黒城(こくじょう) 凶死郎(きょうしろう) [編集]

漫画・アニメ「デュエル・マスターズ」シリーズの登場人物。
アニメでの声は岸尾だいすけ氏。

死神」と呼ばれる男。年齢は勝舞より3つ年上の14歳。
一人称は「俺様」または「俺」。アニメ版では「俺様」を多用しているが、原作で使用したのはS戦の一度のみである。
また、「ヒャーッハッハッハッハ!!」などと高笑いする事が多い。

デッキカラーは主に単色だが、自然を入れる事もある。
アニメ「チャージ」ではも使用。
使用するメイン種族デーモン・コマンドで、ヒーローズ・カードも同種族のカードが多い。
切札にはバロムを愛用しており、彼の代名詞とも言える存在である。

勝舞時代のメインキャラでは同じ闇文明使いにザキラがいるが、そちらのメインはドラゴンダークロードフェニックスゴッドという違いがある。

切札 勝舞のライバルとしては白凰に次ぎ、黒城も勝舞を常にライバルとして意識している。
勝舞達に友好的な態度はほとんど見せないが、乱暴な言葉ながら勝舞や白凰を励ます事もある。また、大人になった姿が描かれた番外編を描いた漫画「BC(ブラックキャッスル)」では「腐れ縁」と語っている。

メインキャラで実力も非常に高く、関連する商品もいくつかあるが、2008年からは極端に登場が少なくなり、漫画「SX」の本編では第1話の扉ページで後ろを向いているのと、終盤でわずかに登場したのみとなっており、2010年の番外編にて本人も出番が少ないことを気にしている様子が描かれた。

しかし、アニメでの登場はそれなりに多い。
しかし漫画、アニメ初代・「チャージ」、アニメ「〜ゼロ」以降、いずれも主人公に対する勝率は高いものの、ストーリーの都合もあってか、「彼が強敵に負け、その敵を勝舞が倒す」という展開が多い。また「クロス」の2回目の番外編(第100.5話)では、可愛いクリーチャーランキング(第3位は《死神明王 XENOM》、第2位は《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》、第1位は《封魔妖スーパー・クズトレイン》)がある。
なお、原作で多用する「死ね」や「殺す」などのセリフは流石にNGのため、すべて「地獄へ落とす」などのマイルドな表現に変更されている。

アニメ「クロスショック」では後半から登場。自分でも気付かぬうちにクリーチャー世界へ飛ばされ、ブラック・ガンヴィートや《死神獣ヤミノストライク》に慕われ、後に勝舞達と共に《時空の支配者ディアボロス Z》および《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》と戦った。

漫画「SX」では最終決戦には協力しなかったが、最終回では勝舞の葬儀に現れ、勝舞の死を受け入れられない白凰に「現実を見ろ」と諭す。

その後は各地を旅し、デュエルでの賞金稼ぎなどを行っている様子を見せている。
雑誌「ニューフロンティア」に掲載された番外編「BC(ブラックキャッスル)」では、金丸組に雇われて裏デュエルに出場する様子が描かれている。
また、今回新たにとバーでウイスキーを呑む描写があったり、ピアノ好きであることが明かされており、クラシックの名曲を聴き慣れているであろうことや、作曲家の名前がスラスラと出てくることから音楽の知識もかなりあることが窺える。
また、手にしたカードで物理的に人を殺傷する戦闘力を身に付けている。

しかし、アニメ版では勝舞達は大人になって登場しているのに対して彼は登場していない。

  • それ以降のアニメでは「クロスショック」での状態で登場することが多く、「VSRF」では第14話で彼と思われるシルエットが登場。ルシファーに「伝説と謳われし死神」と称された。
  • アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」では第32話にも登場したが、森の中で「俺は黒い死神、孤独と絶望の神だ」と言った後に1人で高笑いして息を切らし出番終了となった。わずか数十秒の出番であり、続く第33話ではラストのみでの登場であり「フッ」の一言だけであった。
  • コロコロアニキで連載された漫画『切札勝舞はマジック:ザ・ギャザリングを使いつづける』では悪役に徹しつつ正々堂々と戦い、モラルとルールを守りながら不幸体質を抱えるキャラクターとして描かれている。
    また、本編とは異なりギャグキャラになった彼を楽しむことが出来る。
  • 週刊コロコロコミックで連載された漫画『Duel Masters LOST ~月下の死神~』でも「黒い死神」と呼ばれる人物として登場しており、第3話で黒城本人であることが判断した。バロムと契約を交わしたからか、右腕が変化し人間離れした身体能力を発揮している。

History [編集]

4年前(当時10歳)はスペインに独り者として住んでおり、かっ払いなどをして生活していた。
ある時、店の追手から逃れる時に地元で死神城と恐れられている、のカードを守る一族の屋敷に逃げ込み、そこの長に気に入られ、そこで初めての仲間と、デュエル・マスターズカードを手に入れる。

しかし、3年前(当時11歳)の世界大会でのザキラ率いるガルドによる全デュエリスト抹殺の時、長が闇のカードと城の他の一族の命と引き換えにザキラの配下となる。
それにより、信じていた者からの裏切りの経験と自身の居場所を失ったことから、長をデュエルで殺し、孤独と絶望の神・死神としての人生を歩む。

その後、どういった経緯かは分からないが日本へ渡り、デュエルの神殿に入団し、四天王(「四天衆」の誤字かは不明)となる。
そして当時最強の称号を持つ白凰を倒すためにあえて恨みを買うため、他の四天王を倒し、神殿を放火して逃走する。

上記の過去により、白凰とはどちらかと言えば不仲である。
また、自身を死神にした原因であるザキラたちガルドに対する憎しみはすさまじく、「二度と日の目を見ぬ最も暗い地獄に堕とす」と宣言するほどである。

戦績 [編集]

  • 通算戦績:3戦2勝1敗1中断

漫画「デュエル・マスターズ(無印)」 [編集]

アニメ「デュエル・マスターズ キング!」 [編集]

  • 通算戦績:1戦0勝1敗
    話数対戦相手勝敗
    10話[1]ゼーロJr.敗北

関連カード [編集]

関連デッキ [編集]

関連パック [編集]

デュエル・マスターズ プレイスでの使用デッキ [編集]

+  一覧

コール・オブ・デス [編集]

デス・バイ・ゴッデス [編集]

サンクチュアリ・デス [編集]

参考 [編集]


[1] デュエマシーンはカットされた。