ビクトリーアイコン [編集]

ビクトリー(およびその派生であるダブルビクトリー)のレアリティを持つカードが持っているアイコン。特性の1つとして扱われる。
文字で表すと≡V≡のような形になる(正確には、Vの字の両端から出ている線は4本ずつ)。以下、説明でアイコンが登場する部分においてもこの表記を使う。
名称は総合ルール1.31 208.1aより。

ビクトリーアイコンはテキスト上でも≡V≡[1]で参照されることがある。
≡V≡クリーチャー」というテキストがあった場合には「ビクトリーアイコンを持つクリーチャー」を意味する。

  • よく「ビクトリーはゲーム中で参照される稀有なレアリティ」と呼ばれることがあるが、このビクトリーアイコンという概念が登場したことによって、正確にはレアリティではなくこのビクトリーアイコンを参照している事になった。元々、ビクトリーだけでなくダブルビクトリーも参照することができるとされていたため、これで筋が通ったと言える。
  • ビクトリー系列専用のアイコンであり、それ以外のレアリティでビクトリーアイコンを持つカードは存在しないし、ビクトリーアイコンを持っていながらビクトリー系列のレアリティでないカードも存在しない[2]
    また、レアリティと連動したなんかしらのアイコンを持つレアリティは、ビクトリーの後継であるレジェンドカードをはじめとして何種類か存在するが、そのようなアイコンを能力によって参照する例は、DMRP-22時点ではこのビクトリー系列しか存在していない。
  • このアイコンの存在から、ビクトリーダブルビクトリーのカードが再録によってレアリティを変更されるケースはないと考えられる。
    • 再録されたビクトリーおよびダブルビクトリーのカードのうち、20thレア系列のものはその仕様の関係かビクトリーアイコンがあしらわれていないことがある。その場合でもルール上はビクトリーアイコンを持っている扱いになり、「≡V≡クリーチャー」として参照することが可能。見た目だけでは判断しにくいので注意。
    • 逆に、既存のカードで新たにビクトリーになりビクトリーアイコンがついた例は、《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》が存在している。
      過去のカードにまで遡及してビクトリーアイコンを持っている扱いになるのかは不明。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

ソウルのように明確な特性の1つとして設定された。
また、超次元ゾーンカードには個別のレアリティが設定されない仕様に基づき、TCG版の経緯と異なり最初からビクトリーアイコンそのものを参照することが明確にされている。
例えばデュエプレ版《ガイアール・カイザー》は『ビクトリーアイコンを持つがレアリティはビクトリーでないカード』になっている。

ビクトリーアイコンに関連する能力を持つカード [編集]

参考 [編集]


[1] 公式サイトのカード情報における表記は「V」。また、実際のカードではアイコンそのものが描かれている。
[2] 強いて言えば、サイキック・セルおよびサイキック・スーパー・クリーチャーはこれの例外。ビクトリーサイキック・クリーチャーは裏面のサイキック・セルにもビクトリーアイコンを持つが、セル自体にビクトリーアイコンの特性はない。そして覚醒リンクしたサイキック・スーパー・クリーチャーはそのビクトリーアイコンを持つ扱いになるが、そのパーツにはビクトリー以外のレアリティのカードも含まれる。