DMD-12 「禁断(きんだん)変形(へんけい)デッキ オラクルの(しょ) [編集]

2013年7月20日発売。価格は2000円(税抜)。現在は絶版。2013年6月29,30日に開催された次世代ワールドホビーフェアでの先行販売も行われ、そちらで買うとプロモカード版の《鼓笛獣 五朗丸》がもらえた。

アニメに登場した「オラクルの書」をモチーフに作られたパッケージが特徴。スリーブは付かないものの、箱はデッキケースとして使うことができ、デッキを2つ収納できる。

以前発売された変形デッキとは違い、こちらは共通パーツの30枚、それぞれのキーとなるデッキ用パーツ10枚×2の全50枚セットである。
マナ数の左横に翼を象ったシンボルが書かれており、緑の翼が書かれた共通パーツ30枚と白の翼の書かれたゴッド・ノヴァデッキ用パーツ10枚か、黒の翼の書かれたオラクリオンデッキ用パーツ10枚を組み合わせることでデッキにすることができる。

共通パーツの収録カード [編集]

デッキの基盤となるカードで構成されたパーツ。S・トリガーや初動のマナブーストは当然として、無色クリーチャーの使用を助けるカードが入っている。

ドロン・ゴーシールド・ゴートリガーさせない《霊騎ラグマール》、最凶S・トリガー《支配のオラクルジュエル》など、総じて優秀な能力を持ったカードが多い。
一方で、どちらのデッキ用パーツも10枚が全て無色のため、組み合わせてもデッキ無色で圧迫されが11枚、が6枚、自然が11枚といった構成になってしまう。そのため色事故が起こりやすい。ゴッド・ノヴァデッキだったら《大地と永遠の神門》の投入、オラクリオンデッキだったら《策士のイザナイ ゾロスター》の投入といった感じに、デッキに合わせて入れる文明を調整していきたい。色の調整が面倒と感じるのなら、除去札としての役しか無いのカードを自然のカードに総入れ替えすると良い。

DASHゴールデンリストに入っていた《DNA・スパーク》がイラスト違いでようやく再録されたが、1枚しか収録していないため入手は未だに難しい。
またSumihito氏によるイラストの《無頼聖者スカイソード》DMC-47以来の再録。さらに、かつて1枚しか収録されていなかったものの未だに根強い人気があるAkifumi Yamamoto氏の「虎デーモン・ハンド」が約10年の時を経て再録された。
コモンながらレートの高かった《ピクシー・ライフ》が4枚収録されている点も見逃せない。

ゴッド・ノヴァデッキの収録カード [編集]

ゴッド・ノヴァをメインとしたデッキ。切札は《双魔左神ディーヴォ》《双天右神クラフト・ヴェルク》

《双魔左神ディーヴォ》《双天右神クラフト・ヴェルク》以外のカードが早くもDMR-09から再録されている。
リンクしてしまえばペースはほとんどこちらのものなので、リンクしたら一気に攻め込んでいいかもしれない。

改造するならこのデッキに収録されていないゴッド・ノヴァや、ゴッドをサポートする《大地と永遠の神門》などのカードを投入したい。特にゴッド・ノヴァを投入するなら手札補充のできる《神人類 ヨミ》《戦攻右神マッシヴ・アタック》が欲しいところ。

オラクリオンデッキの収録カード [編集]

オラクリオンをメインとしたデッキ。切札は《聖忌祀ニューウェイヴ》

無色《雷鳴の守護者ミスト・リエス》である《兵法のサトリ 孫子》手札バトルゾーンを調整しつつ、切札のニューウェイヴに繋げるといった戦法がメインとなる。

DMX-13から再録された《真実の名 アカデミアン》《真実の名 リアーナ・グローリー》フォイルではなくなっているものの、カード枠が通常の黒枠になっているのでスリーブ無しでも違和感無く使用できる。

オラクリオンデッキとは言っているものの、ゴッド・ノヴァデッキとは大きく異なり、このデッキにあるオラクリオン《聖忌祀ニューウェイヴ》1枚のみ。進化クリーチャーであるにもかかわらず《母なる星域》さえ入っていない。
オラクリオンを意識して改造するなら、《聖忌祀ニューウェイヴ》の増量や《神聖騎 オルタナティブ》《神聖斬 アシッド》の投入をしよう。

その他、色々な無色クリーチャー《策士のイザナイ ゾロスター》といった無色クリーチャーのサポートを搭載した改造もしてみると面白いだろう。上記のゴッド・ノヴァデッキのパーツをこちらのデッキに投入してもいいかもしれない。

参考 [編集]