【カウンターニバイケン】 [編集]
マッドネスを自分のカードで能動的に発動するギミックを主体としたデッキのひとつ。
【カウンターバイケン】および【青単カクラリコ】を逆札篇期仕様にチューンナップした。
DM26-RP1で《斬隠将撃龍ニバイケン》を獲得したことで発祥。
「DMGP2026-1st」Day2(オリジナル)でシノビの如く颯爽と現れては優勝を掻っ攫い話題を呼んだ。
一般には【カウンターバイケン】の呼び名である当デッキだが、このWikiではすでに同名ページが存在していることから、区別目的で便宜上このページ名とする。
基本青赤(+タッチ別文明)で組まれるが、青黒赤となるレシピも確認されている。
| 斬隠蒼頭龍バイケン SR 水文明 (6) |
| クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/シノビ 6000 |
| W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
| 相手のターンにこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりに出してもよい。そうしたら、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。 |
| 自分のシノビの「ニンジャ・ストライク」を使った時、カードを1枚引いてもよい。 |
| 斬隠将撃龍ニバイケン SR 水/火文明 (6) |
| クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/アーマード・ドラゴン/シノビ 6000 |
| ブロッカー |
| スピードアタッカー |
| W・ブレイカー |
| 相手のターンにこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりに出してもよい。 |
| このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。 |
| このクリーチャーがタップした時、カードを2枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。 |
| カクラリコ UC 水文明 (2) |
| クリーチャー:サイバーロード 2000 |
| 相手のクリーチャーが、召喚以外の方法で出た時、相手はそれを山札の上か下に置く。 |
| 相手のターン中に、このクリーチャーが離れた時、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、自身の手札を1枚捨てる。 |
主要カード [編集]
候補カード [編集]
旧式マッドネス誘発 [編集]
フィニッシャー [編集]
その他 [編集]
黒をタッチする場合 [編集]
オラトリオクルス型 [編集]
このデッキの回し方 [編集]
2ターン目に《カクラリコ》を立てるのが最良で、3ターン目から諸々のクリーチャーと合わせてごり押し。
そこから旧型マッドネスを誘発し、旧型マッドネスクリーチャーで革命チェンジなどを行って畳み掛ける。
長所 [編集]
置換効果は連鎖しないというルールから、マッドネスは相手の着地置換効果を無効化して出ることができる。
(ただし、後述するが相手の《地封龍 ギャイア》や《単騎連射 マグナム》などが存在していると、《裏斬隠 テンサイ・ハート》に悪影響がある。)
《PP-「P」》など、着地置換効果とマナ枚数超過メタの複合には早期ターンでもすべてのクリーチャーがすり抜けやすい。
相手がそのターンに一切クリーチャーを出していなくとも、ウラ・ニンジャ・ストライクやマッドネスでいとも簡単に《真気楼と誠偽感の決断》の自己コスト踏み倒し条件を満たせる。
相手ターン中のクリーチャーのコスト踏み倒しがメインなので、速攻メタにも強い。
手札誘発を始めとして2ドロー1ディスカード手段には困らず、流れで大量の手札を獲得できる。
除去力が高いため、ワンショットの際には大抵、既に相手の盤面はボロボロになっている。
攻撃を必要とするデッキで、クリーチャー、呪文、G城によるマッドネス誘発すべてを封殺することは非常に困難である。
《我竜塔第八層 バルザーク》は《エンドレス・フローズン・カーニバル》によってシールド焼却される対象であるため、そちらの効果を処理した後に《我竜塔第八層 バルザーク》の手札誘発が発動してマッドネスが出て来る。
本来唱えられた瞬間敗色濃厚である《エンドレス・フローズン・カーニバル》すらも返せるのである。
短所 [編集]
何より、コンボデッキなどの攻撃を全くしないデッキ、あるいは準備が整ったが最後アタックトリガータイミングが来た瞬間勝つデッキに対してはマッドネス誘発のチャンスが大幅に減る。
そういう意味では【ゴルギーオージャー】は絶望的な対面である。
着地置換効果に強いとはいえ、《単騎連射 マグナム》等によりマッドネス誘発要員である《裏斬隠 テンサイ・ハート》自体の着地を封じられると厳しい。
そこに《世界のY チャクラ・デル・フィン》や《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》など呪文ロックを添えられると、《カクラリコ》や《我竜塔第八層 バルザーク》を除いたマッドネス起動方法が機能不全に陥る。
NEO進化状態の《一音の妖精》等を筆頭に、着地置換効果ではないコスト踏み倒しメタ/出せない効果持ちも厄介。
1体のみかつ《バイケン》のバウンスで即座に除去できる状態なら問題ないが、耐性やアンタッチャブルで守られる・2体以上並んでいるなどの状況下だとマッドネスを1体しか展開できない。
《奇石 ミクセル》や《連射のカルマ ユキメ》など「着地後に除去する」タイプの踏み倒しメタもやや痛い。非ターン・プレイヤー側なので《斬隠将撃龍ニバイケン》は先に盤面から消されてしまい、効果バトルは何も除去できない。
対《洗打の妖精》はバウンスなので《斬隠蒼頭龍バイケン》を出して即座に手札に戻されてもマッドネスの弾丸こそは減らないものの、マッドネス発射のための砲台(シールド残数・手札誘発の残数)消耗に貢献されてしまう。例えばブレイクされた《我竜塔第八層 バルザーク》は墓地にいってしまって元には戻らない。
《カクラリコ》でのマッドネス誘発はあくまで相手ターン中に有効なため、早期に《カクラリコ》にパワーで勝るブロッカーが立つと《カクラリコ》でのマッドネス誘発ができなくなる。
また、動きの過程で手札交換が必須なため、現実的リスクとしてライブラリアウトが存在する。
耐性持ちが豊富なデッキの場合、マッドネスによる除去を耐えられそのまま押し込まれる場合も。
環境において [編集]
「DMGP2026-1st」時点では完全新規デッキで強さが未知数ながら、前述の通りDay2(オリジナル)で優勝。デッキカラーは【青赤カウンターニバイケン】だった。
【白青黒邪眼帝】が予選突破実績1位を獲得したメタゲームを読んだことも然ることながら、当日優勝者が最悪の対面である【ゴルギーオージャー】と1回もマッチングしなかった驚異的なマッチング運・くじ運も大きく、本人も自らそれを認めている。
公認グランプリ後すぐでは、【NEXミラダンテ】のような初見殺しデッキだという意見があった。
しかし、その実態は自由枠のかなり多いデッキであり、模倣されたデッキもその採用カードは多種多様となっていて、ギミックが周知されてなお勢いは衰えなかった。
グランプリ後は《旋略のS アドミラル・アレグル》《改竄の炎 ボルメテウス・ハック》などのメタ系、《偽りの希望 鬼丸「終斗」》のようなビートダウン要員、《単騎連射 マグナム》のようなクリーチャーによるカウンターへの対策札が発掘された。
また、《一王二命三眼槍》や《龍頭星雲人/零誕祭》を足してデッキカラーに本格的に闇が加わった【青黒赤カウンターニバイケン】という派生形も登場。
4月下旬には、《ブレイン・スラッシュ》との相性が良い《真気楼と誠偽感の決断》を4投し、《~邪眼帝 PARTⅡ~》を2投した【白青黒赤カウンターニバイケン】がCS優勝。
同時期に《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》+《“必駆”蛮触礼亞》のパッケージを取り込んだ、【赤青覇道】との折衷構築が47名規模のCSで準優勝。
単色マナになるという有意点を活かし、《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》と散らしての採用で《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》を投入した型も開拓された。
【ゴルギーオージャー】対策の《完全防御革命》にも食指が伸びてる。
《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》を採用した【青黒赤タッチ白カウンターニバイケン】の入賞も確認された。タッチ白の時点でコスト軽減&文明支払いの素出しは色が足りないものの《紅き団長 ドギラゴン悪》経由でなら盤面に出せる。大量展開メタは【ゴルギーオージャー】対策として有用。
次第に光を本格的に大した【白青黒赤カウンターニバイケン】が開拓された。《閃光の黄色 スパークイエロー》2枚程度採用してのタップキル、耐性付きブロッカー対策や、大量ドローを活かしてスーパーサブの《Dの牢閣 メメント守神宮》を引っ張り込む戦術が開拓されている。
4月末にはマッドネスが《斬隠将撃龍ニバイケン》単採用でメタに《改竄の炎 ボルメテウス・ハック》、《我竜塔第七層 ハッスル・キャッスル》、《創世竜 ゴルギーネクスト》が採用され、一般的な【カウンターニバイケン】のマッドネス誘発手段を何種類かカットした代わりに《皇天闘と炎天華の決断》を採用し、《轟腕のR ダグラジャパニカン》でのリソース確保や肉弾戦などを取り入れ、最後は《剣轟の団長 ドギラゴン王道》と《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》で詰める型である【白青赤緑ニバイケンドギラゴン王道】なるデッキが、46人参加のオリジナルのチャンピオンシップで3位入賞。
同時期のアドバンスでは、《逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル》や《セブ・マゴアクマン/ブルー・テレポートホール》を採用した型が開拓されている。
アドバンスCSにて《メテオキャノン・ドラゴン》を9枚目の旧式マッドネスとして採用した構築が優勝。
グランプリ翌週のオリジナルCSの入賞数ランキングは5位 (20件、6.8%)を記録。
グランプリ後も勢いを持ち続けたのは、やはり攻撃を必要としないコンボデッキ以外のデッキがこのデッキによるカウンターを完全に封じるのがそもそも困難で、よしんば完全にカウンター封じできたとしてもそのようなデッキが他のデッキへのある程度の勝率を確保できるかは非常に怪しいため。
参考までに2026年のゴールデンウィーク中には、メタで足止めしつつマッドネスとして単採用の《斬隠将撃龍ニバイケン》でも牽制し、3枚積みの《ブレイン・スラッシュ》でリソース化した墓地を活かし、最後に《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》や《CRYMAX ジャオウガ》で詰める【青黒赤ジャオウガ】なるデッキが、アドバンスの31人参加のチャンピオンシップで準優勝。
《ハープーン・ランチャー》採用型も開拓されている。G城を実行したところにこの呪文を合わせれば、相手はG城を差し引き実質2枚からS・トリガーが捲れるかどうか懸けなければならない。
《未来の法皇 ミラダンテSF》に革命チェンジして《禁呪と聖句の決断》で《∞龍 ゲンムエンペラー》による相手にとっての詰み盤面を形成する型も。
《裏切の決闘》を採用した型も上位入賞している。
4月最終週から5月初週のオリジナル集計では、CS入賞率10位(4.3%)。
入賞12件中、白青黒型が1件、白青赤緑型が2件、白青黒赤型が1件であった。
5月2週のオリジナルCS入賞数は12位 (1.9%)。
グランプリ直後の「すぐ消える」という予想を鑑みれば、十分よくやった方である。
この時点ですら「相手ターン中に展開するので、《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》のロックがほぼ効かない」は主張点となる。
5月3週には、押し込み手段として《邪闘 デンジャラシス》が発掘された。
同週のオリジナルCS入賞数は17位 (母数289件中3件、1.0%)。
【白黒赤ファイアー・バード】が19位 (母数289件中2件、0.7%)であることから、規制に次ぐ規制で弱体化し切った元環境の圧倒的一強と大体同じ程度の実績は未だに残している。
DM26-EX1発売後初平日には、【青単ビスマルク】折衷型の【青単カウンターニバイケン】がオリジナルの34人参加のチャンピオンシップを優勝。
《真気楼と誠偽感の決断》や《未来の法皇 ミラダンテSF》経由前提だが、《メアリー・ジェニーのお茶会》を採用した意欲作であった。
《メアリー・ジェニーのお茶会》はほぼほぼマッドネス誘発限定での採用だが、ただ4枚のリアニメイト対象である《冥土人形クリン・ラビィ》を呼び出せるという理由も一応はあった。
参考までに、同時期に【青赤緑カウンターニバイケン】が36人参加のオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞。
《PP-「P」》、《我竜塔第七層 ハッスル・キャッスル》などのリソース系、《燃え尽きぬ館 レッド・プロミネンス》のようなバトル補助とマナリソース化戦術用のカード、《Disノメノン》、《ワンダーチューン・MOTORS》のような肉弾戦用カード、《冥土人形クリン・ラビィ》のような【白青赤緑グッドスタッフドギラゴン】対策、《破壊の神遁バジル》のような【白青G城ウィリデ】対策、《裏斬隠 メッサー・シュミット》のようなその他防御札、《水上第九院 シャコガイル》のようなフィッシャーがそれぞれ採用されていた。
5月5週には【青赤緑カウンターニバイケンガイアッシュ覇道】なる型のデッキがオリジナルの56人参加のチャンピオンシップを準優勝。
《伝説龍覇 グレンアイラ》や《五番龍 レイクポーチャー ParZero》でのリソース戦術、《流星のガイアッシュ・カイザー》を含めたカウンターなどが持ち味。
また、《バロメアレディの黒像》型が開拓されたが、元々多色多めで闇単色マナに窮乏しやすいデッキなのでマナの調整の関係であろう。
サンプルレシピ [編集]
https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmgp2026b_decklist/ より
その他 [編集]
本デッキの突然の登場と活躍は大いに話題となり、デュエル・マスターズ プレイスにも代用カードである《蒼神龍バイケン》を用いた革命チェンジビート・カウンター双方の特徴を持つ【トリガーチュリス】なるデッキが見られるようになった。
参考 [編集]