不死(ふし)墓守(はかもり) シヴァンリンネ》 [編集]

不死の墓守 シヴァンリンネ SR 闇文明 (8)
クリーチャー:デーモン・コマンド/不死樹王国 11000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚を墓地に置いてもよい。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、コスト4以下のクリーチャーをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
<フシギバース>[闇(12)](自分のクリーチャーを1体タップしてマナゾーンに置き、[闇(12)]からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは[闇(1)]より小さくならない)

DMRP-14にて登場したデーモン・コマンド/不死樹王国

cip墓地肥やし、離れるとコスト4以下のクリーチャーを全てリアニメイトするW・ブレイカー

墓地肥やしcipで行うため、フシギバースからでも発揮でき、さらにフシギバースによる展開を補助できる。
他にも、バトルゾーンから離れてもリアニメイトを行うことができ、効果による自爆やフシギバースのタネになったとしても無駄になりにくい。

マナ召喚を行える《ドマンモ龍樹》との相性は言うまでもなく、これによって召喚できる箇所を拡張させることでいつでもリアニメイトが行えるようになり、さらにセルフハンデスでアドバンテージを取ることができる。
ただし、ループの素養があるものの、コスト4までしかリアニメイトできないため、他のフシギバースでの軽減も厳しい。フシギバース元を別途準備する必要があるだろう。

環境において [編集]

能力自体は豪快であったが、大量の墓地を要求することとフシギバース条件の厳しさ、場から離す手間が厄介で、しばらくこれといった採用先が見つからなかった。特に大きかった難点はコスト4以下クリーチャーでの墓地肥やし基盤とフシギバース元の両立であった。

【オカルトアンダケイン】の改修バージョンである【オカルトリンネ】でのキーパーツとして採用される。《不敵怪人アンダケイン》より多くのクリーチャーを並べられるため、条件は厳しいが爆発力は【オカルトアンダケイン】をも凌ぐ。しかし条件の厳しさが祟り、【オカルトリンネ】は環境で活躍することがなかった。

しかし【星雲人シヴァンリンネ】が『超CSIV 京都』でベスト16の実績を残したことで周知され、以降オリジナルで流行した。これによってようやく環境で使われるに至ったと言える。
このカードを大成させた《龍頭星雲人》は、《暴走龍 5000GT》《大魔王 ウラギリダムス》より軽く、呪文墓地シンパシー元に数えられるのが利点であり、早期着地が安定した。

その他 [編集]

  • カード名の由来は、「シヴァ」+「死番」+「輪廻」。
    シヴァはヒンドゥー教の主神が1柱であり、宗派によっては世界の創造、維持、破壊を司る最高神として位置付けられている。
    死番とは、新撰組の制度であり、転じて一番槍を任されるもの、と言った意味が有名だが、このカードの場合、名前の「不死の墓守」から死の番人、転じて死神を指すと思われる。
    総じて再生を自由に操るこのカードにふさわしい名前と言えるだろう。

収録セット [編集]

参考 [編集]