タップ誘発 [編集]
「タップした時」または「タップされた時」が誘発条件の誘発型能力の俗称。
極神編 第2弾で初登場した。
幻神ドッコイ R 水/自然文明 (5) |
クリーチャー:ゴッド/ビーストフォーク/サイバー・ウイルス 4000+ |
自分のターン中、バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーすべてのパワーは+2000される。 |
G・リンク《界神オットー》の右横 |
このクリーチャーがリンクしていて、バトルゾーンにある相手のクリーチャーがタップされた時、カードを1枚引いてもよい。 |
ボルバルザーク・紫電・ドラゴン SR 火文明 (7) |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 7000 |
侍流ジェネレート |
各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。 |
W・ブレイカー |
奇石 サンローズ UC 光文明 (4) |
クリーチャー:メタリカ 3500 |
このクリーチャーがタップした時、光のコスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。 |
タップは様々な条件で発生する。攻撃やブロックした時はもちろん、《ホーリー・スパーク》でタップされても誘発する。
そのため、「攻撃する時」や「ブロックする時」の誘発条件も事実上内包していると言える。
例えば《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》のようなタップ誘発で2回攻撃持ちのクリーチャーは、攻撃する前に《ホーリー・スパーク》を受けても1回は攻撃でき、《光牙忍ハヤブサマル》でブロッカーを与えれば2回のブロックが可能になると、単純に「攻撃する時、アンタップする」能力よりも汎用性が高い。
「攻撃する時」と「ブロックする時」の両方のタイミングを活かせるタップ誘発持ちには、《極世接続 G.O.D.Z.A.》や《紫天連結 ネバーシデンド》などがいる。
効果コストとしてタップする能力に対して、タップ誘発でデザイナーズコンボを形成していることもある。ムゲンクライムに対する《戯具 ザンボロン》、ダイナモに対する「伝印」のサイクル、ハイパー化に対する《ボルシャック・疾・ピピッチ》などが存在している。
以下もある意味タップ誘発である。常在型能力をタップ誘発と呼ぶのは「状況誘発」と同じく俗称としての意味であることに注意。
など
アンタップ誘発 [編集]
- 「アンタップ誘発」と呼べるものもいくつか存在する。「アンタップした時」「アンタップする時」「アンタップされた時」の3パターンが存在する。
以下は2024年6月現在で存在する「アンタップ誘発」の一覧
※自己フリーズを持つため検索で引っかかるものは除外してある。例:《光器ドミニカ》《ルナ・リボルバーホイール》
参考 [編集]
公式Q&A
Q.《巡巡-スター》の「バトルゾーンに出た時」の能力で、タップしているクリーチャーを選んでタップしたり、アンタップしているクリーチャーを選んでアンタップすることはできますか?
A.はい、できます。ただし、そうした場合にタップやアンタップを条件とする誘発型能力が新たに誘発することはありません。
引用元(2020.5.22)
Q.バトルゾーンに相手の《「非道」の鬼 ゴウケン齋》がいて、お互いのシールドが6つ以下です。 この状況で、タップしてバトルゾーンに出た《天神兵ユーアイ》の「タップした時」の能力を使えますか?
A.いいえ、使えません。
バトルゾーンに出た時にタップされるのではなく、タップされた状態でバトルゾーンに出ます。
+
| | (総合ルール 110.4f)
| - 110.4f
- 状態定義効果は、カードがゾーンに置かれる際、その状態を変更させます。これらは置換効果同様に効果に割り込んで処理をしますが、置換効果として扱わず、複数の効果が同時に存在する場合、それらすべてが適用されます。置換効果によってカードが実際にそのゾーンに置かれない場合、状態定義効果は何もしません。
例:《永遠のリュウセイ・カイザー》、《緊縛の影バインド・シャドウ》、《「超感覚の聖狗」》、《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》
|
引用元(2020.6.26)
+
| | 類似裁定(2022.4.22)
| Q.相手の《アルカディアス・モモキング》がバトルゾーンにいる状況で、自分が《パラディソ <サイクリカ.Star>》を出す際、状態定義効果によってタップして出ました。この《パラディソ <サイクリカ.Star>》の「このクリーチャーがタップした時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。《アルカディアス・モモキング》の状態定義効果により、《パラディソ <サイクリカ.Star>》はタップ状態でバトルゾーンに出ます。出てからタップしているわけではないので、「タップした時」の能力もトリガーしません。
+
| | (総合ルール 603.2c)
| - 603.2c
- 「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。
例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。
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引用元
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Q.相手のターン中、相手の《首領竜 ゴルファンタジスタ》が攻撃し、自分は《聖沌大忍者 シキソクゼック》でブロックしました。
《首領竜 ゴルファンタジスタ》の「このクリーチャーがブロックされた時」の能力と、《聖沌大忍者 シキソクゼック》の「自分のメカが攻撃またはブロックした時」、「このクリーチャーがタップした時」の能力は、どのような順番で解決しますか?
A.「ブロックされた時」の能力と、「攻撃またはブロックした時」、「このクリーチャーがタップした時」は、すべて同タイミングでトリガーし、複数の能力が同時にトリガーしている場合はターン・プレイヤーの能力から順番に解決します。
まず、ターン・プレイヤーである相手の《首領竜 ゴルファンタジスタ》の能力を解決し、自分のシールドが3つブレイクされます。
ブレイクされたシールドの「S・トリガー」や「G・ストライク」の処理を終えた後、《聖沌大忍者 シキソクゼック》の「自分のメカが攻撃またはブロックした時」の能力と、「このクリーチャーがタップした時」の能力、また、「S・トリガー」で召喚したクリーチャーの「出た時」の能力などを、好きな順番で解決します。
上記をすべて解決した後、《首領竜 ゴルファンタジスタ》と《聖沌大忍者 シキソクゼック》がバトルします。
引用元(2023.6.23)