024.1.18)


[1] 編集者注:実際にこの通りに総合ルールが改定された。
[2] 編集者注:シールドチェック中のこちらは待機状態という新用語を登場させることで処理を定義している。