【カウンターバイケン】 [編集]

《斬隠蒼頭龍バイケン》を中心に、マッドネスによるハンデス耐性、シノビによるクリーチャー耐性などを向上させた【青黒緑コントロール】

敵がコントロールビートダウンどちらであっても相応の対応力があり、ハンデス・マッドネス・マナブースト手札補充除去といった一般に強力とされる戦略を贅沢にデッキにつぎ込む。
2008年全国大会ギャラクシーリーグレギュラークラスで日本一となった。

当時猛威を振るっていた《ソウル・アドバンテージ》に対抗する形で生まれたため「カウンター」の名が付けられたと言われている。

斬隠蒼頭龍(きりがくれそうとうりゅう)バイケン SR 水文明 (6)
クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/シノビ 6000
W・ブレイカー
相手のターン中に、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。そうした場合、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
自分のシノビの「ニンジャ・ストライク」能力を使った時、カードを1枚引いてもよい。

主要カード [編集]

《斬隠蒼頭龍バイケン》マッドネス&シノビ補助。W・ブレイカー
《斬隠テンサイ・ジャニット》序盤の要
《デーモン・ハンド》トリガー確定除去。2枚以上がベター
《威牙の幻ハンゾウ》シノビ除去
《インフェルノ・サイン》《インフェルノ・ゲート》よりも優先
《エマージェンシー・タイフーン》マッドネス&リアニメイト補助
《魔龍バベルギヌス》強力リアニメイト

このデッキの回し方 [編集]

《青銅の鎧》などのマナブーストからスタート。相手がビートダウンの場合、《斬隠テンサイ・ジャニット》などのシノビで積極的に攻撃をいなす。
そこから《龍神ヘヴィ》などに繋げ、除去を繰り返しつつ序盤からの展開合戦をしのぐ。
終盤は相手に対して豊富な種類のカードで対応しつつ、キリュー・ジルヴェスなどを使ってフィニッシュ。キリューが使えなくとも、クリーチャーを展開しつつ、ある程度相手をコントロールしながら機を見計らって攻撃していく。
定型の流れが存在しないため、プレイングの難易度は高い。

その他 [編集]

ブロッカーがほとんど積まれないのが最大の特徴。その分のスペースに除去やシノビなどを増量し、シールドを破られながら防衛するのが基本姿勢となる。

神化編環境後期頃にはトップメタから落ちたものの、大量ハンデスが環境に入ってくると、【速攻】にも耐性があるのでいつトップメタに帰ってくるかわからないデッキタイプである。

  • 上記の通り強力なデッキだが、当然このデッキは2008年当時の殿堂レギュレーションの下で作られているため、現在これのコピーデッキを作って再現しても大会では使用不可能である。
    • 仮に2014年5月24日時点の殿堂レギュレーションを基準にすると、9種11枚が使用できない。そのため無理にリペアに差し替えてもデッキの4分の1を入れ替えることになり、もはや別デッキになるだろう。

参考 [編集]