スタートチャージ10 [編集]

デュエル・マスターズ プレイスSPルールレギュレーションのひとつ。
マナが10枚使える状態でスタートするルールである。

2021年11月11日から、ルームマッチにてこのルールを使って対戦を行うことが可能になった。

公式ルールからの変更点 [編集]

  • ゲーム開始時の手札が5枚から2枚になる。
  • ゲーム開始時、デッキの40枚とは別の場所から、特定の10枚のカードがマナゾーンに置かれる。そのカードは、通常のカードと同様、マナゾーンから他のゾーンに移動させたり、実際にプレイしたりすることが可能。
  • DP殿堂に指定されたカードはデッキには1枚しか入れられない。しかし、ゲーム開始時にマナゾーンに置かれた場合、そのカードを回収すれば対戦中2枚以上使うことが可能である。4枚まで入れられるカードで同名5枚目以降がある場合でも同様。
  • 第5回からはゴッド・カード全てが使用禁止となった。手札1枚が「召喚酔いしない」「コストを分割払いできる大型クリーチャー」として機能し、名前通り鬼神の強さを発揮するといった、あまりにもルールに噛み合いすぎていたためだろう。

構築論 [編集]

  • 1ターン目から高コストカードを使える。しかし高コストカードが多すぎると毎ターン1枚ずつしか手札を消費できず効率が悪い。強力なカードを手札に溜め込む戦術は、物量で押す戦術に弱く《ロスト・ソウル》の被害が大きくなってしまう。

人気のあるデッキ [編集]

1ターンキル [編集]

このルールだと、相手の防御札がなければ、1ターン目でゲームに勝つことができるコンボが存在している。

最速先攻1キル [編集]

最速後攻1キル [編集]

捲りを使った非現実的ながら理論上可能な1キル [編集]

このルールで高性能なカード [編集]

通常環境では汎用カードである《デーモン・ハンド》《アクア・サーファー》などは、このルールで同等の存在感を必ずしも発揮できる訳ではない。
ルール上、通常では考えられない盤面(早期の大量展開など)になることが多く、コストが重い単体処理のS・トリガーでは追いつかない・有効打にならないケースがよくある。

キャントリップ [編集]

ドローがアタックトリガー攻撃できないクリーチャー、表向きにして0ドローの可能性があるものは除外

《快癒の使徒リアス》(3)メタモーフ(実質無条件)でキャントリップ 《磁力の使徒マグリス》より進化元にも優秀
《アクア・ハルカス》(3)《超神星マーキュリー・ギガブリザード》などの進化元にも
《ボルット・紫郎・バルット》(3)《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》などをサーチし、残りのマナで即ジェネレートクロスもできる
《クゥリャン》(3)《エンペラー・マルコ》などの進化元にも
《ペコタン》(4)
《聖騎士ヴォイジャー》(4)ほぼ《磁力の使徒マグリス》の上位互換 イニシエートが欲しいなら《快癒の使徒リアス》
《マーチング・スプライト》(4)自身でも1ドローできる置きドロー
《ボルシャック・バディ・ドラゴン》(4)ファイアー・バードを1枚手札に
《ボルシャック・ルピア》(4)ボルシャック》を1枚手札に
《モノノフ・ルピア》(4)《ボルメテウス・武者・ドラゴン》を1枚手札に
《センチネル・ドラゴン》(4)《センチネル・ドラゴン》を1枚手札に
《進化の化身》(4)進化クリーチャーを1枚手札に
《猛烈元気バンジョー》(4)ドリームメイトを1枚手札に
《剛撃電磁サイバゴン》(4)クリーチャーを1枚手札に 《エンペラー・マルコ》などの進化元にも
《ヘリオライズ・ドラゴン》(5)フェニックスを1枚手札に
《電脳聖者エストール》(5)1ドロー+シールド追加
《電脳勇騎マグナス》(5)1ドロー+ブロッカー破壊
《無頼電脳スプラッシュアックス》(5)1ドロー+マナ加速
《装甲支援ガトリンガー》(5)自身だけでも1ドローできる大量ドロー
《口寄の化身》(6)
《ルナ・ブリッツホーク》(6)相手に除去を高確率で吐かせ、生き残れば毎ターンアドを得られる
《バルキリー・ドラゴン》(7)アーマード・ドラゴンを1枚手札に
《無敵死神ヘックスペイン》(7)クリーチャーを1枚手札に、マナブーストと墓地肥やしも
《伝説のサンテ・ガト・デ・パコ》(7)自身でも1ドローできる置きドロー 進化元種族のコスト軽減も持つ
《剛撃戦攻ドルゲーザ》(8)自身だけでも2ドローできる大量ドロー

手札補充(それ以外) [編集]

《アクアン》(4)《エンペラー・マルコ》などを墓地に落としてしまう以外は最高峰のドローソース
《猛菌剣兵チックチック》(4)パワーは低いが手札を補充しつつシールドブレイクしていけるスピードアタッカー
《プリズム・ブレイン》(4)多色の割合を高くすれば《トリプル・ブレイン》より強力
《スペース・クロウラー》(4)確実に5枚を見て、そこから1枚を手札に
《鎧亜の剣邪ミストジアス》(4)多色獣または多色呪文のたびにハンドアドバンテージを得る
《シェル・ファクトリーγ》(4)自分のサバイバーが出るたびにハンドアドバンテージを得る
《雷鳴の守護者ミスト・リエス》(5)他のクリーチャーが出るたびにハンドアドバンテージを得る
《トリプル・ブレイン》(5)癖のないドローソース
《ストリーミング・チューター》(5)デッキ構成次第で《トリプル・ブレイン》以上のドローが安定する
《知識の精霊ロードリエス》(5)自身でも1ドローできる置きドロー ただし相手プレイヤーへの打点にはならない
《コマンダー・テクノバスター》(7)パワーと打点を意識した場合の置きドロー
《無双竜機ボルグレス・バーズ》(7)ドラゴンやフェニックスを使うデッキで、特に《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》とは好相性
《インビンシブル・テクノロジー》(13)DP殿堂 手札を10枚にでき、水1体の踏み倒しも付いてくる

除去またはハンデス [編集]

《猛菌恐皇ビューティシャン》(2)パワーは低く攻撃できないが、ブロッカーで1ドロー+1セルフハンデスが優秀
《霊鳥と水晶の庭園》(3)3マナで相手を遅延しつつクリーチャー1体を手札補充できる
《腐敗勇騎マルドゥクス》(4)手打ちの《死の宣告》としても使えるスピードアタッカー
《魂と記憶の盾》(4)回収困難な軽量除去 環境にコスト3以下が少なめなのは玉に瑕
《腐敗電脳アクアポインター》(5)1ハンデスと1ドローをしつつ他の行動もしやすい
《腐敗勇騎ガレック》(5)相性が出やすいが、強力なブロッカーを排除しつつ1ハンデスできる
《執拗なる鎧亜の牢獄》(5)相手の手札が少ないほど高確率で(0枚なら確定)モヤシを墓地送りにできる
《破壊と誕生の神殿》(6)6000以下を破壊しつつ1体踏み倒し 自分と相手で同名クリーチャーを使っているとほぼ踏み倒し成功する
《悪魔聖霊アウゼス》(6)相手のパワーの高さに関係ない除去手段を持つ
《魔刻の斬将オルゼキア》(7)相手2体選ばせ除去
《クリムゾン・メガ・ドラグーン》(7)全体ブロッカー破壊 合計12マナあれば《蒼黒の知将ディアブロスト》と同時に出せる
《ロスト・ソウル》(8)どれだけドローされた状態でも一発で相手の手札を空にできる
《バザガジール・ドラゴン》(8)ハンデスが多く重いのでそこまで再利用はできないが、単体除去にもなるスピアタ2打点は腐りづらい
《英知と追撃の宝剣》(8)フィールドアドバンテージを稼げる 相手のマナ回収によっては逆転の芽となるのが玉に瑕
《黒神龍ベルザローグ》(9)超大型が残る《デモニック・バイス》 先攻1ターン目に出ると非常に強力
《極仙龍バイオレンス・サンダー》(10)進化クリーチャー アタックトリガーで3ドロー3ハンデス9000火力
《インビンシブル・アビス》(13)7マナでは唱えられない[1]ものの、優秀なリセット呪文

その他1枚で大きなアドバンテージが得られるカード [編集]

《バリアント・スパーク》(3)メタモーフ(実質無条件)で《ホーリー・スパーク》
《神秘と創造の石碑》(3)大型クリーチャーでも容易に複数展開に繋げられる
《セブンス・タワー》(4)コスト4の3マナブーストで何かのついでに行いやすい
これ1枚で、今引きインビンシブル呪文を唱える準備が整う
《憎悪と怒りの獄門》(5)この呪文を唱えてからスピードアタッカーを出せば、除去S・トリガーを喰らわずにダイレクトアタックできる
《星龍パーフェクト・アース》(5)除去耐性はないが、出しておくと猛烈にブレイクを牽制できる
《陽炎の守護者ブルー・メルキス》(6)《ボルホワ》よりパワーで勝り、呪文をブレイクした際のアドが大きい
《紅神龍ジャガルザー》(6)豊富なマナからスピードアタッカー付与を活かしやすい
《アポカリプス・デイ》(6)臨機応変な除去呪文にはなりえないが、制圧された状況から逆転するためには唯一無二の一手
《ヘブンズ・ゲート》(6)《アポロヌス・ドラゲリオン》対策
《不浄の魔人ジャラ》(6)スレイヤー持ちS・トリガー獣 メタモーフ(実質無条件)でブロッカーを得る
《清浄の精霊ウル》(6)ブロッカー持ちS・トリガー獣 メタモーフ(実質無条件)でcipに相手1体タップを得る
《ガルベリアス・ドラゴン》(6)ルール上クリーチャーが途切れにくく、多数の能力を得やすい
《連珠の精霊アガピトス》(6)《聖鎧亜》の進化元確保などに
《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》(7)ブレイクできれば大きなアドに
《聖鎧亜キング・アルカディアス》(7)単色のクリーチャーを使うデッキ全般に大ダメージ
《剛撃聖霊エリクシア》(7)高いパワーでブロッカー持ちとQ・ブレイカーの打点が優秀
《緑神龍ダクマバルガロウ》(7)序盤に出せば一気に勝負を決められる事も
《海王龍聖ラスト・アヴァタール》(7)信頼性は低いが、成功すれば1ターンの延命ができる
《魔刻の斬将オルゼキア》(7)非呪文の2体破壊
《ラスト・バイオレンス》(7)最大1:4交換 相手にハンドを与えない1ランデスでマナカーブを狂わせる
《緑神龍アーク・デラセルナ》(8)ハンデス対策
《メテオキャノン・ドラゴン》(8)ハンデス対策
《翔竜提督ザークピッチ》(8)ハンデス対策兼ドローソース
《クリスタル・フュージョン》(8)10ブーストで、次ターンから様々な異次元ムーブが狙える
《光神龍スペル・デル・フィン》(9)呪文メタ
《インビンシブル・オーラ》(13)単純に3枚のリソースと、1ターンの半無敵を得られる
《インビンシブル・フォートレス》(13)マナチャージは必要だがシールド焼却でゲームを終焉に近づける

ゴッド・カード [編集]

+  現在では禁止

参考 [編集]


[1] 《薫風妖精コートニー》があれば7マナで唱えることができる