下位互換(かいごかん) [編集]

2種のカードを比べた時に一方がもう一方に明らかに劣る場合、下位のカードの方を指して言う言葉。
言い換えれば、差別化ができないカードのこと。
カードAがカードBより優位性がある場合、「BはAの下位互換である」と言う。

市販のカードリストでは控えと表現される。

この逆が上位互換である。

エレガント・ランプ　C　水文明　(2)
クリーチャー：サイバー・ウイルス　1000
グレープ・ジェリー　C　水文明　(2)
クリーチャー：サイバー・ウイルス　1000
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、相手の手札を見る。

同じ能力でありながらマナコストが重いとか、同じマナコストでありながらパワーが低いなどが相当する。
より詳細な比較基準については「上位互換」のページを参照。

あくまで単体での性能を比較したときに使われる。他のカードと組み合わせが影響するデッキビルディングや実戦においては、下位互換とされたカードの方が活躍するケースもある。
種族など他のカードとの組み合わせを意識しても下位互換となる場合は完全下位互換という。

  • 持っている文明が違う、あるいはその数が違う、進化と非進化の比較であるなどの場合、実戦ではプレイングがかなり変わってくる。このため、それ以外の特性が劣っていたとしても下位互換と呼ぶことはできない。

基本的に殿堂入りカードのリペアや数合わせ以外の目的で下位互換カードを使うと、その時点で妥協デッキとなるため非合理である。ただし、【白青黒マーシャル】におけるマナ回収要員のように、初見殺しや相手のプレイング勘攪乱のために、敢えて同じような使い方が概ねできる下位互換を使う事例もある。これに関しては、そちらのデッキが余りに競技勢に研究され尽くしたという事情もある。

  • 少なからずマイナスイメージを含む言葉であり、多用するのはあまりよろしくない。特に前述のように厳密には下位互換でないものを「下位互換」と言ってしまうのは避けたいところ。
  • 一般的に下位互換とは、家電などで上位の製品(高性能の製品)のサービスが下位の製品でも扱えることを指す。カードゲームでは異なる意味の用語になっている。(上位互換は本来の意味と大体同じ)

参考 [編集]

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