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D2K ジゴクシヴァク SR 闇文明 (7) |
クリーチャー:デーモン・コマンド/マスター・イニシャルズ 7000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体、破壊してもよい。そうしたら、カードを2枚引く。 |
このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーが破壊された時、バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、相手のクリーチャーを1体、破壊する。 |
DMR-21で登場した闇のデーモン・コマンド/マスター・イニシャルズ。
2つの効果はシナジーしており、D2フィールドがあれば大型の《龍神ヘヴィ》のような動きが可能になる。
同じく破壊に対して破壊し返す効果を持つ《超復讐 ギャロウィン》の効果と比較すると自身がタップされていなくても使える分メインステップでの各種スーサイドとコンボしやすい利点を持つ。
そして他のマスター・イニシャルズと同様に、支配するD2フィールドである同時収録の《Dの地獄 ハリデルベルグ》とはデザイナーズコンボになっており、破壊とパワー低下の連発で相手の場を荒らしまわった挙句にこちらだけDスイッチで被害を回復できる。
この場合、《特攻人形ジェニー》や《暗黒鎧 ダースシスK》など低コストでスーサイドできるカードが良い相方になるだろう。
また、《ハリデルベルグ》だけでなく《オーバーキル・グレイブヤード》ともなかなか相性が良い。自軍のウィニーをスレイヤー化することで相手クリーチャーを相討ちにしながら確定除去を打ち込むことができるようになり、1:2交換を繰り返すことでかなりのフィールドアドバンテージが期待できる。
「K」の名を冠するイニシャルズ達のマスター。Dスイッチを起動させてダママ団を窮地に追い込むも、決死の覚悟で放った《百族の長 プチョヘンザ》のファイナル革命をモロに食らってしまい敗北、《Dの地獄 ハリデルベルグ》の藻屑となった。その後Kの真のマスターはこのクリーチャーではない別の存在だという噂が出始め、後にそれは《Kの反逆 キル・ザ・ボロフ》であることが判明した。
D2K ジゴクシヴァク SR 闇文明 (7) |
クリーチャー:デーモン・コマンド/マスター・イニシャルズ 7000 |
W・ブレイカー |
バトルゾーンに出た時、自分の他のクリーチャー1体を破壊してもよい。そうした場合、カードを2枚引く。 |
自分のクリーチャーが破壊された時、自分のD2フィールドがあれば、相手の手札をランダムに1枚捨てさせ、相手のクリーチャー1体を破壊する。 |
DMPP-28で実装。
2つ目の効果にハンデスが追加された一方で、1つ目の効果で自身を破壊できなくなった。
DMPP-28環境では、《Dの悪意 ワルスラー研究所》を起点にG・ゼロで《D2S 皇帝ワルスラ》を召喚し、次のターンにDスイッチで《皇帝ワルスラ》のコスト7を参照してバトルゾーンに出すクリーチャーとして《ジゴクシヴァク》が採用され、【青黒アダムスキー】が成立した。
《特攻人形ジェニー》や同弾収録の《ブレイン・タッチ》でハンデスしたり、初動のクリーチャーを《学校男》で破壊することが《研究所》を出すまでの時間稼ぎとして利用され、《ジゴクシヴァク》はそれらの自壊とも噛み合った優秀な組み合わせとなっていた。
しかしDMPB-06で《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》と《永久龍程式 Q.E.D.=X》が登場したことにより状況は一変。
環境に蔓延る多色の猛攻を豊富なS・トリガーで受け止めカウンターを仕掛けることで台頭した【ウェディング・イノセンス】に対し、【青黒アダムスキー】は盤面を青一色にできるため《ウェディング・イノセンス》のコスト軽減を抑えられ、元々フィニッシャーとして採用されていた《S級宇宙 アダムスキー》がシールドによる受けを許さないことから一気にトップメタの一角まで上り詰めた。
更に《研究所》に並ぶ優秀なドローソースと《アダムスキー》の侵略元を兼任できる《Q.E.D.=X》も採用されるようになった結果、「《皇帝ワルスラ》を参照できるコスト7」かつ「cipで除去ができる」という特徴が重なる《ジゴクシヴァク》は盤面に黒を残してしまうデメリットの方が重くなってしまい、席を追われることとなった。
本人は決して弱くないのだが、致命的に環境と噛み合わなかった惜しむべきカードと言える。
DMR-21で登場したマスター・イニシャルズサイクル。